党首討論とＧＭの債務削減

本日（５月２７日）は午前９時から内閣委員会、１０時から１１時まで経済産業委員会でした。その後、１２時から武部会長が主宰されている政策フォーラム「新しい風」の定例会に出席しました。１５時からは新代表に就かれた鳩山民主党代表と麻生自民党総裁の党首討論が行われました。

「友愛」を正面に出したのなら「抽象論が多い」という非難に対して「政治家としてのテーマで、それを実現させるために・・」という具体論に入っていける用意をされるべきだったと思います。

鳩山代表は「官僚依存の政治体制」問題に踏み込まれましたが、討論ならば、もっと突き進めて行くべきだったのではと感じました。イデオロギー的には違いの無い両党ですので麻生総裁には自民党から再編を持ちかけても良かったのではと思いました。何だか評論家みたいな言い方ですが・・・。

夜のテレビでは、アメリカの自動車メーカーＧＭが政府補償を受けるための前提である「再建計画」の柱になる債務の削減が不調になり、米連邦破産法の申請から国有化という道をたどるのでは、というニュースを流していました。与謝野大臣が「日本経済の最悪期は過ぎた」という答弁を参議院予算委員会でされましたが、ＧＭの問題がこの答弁に水を注さない事を祈るばかりです。