見てきました。
ルドルフと言えば、どうしてもエリザベートを連想するけれど、この作品は音楽がワイルドホーンで、ヨーロッパの雰囲気はありません。
アメリカ的な明快さが現れたルドルフでした。その分悲劇的な雰囲気はどうしても薄れます。
宝塚の「うたかたの恋」のイメージもあるし…
もう少し胸に迫るものが欲しかったかな~
舞台のセットや照明、色使いがとっても綺麗で感動。床に当たったライトの上をダンスしていくところとか、光と影を工夫したビジュアルが秀逸。素敵でした。
胸に迫るものがもう少し、と思ったのは、マリーの役柄というか、設定かな。
確か、心中した時、彼女は二十歳になったばかりじゃなかったっけ?
もう少しビジュアル面からも少女のような雰囲気を漂わせて欲しかった。なんだか、普通の恋人同士のように見えて残念。
芳雄くんは熱演でした。着実に役者として成長してるなあ。
岡さん、キャンディードのなんとか先生?みたい。やっぱりいい声ですね~。
あと印象に残ったのは、知念さんと御者さん。おっと、浦井くんも。動きも綺麗だし、歌も凄く良かった。
ニイロくんは残念というか、もったいない。もう少し見せ場があれば良かったのに。楽屋で何しているんだろうか(笑)