【女の子が成長して女性になる、そのままも突然変異もない】
※個人の特定を防ぐためにフェイクを入れて書いている箇所がありますが、大切なところはいじっていません※
Rさんという女性がいた。
今は40~50代くらいになっているのかな、日本一の国立大学を卒業して働いている優秀な女性です。
彼女の話してくれた歴史…彼女だけではなく、周りの女性たちの歴史が
「あああ…」
と苦しくなる、そして全然違う経験をしていてもどこか共鳴するものだったのだ。
それを書いてみます
Rさんは自分の故郷を
「昭和どころか、大正や明治で価値観が止まっていそうなド田舎」
と言った。
自称・真性田舎者の人達からは
「お前の出身地は全然田舎じゃねーよ!!」
「ガチの田舎を舐めるな!!」
「地方都市が田舎名乗るな不愉快!!」
と怒られていたけど、
「田舎だよ、あの町は時間が凍結された沼なんだよ」
と静かに返していたものだ。
Rさんは幼い頃からズバ抜けて頭が良かった。
それは隠しようの無い事実だったので、
「この子の頭なら、日本一の国立大学だって夢じゃない!」
と早くから才能を見出されて先生達は家族を説得した。
「女の子に学歴はいらないといっても、彼女だけは特別です!」
と。
全国模試を受けさせれば数百番台より上なことすらあった。
あの大学はその年に約3千人の新入生を受け入れるといわれていますから、まあ余裕だったのだ。
その圧倒的な事実に両親も喜び、快く進学サポートをした。
町の男性、特に高齢男性の嫉妬はすさまじいもので
「影で日向で悪口を言われ、呪われ、ますます田舎が嫌いになった」
と彼女。
「でも私、町の女性からはちっとも悪口言われなかった。
この町の希望だ、やっぱり女の子だってすごいんだ、応援してるよっていつも励ましてくれた。
私に呪いの言葉を吐いてきたのは祖母だけだったよ。
男達が喜ぶように私の悪口いって、つっかかってきて、それを見たおじいさん達が
「女って強えー怖-い、俺たち男で良かったわー」
「女は感情的だから嫉妬深いなー」
「やっぱり女の敵は女だな!!」
って大喜びする。
祖母から男性達への精神的接待だったんだよ。
無料でね」
めでたく現役合格し、おばあさん以外の家族は大喜び。
東京には応援してくれる大人の女性達はいなかったけど、攻撃してくる大人の男性達がいないことが快適で、東京で学び東京で働き、故郷に帰る回数はどんどん減っていく。
けれど…。
「祖母がいよいよ危ないって時に帰って、亡くなったその日も私はお見舞いに行った。
その時の祖母の全てが忘れられないよ。
ガリガリに痩せてミイラみたいで、うつろな目と悲しそうな声で、はっきり私に向ってこう言ったの。
「わたしは男の欲望に応えすぎた」
結局、女たちだけが祖母の最期に立ち会ってさ。
私以外みんな看護師や介護士の資格持ってる人達。
田舎の娘エリートコースだからね、それでも結婚したら辞めさせられて主婦になる。
無料で働いた彼女達は誰にも褒められないし感謝されない。
祖母のことは大嫌いだから死んでスッキリするはずだったのに、なんだかね。
私は祖母にやられたことをゆるさない。
あの人も苦労したから恨まないなんてぜったい思わない。
でも、年々あの人が哀れに思えてくるんだよね」
それはとても…。
とても、悲しい話だった…。
Rさんはこうも話していた。
「色んなところに転勤してみて、田舎でも住みやすい場所あるなって思えてきた。
でもそれは私の故郷じゃないから、私がよそ者だから快適なだけで、そこで生まれ育った人の気持ちはわからない。
私は東京や都会の嫌なところを何万個でもあげつらねられる。
それでも、私の産まれたあの田舎には帰りたくない」
あああああ…語彙不足。
この言葉に返せるものを、今の私は持たない。
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※個人の特定を防ぐためにフェイクを入れて書いている箇所がありますが、大切なところはいじっていません※
Rさんという女性がいた。
今は40~50代くらいになっているのかな、日本一の国立大学を卒業して働いている優秀な女性です。
彼女の話してくれた歴史…彼女だけではなく、周りの女性たちの歴史が
「あああ…」
と苦しくなる、そして全然違う経験をしていてもどこか共鳴するものだったのだ。
それを書いてみます
Rさんは自分の故郷を
「昭和どころか、大正や明治で価値観が止まっていそうなド田舎」
と言った。
自称・真性田舎者の人達からは
「お前の出身地は全然田舎じゃねーよ!!」
「ガチの田舎を舐めるな!!」
「地方都市が田舎名乗るな不愉快!!」
と怒られていたけど、
「田舎だよ、あの町は時間が凍結された沼なんだよ」
と静かに返していたものだ。
Rさんは幼い頃からズバ抜けて頭が良かった。
それは隠しようの無い事実だったので、
「この子の頭なら、日本一の国立大学だって夢じゃない!」
と早くから才能を見出されて先生達は家族を説得した。
「女の子に学歴はいらないといっても、彼女だけは特別です!」
と。
全国模試を受けさせれば数百番台より上なことすらあった。
あの大学はその年に約3千人の新入生を受け入れるといわれていますから、まあ余裕だったのだ。
その圧倒的な事実に両親も喜び、快く進学サポートをした。
町の男性、特に高齢男性の嫉妬はすさまじいもので
「影で日向で悪口を言われ、呪われ、ますます田舎が嫌いになった」
と彼女。
「でも私、町の女性からはちっとも悪口言われなかった。
この町の希望だ、やっぱり女の子だってすごいんだ、応援してるよっていつも励ましてくれた。
私に呪いの言葉を吐いてきたのは祖母だけだったよ。
男達が喜ぶように私の悪口いって、つっかかってきて、それを見たおじいさん達が
「女って強えー怖-い、俺たち男で良かったわー」
「女は感情的だから嫉妬深いなー」
「やっぱり女の敵は女だな!!」
って大喜びする。
祖母から男性達への精神的接待だったんだよ。
無料でね」
めでたく現役合格し、おばあさん以外の家族は大喜び。
東京には応援してくれる大人の女性達はいなかったけど、攻撃してくる大人の男性達がいないことが快適で、東京で学び東京で働き、故郷に帰る回数はどんどん減っていく。
けれど…。
「祖母がいよいよ危ないって時に帰って、亡くなったその日も私はお見舞いに行った。
その時の祖母の全てが忘れられないよ。
ガリガリに痩せてミイラみたいで、うつろな目と悲しそうな声で、はっきり私に向ってこう言ったの。
「わたしは男の欲望に応えすぎた」
結局、女たちだけが祖母の最期に立ち会ってさ。
私以外みんな看護師や介護士の資格持ってる人達。
田舎の娘エリートコースだからね、それでも結婚したら辞めさせられて主婦になる。
無料で働いた彼女達は誰にも褒められないし感謝されない。
祖母のことは大嫌いだから死んでスッキリするはずだったのに、なんだかね。
私は祖母にやられたことをゆるさない。
あの人も苦労したから恨まないなんてぜったい思わない。
でも、年々あの人が哀れに思えてくるんだよね」
それはとても…。
とても、悲しい話だった…。
Rさんはこうも話していた。
「色んなところに転勤してみて、田舎でも住みやすい場所あるなって思えてきた。
でもそれは私の故郷じゃないから、私がよそ者だから快適なだけで、そこで生まれ育った人の気持ちはわからない。
私は東京や都会の嫌なところを何万個でもあげつらねられる。
それでも、私の産まれたあの田舎には帰りたくない」
あああああ…語彙不足。
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