今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

キャロル・キング,ジェイムス・テイラー TROUBADOUR REUNION TOUR

2010-12-28 10:20:31 | ROCK



今年も残すところあと数日。
このブログの更新頻度もまちまちで、かなりサボった感もあり、なんとか帳尻合わせしようと(苦笑)
いや、たださぼってたのではなく、仕事がかなり忙しかった、というのもあるわけですが、今日から年末年始休暇に入りまして、PCに向かえる時間も増えた、ということで…と、言い訳はこれくらいで、まずはこのコンサートの思い出から。


キャロル・キング,ジェイムス・テイラー TROUBADOUR REUNION TOUR
2010年4月14日(水)日本武道館

キャロル・キングとジェームス・テイラー、二人のコンサート。
なんと、懐かしきこの名前!
「きみの友達」の二人です。

観客はやはり年配の方(自分も含め)が多かった。
キャロルとジェームスは1曲ごとに交代しながら、歌っていきました。
懐かしい曲たち、ヒットパレード状態でしたねえ。
アットホームな雰囲気、そしてバックミュージシャンもベテランで大御所ぞろい。
ほんとに贅沢で幸福な時間でした。


「きみのともだち」では私のお隣のいいおじさん、一緒に口ずさんでました。もちろん、私も。
胸が熱くなりました。
懐かしさと若かったころの自分の思い出とが蘇る…
至福の時間でした。










Forever Young

2010-03-30 10:11:59 | ROCK
Forever Young
ボブ・ディラン@ZEPP TOKYO 最終日

私にとっては23日以来2度目のディランのライブでした。
最終日だけあって凄い盛り上がりで、こんな興奮の中でのライブは久しぶり。
年は完全に忘れてました(爆)

「Forever Young」の後で「長生きしろよ~!」って声がかかった。ナイス!
思わず吹き出しちゃったけど、でも、ホント、長生きしていつまでも歌って欲しい。

二度目のアンコールが「風に吹かれて」 だった。
ほとんど原型留めず。最初、何の歌か判らなかった(爆)

ディランの歌は歌うというより、詩を読んでるみたい。でも語尾にアクセント置く独特の歌い方は絶妙にリズムに乗ってくる。
バンドも凄い良かった。
68歳にしてこのグルーヴ感はもう凄いとしか。
MCはほとんどなく、2時間演奏しっぱなし。
こちらも入場してから約3時間立ちっぱなしでした。ふう~。

かなり前方の位置だったので、めちゃくちゃ押されたけど、満足感いっぱい。
23日は一番後ろだったので、音はすれども姿は見えず状態で…(笑)
今日はリベンジで頑張りました!
でも、アコースティックギターで歌うディランも見たかった。
贅沢かもしれないけど…
23日はたしかやってたよなあ…残念。

ジャンルは違うけど、この前「それぞれのコンサート」をやった市村正親さんも還暦越えてあのパワー!
ディランは還暦とっくに越えて今年は69歳。
偉大な先輩たちの背中を追いながら、私も頑張らなくちゃ…とちょっと思った。
きっとよろよろしながら追い続けるよ。
その背中が見えなくならないように。


チケット取ってくれたT君に激感謝!
ありがとう!!










Kinks - Celluloid Heroes

2010-03-08 01:11:00 | ROCK
この世はすべてショー・ビジネスこの世はすべてショー・ビジネス
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:2000-04-21



アカデミー賞授賞式だから、というわけではありませんが…

キンクスの「セルロイド・ヒーローズ」

凄く聞きたくなりました。
時々ありますよねえ。。。
何か特定の歌を無性に聞きたくなるときが…

皮肉屋といわれるけど、レイ・デイビスのロマンチックな面が出てるこの歌が大好きです。

























アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~

2009-11-08 16:52:00 | ROCK


見てきました!
映画 アンヴィル!~夢を諦めきれない男たち~
アンヴィルというヘヴィメタルバンドのドキュメンタリー映画です。

こちら


最高傑作!という言葉が見えるように、ホントにいい映画です!
人生は夢を諦めちゃいけない、絶対に!
たとえ今どんなつまらない人生を送ってても。
なんていうか、ただのロックバンドのドキュメンタリーではないです。
もっと熱い、前向きな、一途に夢を追いかける男たちとその男たちを見守る家族。
愛と友情と感動の映画です。























世間的にはすでに忘れられたバンドの彼ら。
でも、パーティーではおバカっぷりを発揮する(笑)熱いファンがいて見守る家族がいて。
そして彼ら自身がバンドを捨てていない。ビッグになることを諦めていない。
「俺達は再結成バンドじゃない。ずっとアンヴィルなんだ!」
まずその前向きさに胸が熱くなる。
バンドを始めた少年の気持ちそのまま。その純粋さは50歳になっても変わらない。

フェスのバックステージで大御所に話しかけても、「はあ?」みたいな反応されてしまう彼ら(爆)
ヨーロッパツアーでの段取りの悪さ、トラブル続きには思わず笑ってしまう。
そして笑いながら見てるうちに、いつのまにか泣いてるんです。
うるうるしっぱなしでした。
最後は涙ボロボロ。

ラウドパーク、日本で開催されたんですよね。
なんだか日本が凄くいい場所であることが嬉しかった。誇らしかった。

人はだれでも諦めながら生きている。
「諦め」の部分を心の底に沈めて生きている。
でもアンヴィルはいつまでもアンヴィルだった。諦めてない。
この映画のことを知るまで、私はアンヴィルというヘヴィメタルバンドを知りませんでした。
このドキュメンタリーの中で、いい曲作るだけじゃ売れないんだ、タイミングなんだ、という言葉が出てくる。
マネジャーを探し、レコード会社を探しながら、つまらない仕事しながらバンド活動を続けてあがき続ける彼らの姿は、かつて夢はあったけど今は仕事に追われて日々埋没している自分たちと重なるものがある。
だから泣けるんだと思う。

客席にサラリーマン風の人たちが多かった。おばさん年齢(自分含む)も多かった。一人で来てる人も。
金曜の夜、ということもあるかもしれない。アンヴィルのファンの年齢層なのかもしれない。
でも、平日夕方6時半に映画館に来る、というのは働き盛りの人にとって至難だと思う。きっと、一生懸命仕事やり繰りしてきたんだろうなあ…
そして、そうまでして見る価値は絶対にあるっ!!!
そんな映画です。


メタルバンドの話だけど、へヴィメタ全然知らない人にも絶対お薦め!
それと、へヴィメタ好きのいのうえひでのりさんとか、バンドやってるクドカンあたりが舞台化しないかなあ。
面白くなると思うんですけど。