「あそこにあるカバン、誰のですか?カラスに荒らされてますよぉ!」
テニスをしていたら、管理人さんの声です。
○○さんが、
「あ、わたしのでぇ~す」
「カラスにやられています。食べ物、入っていませんかぁ~?」
大きな声で、
「あ、入っていませぇ~ん」
今度は、テニスの仲間内にだけ聞こえるように
「食べ物は、入っていないはず。入ってないから、大丈夫なんだけど」
また、管理人さんの声が、
「カバン、誰のですかぁ~」
「私のでぇ~す。今、行きまぁ~す」
カバンの方へ走って行きます。
実は彼、今日の練習は1時間後、別クラブでの予定です。
こちらに来て、準備体操、おしゃべり中に、プレーに引きずり込まれたのです。
みんな、疲れて交代要員が欲しかったのです。彼のカバンのみが、練習予定のコート付近にポツンと置かれていたのです。
それをカラスが、誰も人がいないと見て物色しに来たのです。カバンを開け、中に入って荒らしている?のです。
食べ物が入っていないかと、物色されていたみたいです。
戻って来て、
「やっぱり、食べ物は入れてなかったけど、ティッシュペーパーやられちゃった。ぐちゃ、ぐちゃ」
「カラスって、賢いんだね。開けて、カバンの中、荒らすなんて」
「○○さん、気をつけた方がいいぜぇ!」
「そうします」
皆さんも、カバンを置いたまま、その場を離れるのは、危険です。カラスが狙っています。
気をつけましょう。