今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

新型インフルエンザとBSEのマスコミ報道の違いについて

2009-05-10 18:44:09 | 商店会長のコメント
昨日(5月9日)午後7時30分から中野の三河屋さんで中野、杉並、新宿区内の食肉小売店で組織される城西食肉連合会の総会が開かれました。私は新宿区支部長ですが衆議院議員なので来賓として御挨拶しました。

「人から人への感染が確認され、厚生労働大臣が『今後は新型インフルエンザという名称に統一します』と記者会見で発言されて以降は『豚インフルエンザ』という名称を使用したマスコミ報道は無くなったように思えます。」

「農林水産委員会で石破農水大臣は『豚肉をいつもの通り調理していただければインフルエンザ感染の危険は全く無いのに、当店ではメキシコ産の豚肉は販売していませんなどという間違った情報提供につながる告知をしていた大手量販店に対して御注意申し上げました』という踏み込んだ答弁をされています。」

「日本で初めてBSE(牛海綿状脳症)が発見された時に狂牛病という名称と倒れこむ牛の映像を流し続け、牛肉にはこの原因の異常プリオンは蓄積されていない事が政府の委員会で公表されても、時の中川昭一農水大臣を先頭に『危険な牛肉』と言い続けてきた時との対応の違いは歴然としています」

「何故、このような違いが起こったのか、それは組合の皆さんが声を一つに合わせたからです。何も発言しないというのは現状に満足しているという意思表示になってしまうのです。」

「本日お集まりの幹部、役員の皆さんは御地元の組合員さんの御意見を集約され組合本部に上げて下さい。その御意見、アイデアが国の中枢に届くパイプ役として微力ですが活動させていただきます」という内容の御挨拶をさせていただきました。
コメント (1)
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