鹿賀丈史さんの「 それぞれのコンサート」 を見てきました。
素晴らしいミュージカルの曲がめじろ押し。改めて鹿賀さんの舞台歴の凄さに圧倒される思いでした。
今まで鹿賀さんが出演してきた舞台、映画のお話をしながら、曲を歌ってくれました。
もちろん「時がきた~This is moment」も。さすがでした。低めの声の響きがとっても素敵。初めて鹿賀さんの低音の魅力に痺れさせていただきました。
一番心にズシンときたのは「ゲッセマネの園」でした。
今まで聞いてきたどの「ゲッセマネ」より心に残りました。すごく納得できた。こういう歌だったのか、と。
「歌う」というより「演じる」というか、演じて歌う、役者魂のこもった歌いぶりで感動でした。
当時23歳の鹿賀さんが、日本初演ジーザスのこの舞台で大抜擢されたのもわかる気がしました。
この時のヘロデ王が市村さんだ~ああ、見たい!
レ・ミゼラブルからも歌ってくれました。レ・ミゼ初演メンバーですものね。
実は私初演見てるけど、確かバルジャンが滝田栄さんで、ジャベールは佐山陽規さんだったと思うので、鹿賀さん見てないのです。見とけばよかったなあ…
「対決」は一人二役。両方の役やってると両方歌えるから便利ですね(爆)
一度歌いたかったという「カフェソング」もよかったです。 私、この曲が始まったとき、ああ、マリウスもやったのか…って思っちゃいました(爆)
最後「彼を帰して」で幕でしたが、その後のアンコール曲は「星よ」。 もうそれまで十分聞いたと思ったけど、これがあったか! 最後の止め!、って感じの貫禄の歌い上げ。素晴らしかったです。
ゲストは田代万里生さん、安蘭けい(瞳子)さん。 瞳子さんは2曲。アイーダから「私は愛する」とウェスト・サイド・ストーリーから「トゥナイト」を鹿賀さんとデュエットで。
瞳子さんのマリアが見られるとは思ってなかったのでびっくり。でも、凄く可愛くて…初々しくて…ハハハ ファンなのでお許しを。
これなら「MITSUKO」もいけるかな?と思いました。。。白状すると、MITSUKOチラシのピンクの瞳子さんを見て一抹の不安を感じてましたので(笑)
いや、演じると入り込んじゃう人だから、大丈夫とは思ってますけど…ってかなり言訳(汗)
少し緊張してたようですが、ロングドレス姿も美しかったと思います、はい。(ファン目線)
田代さんは初めて見ましたが、声量があって元気いっぱい。緩急つくともっといいかなあ。
「対決」「人生はショータイム」「砂に刻む歌」を鹿賀さんと一緒に。
公演後、リピーターチケット売っていたので一度は並んだけど、「フランク&フレンズコンサート」と重なってて無理で諦めました。
というか、FC申込みの段階で諦めたのをその時になって思い出した(笑)
でも~また見たい!って気持ちが抑えられません。見ちゃうかも(爆)
もしまた感想書いてたら笑ってやってください(爆)
今度は6日夜、市村正親さんのそれコン。ゲストは井上芳雄くん。
M!のヴォルフとパパの場面、やるみたいです。楽しみっ!
最後にプログラムから曲目をご紹介します。
1.マイ・フェイバリット・シングズ
2.イエスの台詞『ジーザス・クライスト・スーパースター』より
3.カフェ・ソング『レ・ミゼラブル』より
4.愛が心に忍び込むから『ペテン師と詐欺師』より
5.見てごらん『ラ・カージュ・オ・フォール』より
6.独りで~スーン『シラノ』より
7.チェイン・ソング~対決『レ・ミゼラブル』より
8.人生はショータイム『ラ・カージュ・オ・フォール』より
9.砂に刻む歌『ラ・カージュ・オ・フォール』より
10.彼等の心は天国に~ゲッセマネの園『ジーザス・クライスト・スーパースター』より
11.異邦人~泣かせて~PRIDE~みだれ髪
12.ジキルとハイドの研究室の外~時がきた~変身~生きている(リプライズ)『ジキルとハイド』より
13.彼を帰して『レ・ミゼラブル』より
アンコール
14.星よ『レ・ミゼラブル』より