今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

まちづくり、まちおこしの極意は?

2009-05-06 16:35:56 | 商店会長のコメント
GWの最終日、本格的な雨の降る東京は最高気温17℃です。体調を崩される方が多くなるのではと心配です。

商店街の活性化対策も含めて、表題(タイトル)のような御質問をよくいただきます。私はコンサルタントでも中小企業診断士でもありませんので「まちおこし」や「まちづくり」を仕事とした事はありませんし、早稲田の商店街が世間一般で言われているような活性化を果たしたとは思っていません。

しかし、現場の先頭で活動させていただいた中から幾つかの心に留めておかなければならないキーワードは学習させていただきました。

商店街の活性化、まちおこしで言ってはいけない言葉が二つあります。「頑張る」と「一生懸命」です。「頑張る」と「一生懸命」の対岸に有る言葉はといえば「出来る事を適当に」ではないでしょうか。

簡単なようで以外と難しいんです、この二つを言わないのは。

一生懸命頑張っている姿は賞賛の対象になりますが、出来る事を適当にやっている姿は誉められません。でも誉められなくても楽しく本業に差し障りの無い状態で動いている人たちの所には同じ志と、まちに感謝する思いを持った仲間が集まって来ます。

人が集まってアイデアを出し合う場を作ったら、後は面白いぐらい進みます。お陰様で早稲田は皆さんのお力で定住人口が増えましたし治安の良さは地元警察からも誉めていただけるようになりました。

「動き始めるのに人だけでなく、資金も無い」というお言葉もよくお聞きします。次回のブログで資金集めと我々の活動の柱になった言葉を書かせていただきます。
コメント
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