今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

ドン・ジョバンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い

2010-05-05 21:02:11 | 日記・エッセイ・コラム



ゴールデン・ウィークも今日で終り。
何もしないうちに過ぎてしまった…
休みの前はうきうき、終りはどよーん(爆)
でも2日頑張ればお休みだ~!

ということで、あっという間の4日間でした。
1日は仕事、2日は映画、3日は早めの「母の日」、4日、5日は家でぐだぐだしてました。

で、2日に観た映画「ドン・ジョバンニ 天才作家とモーツァルトの出会い」
良かったです。

天才作家、それはロレンツォ・ダ・ポンテ。
有名なダ・ポンテ3部作「フィガロの結婚」「ドン・ジョバンニ」「コシ・ファン・トゥッテ」の台本を書いた人。
モーツァルトがいかに作曲の天才であっても、台本が無くては、曲をつける言葉がなければオペラはできなかったわけです。
…ということを、改めて実感しました。

天才と天才の出会いがあって、素晴らしい作品ができたんですね。
この映画では「ドン・ジョバンニ」がメインなんですけど、私は今までモーツァルトがドン・ジョバンニかと思っていたけれど、実はダ・ポンテがドン・ジョバンニだった(爆)

ユダヤ教から改宗し、僧侶となり、でも反体制活動をし、放蕩三昧の生活をし、ベネチアから追放されてしまう。
そんな破天荒な人だとは知らなかった。というか、どういう人かというのはほとんど知りませんでした。。。
まあ、女性関係もいろいろとあって…(笑)
ドンナ・アンナ、ドンナ・エルヴィラの役は彼自身の女性関係が反映したものだったとか。
え~っていう感じ(笑)
好きなんだけどなあ。女性達のアリア。

映画見る前に一応オペラ「ドン・ジョバンニ」の映像見ておいたんですけど、やっぱりいい音楽だなあ…と。
ほんと、自然で聞きやすくて耳に心に優しい。
主人公はどうしようもない悪人ですが、曲はもう素晴らしい。
また、オペラが見たくなったなあ!

モーツァルトは若くして亡くなったけれど、ダ・ポンテは80歳くらいまで生きてアメリカで亡くなったそうです。