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時代は美の多様性へ…。

2025年03月09日 | 言いたい放題
【イメコン警察よりも窮屈だった時代?】

前回記事(→・2007年の自由研究。)で、2007年の日韓人気ドラマから“あの時代”の美や女の子のあり方ってこう強制されていたんじゃない?と考察してみました。

18年前…だからだいたい20年前の世界観です。

んー。

昨今、

「イメコン警察してんじゃねえよ!!」

と嫌気が差している人が多いと聞きます。

イメコン知識を錦の御旗(=官軍の旗。御上の意志を示す印として掲げられる旗。 転じて、自らを正当化するための権威や大義などを形容する際に用いられる)のごとく扱って、

「似合わない」

「美しくない」

「そんなんじゃダメ」

と人様にあーだこーだ言うのをイメコン警察と言うのかな?

おそらく…20年前の

「これ以外認めない」

「外れたものは迫害して良し」

な空気は、イメコン警察をはるかにしのぐ規模だったんじゃなかろうか。


ファッション・メイク・女性のコミュニケーション術、の3つはもう特に!!

流行の型がしっかりと決まっていて、それしかない。

今でも

「今の流行りがイエベ(orブルベ)○カラーだから、それ以外を探すのが大変」

「流行のコスメは色が自分に合わない」

って悩むけど、当時は本当に流行りの1~2型しなかったらしいです。

ブルベ冬の青みシャドウが流行ればそれだけ、ヌーディーなベージュリップグロスが流行ればそればかり。

今は4シーズンカラーまんべんなくそれでも売ってますし、ファッションテイストもまだ多様だと感じるなあ。

20年前は今よりもっとあからさまに…似合う・本人が好き、そんなことにはなんの価値もないって思わせられた時代。

「流行じゃないからダサい、ダサいのは笑って見下してよい、しかもそれを嫌がったり反抗してはいけない」

こんな空気…だった気がしてならない。

ファッションは時代の一部で、広く当てはまる。

当時オタクと呼ばれた二次元文化好きの人々が

「学校や会社では恐ろしくてぜったい趣味を公言できなかった」

というのが証明なんじゃないかな?

あ、女性が若いうちに結婚・妊娠・出産、を周りに強制され笑われたのもそうか…20年前もたいがい…野蛮だったのか…自分はまだ子どもでわかってなかったのかも

何が多様性だ、前時代的じゃないかと思っても、やっぱり20年前とはずい分違ってるみたいです。

昔の画一化計画はヤバイ。


時代に合う人は、良かったでしょうけどね。

人それぞれだからなあ。

うーん。

創作物は時代を写す鏡。

先輩達は時代の証言者。

己の記憶も、また…。

生きるって不思議ですね。

あっ!

これも書こう。

とはいえ、不自由に思える20年前でもことジェンダーに関しては実は今より自由だった気がします。

この流行思想も今年(2025年)生き残るかわかりませんが、20年代のジェンダーは押しつけが強かった。

戦隊モノが好きなら心が男の子、プリンセスが好きなら心が女の子、と決めつけることの多いことったら!

「ウンチャンは女性で、格闘技が好きで、鍛錬してとても強い人」

「良太郎は男性で、とても優しくて、思いやりがある人」

心のありように男女二元論はありません。

ウンチャン(『コーヒープリンス』の主人公)はウンチャンらしかったのであり、良太郎(『電王』の主人公)は良太郎らしかった。

それだけ…。






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