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NIPPON幼い×かわいい至上主義。

2021年09月07日 | 言いたい放題
【幼い×かわいい最盛期か】

おばあちゃん→お母さん→自分と3世代で宝塚を愛するレディーがこうおっしゃった。

「最近、少年少女みたいなキュート系タカラジェンヌばっかり。

 私は上品な色気ただよう美男美女が見たいのに。

 柴田作品は特に大人の魅力が出せるスターにこそ似合うのに…」

二次元(漫画、アニメ、ゲームなど)もイメコンも愛するレディーはこうおっしゃった。

「二次元の世界ではさ、ぜったいヒーローもヒロインも童顔で素直でかわいいタイプなんだよ。

 大人っぽい美形は脇役だし、華やかなタイプは悪役。

 つまり、かわいいが正義って二次元は刷り込んでるわけよ。

 鬼滅筆頭に、丸顔のかわいい子どもっぽいキャラクター造形してるでしょ」

そして海外生活を経験した人は異口同音に帰ってくるとこんな反応をする。

「日本に帰ってくると、芸能人が子どもか子どもに見える童顔タイプか、あとはおじいさん達で驚き。

 しつこく年齢が明記されるのも信じられない。

 この国には子どもかおじいさんしかテレビに映さないの?」

わかる。

おそらく最近の日本は幼げ可愛いの最盛期なんじゃなかろうか。


日本人はもともと、童顔であどけなくていつまでも子どものようなタイプが多いとは言われている。

数百年前の外国で記録された書物にも記録されているというし、戦前のフィルムにうつる一般の日本人は子どものような外見と振る舞いをしてる人が多いらしい。

見慣れてるものを好きになる、というのは人間の当たり前の習性なので

「だから日本人は幼げキュートタイプが好きなのかな」

とも考えられるのだけど…。

なんかちょっと前時代を見てみるとそれだけではなさそうなんだよね。

【好景気→不景気の変化で】

私は実際にその時代を体験したわけじゃないのだけど、戦後~バブル時代までの好景気時代は

「大人っぽく、ワガママな振る舞いをするセクシーなタイプが大変モテた」

んだって。

あ、女性ね。

今見ると大したことないんだけど、露出多め・メイク強めなのが需要あったそうなんですよ。

お金は心の余裕、余裕があるとそういうタイプがもてはやされるようになるのか…。

その後バブルがはじけ、どんどん国が貧しくなり、その頃大衆ウケした概念が“癒し系”と呼ばれるものだったそうです。

弱く可憐な小動物、やさしーくおだやかでナチュラルメイク&ファッションの女性などなど。

お金がかかることを求めず、純朴そうな顔立ちに巨乳ちゃんとかさ。

疲れてると強いのが嫌なのか。

あるいは、強いストレスをぶつけても逃げられない弱い存在を求めるのか…怖くなってきたな。

その後、私が知ってるとこだとAKBが社会現象になったりしたのからわかるように、ますます

「キュート」

「子ども」

が商品化されていくのだけど…。

かわいい、も幼い、も

「無力」

「弱い」

が切り離せないイメージ…。

うーむ。

【人を呪わば穴ふたつじゃ】

人の好みは千差万別ですが、日本はエイジズムを切り離して考えることはできない。

特に女性。

大学1年生じゃなくなった瞬間から

「ババ○」

扱いされる文化…ブルブル…。

これはジェンダーの分野になるので詳しく知りたい人はその道の本を読んでもらうとして。

じゃあ男性がエイジズムから保護されて治外法権を有しているかというと、そんなことない気がしてる。

「人を呪わば穴ふたつ」

という言葉がありますが、女子にかわいい・若い(幼い)を求めた結果、それは彼女達の価値観にも育まれている。

古い時代の人は

「男性が年上なのは大丈夫」

と言うが、実際恋活・婚活で25才の女性が30代・40代の男性を希望することはまずないと言われている。

「同世代で」

ってなるのよ。

若い人とご縁を持つには若さが必要だということ。

すごい美形だとか大金持ちだとか飛び道具があれば別だけどさ…。

実際にコミュニケーションして好きになる恋愛とは別なのだといいます。

そして、明らかに若くなればなるほど男性にも身だしなみや美を求めてる。

「女だけ」

「男だけ」

じゃなくなってるんだよね。

ボーダーレスのひとつだろうか。

【話を戻して、かわいい×幼い至上主義を薄めるには】

話を戻して、幼さ・かわいさを尊ぶ文化にどっぷり浸かっちゃうと、

「もう若くない自分はダメだ…」

「自分はかわいい系じゃないからダメだ…」

と自信をなくしてしまう人が必ずいるものです。

ひとつの世界・似たような世界しか知らないと、それが全てになってしまいますからね。

特に女性が呪われてしまいがち。

そんな呪いを弱めるには、この世界が全てじゃないと知るのが良いでしょう。

例えば、私の知ってる例ですと、長身(175センチ)でゴージャスな雰囲気の美女は

「小さくて可愛いタイプじゃないから私なんか恋愛も結婚もできないんだ…」

と思春期時代絶望していたという。

でも実際適齢期になったら全然モテないなんてことなくて、婚活では基本大人気。

マッチングしたお相手たちは

「だって美人だし…」

「脚がすごく綺麗」

と言ってて、低身長もロリかわも求めてない人はたくさんいたのですよ。

あと、国際結婚した先生(当時アラフォー)は

「日本だと化粧もしない、スカートもはかない、メガネの私は男に壁のシミ扱いされた。

 でもフランスに行ったら、ダサくても真面目に仕事して生活してるのは魅力的って受けとる男性がいた。

 というかダサいのが普通だった。

 いつの間にか恋して結婚してたよ」

と言ってたよ。

フランスにもおしゃれな人はたくさんいるだろうけど、彼女はこう言ってたのでそのまま…。

恋も結婚も求めてないよ、って人には外国の大人っぽい魅力的なスターさんを見るのがオススメ。

海外ドラマ、洋画、あとアジアでも日本・台湾は童顔スターが多いけど韓国・中国などはそうでもない気がする。

大人っぽい美人たくさんいない?

ファン・ビンビンさましかり、ソン・イェジンさま(『愛の不時着』)しかり。

アジアのアイドルさんは大人っぽい魅力の人はいるけど、低年齢しばり感は否めないかも…。

昔々のハリウッドスターもいいね。

永遠の妖精といわれるオードリー・ヘップバーンさまだって全然大人っぽいよ。

あと日本で人気あるのはマリリン・モンローさまやグレース・ケリーさまか。

年若いときでも今の価値観からすると断然大人らしい。

幼げキュートが好きなままでもいいけど、

「それが全てじゃない」

って知るといいんじゃないかな。








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