今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

役者って何だろう

2008-10-20 01:37:00 | 日記・エッセイ・コラム
市村正親さん主演の舞台、「キーン」を観てきました。
台詞だけのお芝居って久しぶり(爆)
宝塚版を観ていたので、だいたいあらすじは覚えているのだけれど、
印象がこんなにも違う物かと。

市村さんの存在が圧倒的でした。
舞台上でオセロに変身するところとか、ぞくぞくした!
客席の空間を鷲づかみにしちゃうのは凄いです。
それも台詞だけでね。
声、台詞、演技、全てが一つになって観客を引き込むんですね。

最後はハッピーエンドだったんだ、ってこれ観てわかりました(爆)
ヅカ版がどうなってたのか、ちょっと思い出せない自分って…すみません…
特にプリンス・オヴ・ウェールズとの友情にはほろりときました。
身分的に隔たりがあっても、それを超えた付き合いができる二人はとっても素敵です。
感動しました。


しかし、役者って何?演じるってどういうこと?…って考えてしまう。
答えはわからない。
でも、どれだけ‘言葉’‘台詞’に真実をこめることができるのか、が大事なんじゃないかと…
絵空ごとでない、現実味のある‘真実’を。
と、なんとなく…