【そりゃ、私は嫌ですけど】
昔、
「カッコいいなー」
と思った男の子とデートしたのだが、すさまじく前時代的というか妄想っぽいというか男尊女卑っぽい??ので二度とデートすることはなかった。
彼との一度切りのデートはある意味鉄板のネタになったのだけど、ブログでは書いたことなかった気がする。
今回書きたいこととつながるので書いてみると…。
「…」
となったポイントはこのへん。
・待ち合わせで俺より遅れてくるな
…約束した時間の10分以上前にお互いほぼ同時に待ち合わせ場所についたのだが、
「女なんだから俺より早く来てなきゃダメだろ」
とサラッと言われる。
↓
「九州のご出身かな?」
と聞いたら
「?生まれも育ちも東京だが」
とキッパリ返された。
・お茶を注ぐのは女の仕事だろ
…真冬にデートしたのでお互いに温かい紅茶を注文したら、両方ポットサービスできた。
日本のお店は店員さんが注いでくれることも多いけれど、厳粛な本場のマナーだとお客さんが自分で注ぐのが正解なので、そのお店はそのスタイルだった。
自分の分を注いでたら
「おい、俺の茶から注げよ、男なんだから」
と、これも当然のように求められた。
↓
内心もうここで終わり。
気分悪くさせない程度に振舞ってさっさと解散しようと決意。
「…ケーキも私が食べさせてあげようか?」
と言ったら
「え、それは外では恥ずかしいから…(ぽっ)」
照れて返されて可愛かったけど、付き合ったら毎度それ求められそうなガチ感があった。
・エロい服を着るな
…その時の私は鎖骨が見えるセーターと膝が見える丈のスカート、柄入りのタイツをはいていた(たしか…うろおぼえ)。
ら、
「俺と付き合うなら、俺がいいっていう時以外はそういうエロい格好するな」(←別にまだお互い好きとも付き合うとも言ってない)
と言う。
「えっ全然セクシー系の服ではなくない?(むしろ初回だから全力で清純系で固めた)」
と聞くと
「鎖骨も膝も見せるな、胸を強調するな、普通の黒いタイツをはけ」
ですって。
ミニ丈が普通の時代だったのにね…。
…。
まあこんな感じで。
無理だったよね。
「男だから」
とお茶代は全額払ってくれたし、パスモにたっぷり5千円チャージしてくれたし、
「ちゃんと家まで送って、しっかり扉が閉まるまで見届けないと」
とエスコートしようとしてくれたんで
「やなやつやなやつやなやつ」(『耳をすませば』の雫ちゃん)
とは思わなかったけど…うん…なんかね…前時代的でしょ。
遺恨を残したくなかったからどれも
「いいっていいって、そんなことしてくれなくて!!
お茶代も交通費も自分で払えるからー!!」
と断ったけれど、家まで送る以外はサッサとやってくれてしまった。
(お茶代と5千円本当にありがとうございました)
伝統的に、
「私にはもったいない御方ですから(付き合うのは無理です)」
と断ったんだけど、しばらく熱い恋文(メール)が届いた…さすがにずっと無視すればあきらめてくれましたけどね。
彼の信じる、というか刷り込まれた“女らしさ”を全力で恋人候補生に押し付ける一方で“男らしさ”を己にも課していた人だったなー。
あのスタイルが彼もお相手さまもストレスなくこなせるならベストカップルになれるのだろうけど…うーん
【男らしさは女らしさを強制する、その逆も】
伝統的な女らしさ・男らしさが強い異性が好みで、そういう人と付き合いたい・結婚したいっていうのは個人の自由だと思う。
けれど、そう割り切れる人はきっと少なくて異性全般に理想や思い込みを強制してしまいがち。
とあるレディーもそうだった。
色んな殿方とデートしてはみるけれど
「全然男らしくなくて嫌になっちゃって、2回目3回目のデートになかなかこぎつけられない」
という彼女。
こんな理想をお持ちでした。
「男なんだから」
・虫を怖がらず駆除してほしい。
・体育会系であってほしい、文化系なんてナヨナヨしててキモい。←このまんま言った。
・美容行為なんてしないでほしい。
・車の運転が上手でなきゃダメ。
・地図に強くなきゃダメ。
・けして弱音をはかずいつも強くなきゃダメ。
…なんだろう…平成前期どころか昭和時代、あるいは明治生まれのおばあちゃま??
明治生まれのコンピューターおばあちゃん??(昔々の子ども向けソング)
自覚はないのでしょうけど、すさまじい差別心を感じてしまいました。
それはちょっと~と思ったので、
「そういう人が理想なのは好みだからいいけれど、男性全般に自分の理想通りであれって求めるのはどうだろう。
自分がさ、前時代的な男性に
男の浮気は甲斐性だけど女の浮気は姦通罪、死すべし!
だの
若くて綺麗な女だけが価値がある、年増は黙ってろ!
だの
子どもを産み育てることが女の義務!
義務を果たさない女は極刑に処すべし!
って言われたら嫌じゃない?
違うようで近いことしてると私は感じるんだけど…」
と伝えてみたら、レディーは少し考えて
「…すごく嫌…かも…。
えっ私のしてたことって、もしかして同じ??」
とうろたえていらっしゃった。
うん、私の挙げた例ほど極端じゃないけど根源的なことは同じだと思うんだな。
無意識にかもしれないけど、呪いをかけている。
そして人を呪わば穴ふたつで、自分も呪っている。
私はそう感じたのだ。
もっと人間は…命は個性的でカラフル。
女だから、男だから、って言葉で表せない魅力を持っていると思うんだよね。
洗脳の結果の思い込みのせいで、実は存在する素晴らしさに気付けないどころか悪扱いするのは悲しい…。
明治・大正・昭和・平成を経て今は令和。
変わると…いいこと多いと私は思うんだけどな。
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昔、
「カッコいいなー」
と思った男の子とデートしたのだが、すさまじく前時代的というか妄想っぽいというか男尊女卑っぽい??ので二度とデートすることはなかった。
彼との一度切りのデートはある意味鉄板のネタになったのだけど、ブログでは書いたことなかった気がする。
今回書きたいこととつながるので書いてみると…。
「…」
となったポイントはこのへん。
・待ち合わせで俺より遅れてくるな
…約束した時間の10分以上前にお互いほぼ同時に待ち合わせ場所についたのだが、
「女なんだから俺より早く来てなきゃダメだろ」
とサラッと言われる。
↓
「九州のご出身かな?」
と聞いたら
「?生まれも育ちも東京だが」
とキッパリ返された。
・お茶を注ぐのは女の仕事だろ
…真冬にデートしたのでお互いに温かい紅茶を注文したら、両方ポットサービスできた。
日本のお店は店員さんが注いでくれることも多いけれど、厳粛な本場のマナーだとお客さんが自分で注ぐのが正解なので、そのお店はそのスタイルだった。
自分の分を注いでたら
「おい、俺の茶から注げよ、男なんだから」
と、これも当然のように求められた。
↓
内心もうここで終わり。
気分悪くさせない程度に振舞ってさっさと解散しようと決意。
「…ケーキも私が食べさせてあげようか?」
と言ったら
「え、それは外では恥ずかしいから…(ぽっ)」
照れて返されて可愛かったけど、付き合ったら毎度それ求められそうなガチ感があった。
・エロい服を着るな
…その時の私は鎖骨が見えるセーターと膝が見える丈のスカート、柄入りのタイツをはいていた(たしか…うろおぼえ)。
ら、
「俺と付き合うなら、俺がいいっていう時以外はそういうエロい格好するな」(←別にまだお互い好きとも付き合うとも言ってない)
と言う。
「えっ全然セクシー系の服ではなくない?(むしろ初回だから全力で清純系で固めた)」
と聞くと
「鎖骨も膝も見せるな、胸を強調するな、普通の黒いタイツをはけ」
ですって。
ミニ丈が普通の時代だったのにね…。
…。
まあこんな感じで。
無理だったよね。
「男だから」
とお茶代は全額払ってくれたし、パスモにたっぷり5千円チャージしてくれたし、
「ちゃんと家まで送って、しっかり扉が閉まるまで見届けないと」
とエスコートしようとしてくれたんで
「やなやつやなやつやなやつ」(『耳をすませば』の雫ちゃん)
とは思わなかったけど…うん…なんかね…前時代的でしょ。
遺恨を残したくなかったからどれも
「いいっていいって、そんなことしてくれなくて!!
お茶代も交通費も自分で払えるからー!!」
と断ったけれど、家まで送る以外はサッサとやってくれてしまった。
(お茶代と5千円本当にありがとうございました)
伝統的に、
「私にはもったいない御方ですから(付き合うのは無理です)」
と断ったんだけど、しばらく熱い恋文(メール)が届いた…さすがにずっと無視すればあきらめてくれましたけどね。
彼の信じる、というか刷り込まれた“女らしさ”を全力で恋人候補生に押し付ける一方で“男らしさ”を己にも課していた人だったなー。
あのスタイルが彼もお相手さまもストレスなくこなせるならベストカップルになれるのだろうけど…うーん
【男らしさは女らしさを強制する、その逆も】
伝統的な女らしさ・男らしさが強い異性が好みで、そういう人と付き合いたい・結婚したいっていうのは個人の自由だと思う。
けれど、そう割り切れる人はきっと少なくて異性全般に理想や思い込みを強制してしまいがち。
とあるレディーもそうだった。
色んな殿方とデートしてはみるけれど
「全然男らしくなくて嫌になっちゃって、2回目3回目のデートになかなかこぎつけられない」
という彼女。
こんな理想をお持ちでした。
「男なんだから」
・虫を怖がらず駆除してほしい。
・体育会系であってほしい、文化系なんてナヨナヨしててキモい。←このまんま言った。
・美容行為なんてしないでほしい。
・車の運転が上手でなきゃダメ。
・地図に強くなきゃダメ。
・けして弱音をはかずいつも強くなきゃダメ。
…なんだろう…平成前期どころか昭和時代、あるいは明治生まれのおばあちゃま??
明治生まれのコンピューターおばあちゃん??(昔々の子ども向けソング)
自覚はないのでしょうけど、すさまじい差別心を感じてしまいました。
それはちょっと~と思ったので、
「そういう人が理想なのは好みだからいいけれど、男性全般に自分の理想通りであれって求めるのはどうだろう。
自分がさ、前時代的な男性に
男の浮気は甲斐性だけど女の浮気は姦通罪、死すべし!
だの
若くて綺麗な女だけが価値がある、年増は黙ってろ!
だの
子どもを産み育てることが女の義務!
義務を果たさない女は極刑に処すべし!
って言われたら嫌じゃない?
違うようで近いことしてると私は感じるんだけど…」
と伝えてみたら、レディーは少し考えて
「…すごく嫌…かも…。
えっ私のしてたことって、もしかして同じ??」
とうろたえていらっしゃった。
うん、私の挙げた例ほど極端じゃないけど根源的なことは同じだと思うんだな。
無意識にかもしれないけど、呪いをかけている。
そして人を呪わば穴ふたつで、自分も呪っている。
私はそう感じたのだ。
もっと人間は…命は個性的でカラフル。
女だから、男だから、って言葉で表せない魅力を持っていると思うんだよね。
洗脳の結果の思い込みのせいで、実は存在する素晴らしさに気付けないどころか悪扱いするのは悲しい…。
明治・大正・昭和・平成を経て今は令和。
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