【銅鍋も、シャンデリアも】
文章にしてしまうと電波ですが…ってまず最初に書いておく(笑)。
数十年、百年と存在しているもの言わぬ“物質”は、語ってくれそうな気がするものだ。
今も使えるふるーい銅鍋、権力者と共に生きてきたであろうシャンデリア。
アンティークもセミアンティークも…実用品はヴィンテージ?も。
まあ、実際に耳で声が聞こえちゃったらそれはスピリチュアルではなく脳の病気(不調)ですが、感じ取る…ってあるよね。
もしも彼らが口をきけたなら、
「話せば長くなるよ」
「あまり楽しい思い出はないんだ」
こんな感じに話してくれるのだろう。
【我々は語る力がある】
さて。
もの言えぬ物質と違い、命ある我々には語る力がある。
口に出したり、文章にしたり、態度で示したり。
特に言葉にすることはとても大きな力を持ってると私は信じてる。
特に辛い思い出にまつわる自分の気持ち、感情を
「自分が」
言葉にすると大きな癒しになるのだ。
あれはふ~しぎよ~(『聖☆おにいさん』の松田さんがよく使う語尾)。
昇華の一種なのだろうか。
【昇華】しょう・か
1.固体が液状になることなく直接に気体になること。また、その逆の変化。
2.精神分析の用語。社会的に認められない欲求や無意識的な性的エネルギーが、芸術的活動・宗教的活動など社会的に価値あるものに置換されること。
3.物事がさらに高次の状態へ一段と高められること。
~~~
んー辞書ひくと、まあこう出ますな。
私の考える感情の昇華は…。
たとえば、子ども時代に殴られて育った人が、その悲しみに代表される様々な感情や思考を
「感じないように、考えないように」
と己の心を凍結するように耐えるだけだと、自分が大人になったときに配偶者や子どもを殴る虐待連鎖を起こすことがある。
(残念ながらとてもとても多い)
けれど、被害者だった時の“心”をしっかりと己が言葉にして認めると…きちんと怒りはかつての加害者に対してわくようになり、現在の被害者に向かう確率を下げられるんじゃないか。
これが私の考える昇華だな。
「辛い歴史からくる悲劇連鎖を断ち切る」
と書けばいいのかな。
この過去記事(→・イグアナの息子。)に書かせてもらった若きお父さんは肉体的暴力はやってなかったけど、精神的暴力に近いこと…してたよね。
言葉に出してなかったならまだ救いがあるが、お父さんに気持ち悪いエイリアンだと思われるって率直にいって地獄でしかないだろう。
妹はかわいいと思えたっていう不平等さが拍車をかける。
記事を読んでいただければわかりますが、このお父さんは
「両親にはずいぶんやられた。
かわいがられたことはない」
という辛い辛い幼少期~青年期を耐えていました。
それを自覚もしてなかった。
でも時代の変化と己の歩み寄りで
「あれは虐待だった」
と気付いたんだですよね。
そして一部かもしれないけど凍結していた感情を受け入れはじめた。
最終的にビッグバンが起こって、子ども時代の自分を癒したんだろう。
そしたらちゃんと息子さんを一人の、自分とは違う尊い命だと思えてかわいいと感じられるようになった。
インナーチャイルド(スピリチュアル用語で、傷ついたかつての自分って意味)・過去のトラウマ、それらが息子さんと重なってしまっていたんじゃないかと私は考えている。
「俺を怒らせるなー!!!!」
はモラハラ・DV加害者の常套句なわけだけど、実は相手が怒らせているんじゃなくて、目の前の現実(人、事象)に己のトラウマフィルターが発動して自分が怒りで防御反応してたりする。
これは田房永子さんの『キレる私をやめたい』で詳しく描いてあるよ。
(感想記事あります。→・コミックエッセイ『キレる私をやめたい』。)
救い出してほしいよね…永久凍土の中で助けてくれと今でもうったえている自分自身を。
【『ねほりんぱほりん』観て思ったのだ】
この話を書いたきっかけは、NHKの『ねほりんぱほりん』の
「我が子を虐待した人」
回と、先日放送していた
「その後のあの人スペシャル」
的な回で元・加害者の男性が2回出演されていたからだ。
男性は自分もまた、幼少期に虐待されていたのだそうです。
カウンセリングでもセッションでもないから仕方ないのかもしれないけど、彼の加害ばかりを聞いて、被害者時代のことはあまり聞かない。
さらっとは語ってたけどね。
私は、彼のこの傷ついた歴史を、耐えた想いこそを聞きたいって思ったんだよね。
そこできっと、彼のインナーチャイルドは待っている。
だって彼のやってること、私には傷ついた子どもにしか思えなかったから。
モンスター化した(今は更正プログラムに通われて変わっているので、過去の話ですよ)子どもが
「ボクを見てーっっっ!!!」
「ボクの声を聞いてーっっ!!!」
って暴れてるようだったよ。
「今からでも子どもをやりきれば、あなたは大人になれる」
ってたしかクラウディア・ブラック(虐待・依存症の親子連鎖について書いた本『私は親のようにならないーアルコホリックの子供たち』の作者)の言葉だったかと記憶していますが…それが第一歩だと思うんだよ私は。
更正プログラムに入っているのかな~。
語ってほしい。
自分の物語を、歴史を。
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※モテ服関連記事・まとめ。
文章にしてしまうと電波ですが…ってまず最初に書いておく(笑)。
数十年、百年と存在しているもの言わぬ“物質”は、語ってくれそうな気がするものだ。
今も使えるふるーい銅鍋、権力者と共に生きてきたであろうシャンデリア。
アンティークもセミアンティークも…実用品はヴィンテージ?も。
まあ、実際に耳で声が聞こえちゃったらそれはスピリチュアルではなく脳の病気(不調)ですが、感じ取る…ってあるよね。
もしも彼らが口をきけたなら、
「話せば長くなるよ」
「あまり楽しい思い出はないんだ」
こんな感じに話してくれるのだろう。
【我々は語る力がある】
さて。
もの言えぬ物質と違い、命ある我々には語る力がある。
口に出したり、文章にしたり、態度で示したり。
特に言葉にすることはとても大きな力を持ってると私は信じてる。
特に辛い思い出にまつわる自分の気持ち、感情を
「自分が」
言葉にすると大きな癒しになるのだ。
あれはふ~しぎよ~(『聖☆おにいさん』の松田さんがよく使う語尾)。
昇華の一種なのだろうか。
【昇華】しょう・か
1.固体が液状になることなく直接に気体になること。また、その逆の変化。
2.精神分析の用語。社会的に認められない欲求や無意識的な性的エネルギーが、芸術的活動・宗教的活動など社会的に価値あるものに置換されること。
3.物事がさらに高次の状態へ一段と高められること。
~~~
んー辞書ひくと、まあこう出ますな。
私の考える感情の昇華は…。
たとえば、子ども時代に殴られて育った人が、その悲しみに代表される様々な感情や思考を
「感じないように、考えないように」
と己の心を凍結するように耐えるだけだと、自分が大人になったときに配偶者や子どもを殴る虐待連鎖を起こすことがある。
(残念ながらとてもとても多い)
けれど、被害者だった時の“心”をしっかりと己が言葉にして認めると…きちんと怒りはかつての加害者に対してわくようになり、現在の被害者に向かう確率を下げられるんじゃないか。
これが私の考える昇華だな。
「辛い歴史からくる悲劇連鎖を断ち切る」
と書けばいいのかな。
この過去記事(→・イグアナの息子。)に書かせてもらった若きお父さんは肉体的暴力はやってなかったけど、精神的暴力に近いこと…してたよね。
言葉に出してなかったならまだ救いがあるが、お父さんに気持ち悪いエイリアンだと思われるって率直にいって地獄でしかないだろう。
妹はかわいいと思えたっていう不平等さが拍車をかける。
記事を読んでいただければわかりますが、このお父さんは
「両親にはずいぶんやられた。
かわいがられたことはない」
という辛い辛い幼少期~青年期を耐えていました。
それを自覚もしてなかった。
でも時代の変化と己の歩み寄りで
「あれは虐待だった」
と気付いたんだですよね。
そして一部かもしれないけど凍結していた感情を受け入れはじめた。
最終的にビッグバンが起こって、子ども時代の自分を癒したんだろう。
そしたらちゃんと息子さんを一人の、自分とは違う尊い命だと思えてかわいいと感じられるようになった。
インナーチャイルド(スピリチュアル用語で、傷ついたかつての自分って意味)・過去のトラウマ、それらが息子さんと重なってしまっていたんじゃないかと私は考えている。
「俺を怒らせるなー!!!!」
はモラハラ・DV加害者の常套句なわけだけど、実は相手が怒らせているんじゃなくて、目の前の現実(人、事象)に己のトラウマフィルターが発動して自分が怒りで防御反応してたりする。
これは田房永子さんの『キレる私をやめたい』で詳しく描いてあるよ。
(感想記事あります。→・コミックエッセイ『キレる私をやめたい』。)
救い出してほしいよね…永久凍土の中で助けてくれと今でもうったえている自分自身を。
【『ねほりんぱほりん』観て思ったのだ】
この話を書いたきっかけは、NHKの『ねほりんぱほりん』の
「我が子を虐待した人」
回と、先日放送していた
「その後のあの人スペシャル」
的な回で元・加害者の男性が2回出演されていたからだ。
男性は自分もまた、幼少期に虐待されていたのだそうです。
カウンセリングでもセッションでもないから仕方ないのかもしれないけど、彼の加害ばかりを聞いて、被害者時代のことはあまり聞かない。
さらっとは語ってたけどね。
私は、彼のこの傷ついた歴史を、耐えた想いこそを聞きたいって思ったんだよね。
そこできっと、彼のインナーチャイルドは待っている。
だって彼のやってること、私には傷ついた子どもにしか思えなかったから。
モンスター化した(今は更正プログラムに通われて変わっているので、過去の話ですよ)子どもが
「ボクを見てーっっっ!!!」
「ボクの声を聞いてーっっ!!!」
って暴れてるようだったよ。
「今からでも子どもをやりきれば、あなたは大人になれる」
ってたしかクラウディア・ブラック(虐待・依存症の親子連鎖について書いた本『私は親のようにならないーアルコホリックの子供たち』の作者)の言葉だったかと記憶していますが…それが第一歩だと思うんだよ私は。
更正プログラムに入っているのかな~。
語ってほしい。
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