ミュージカル サムシング・ロッテン!
観てきました。
面白かった。
そして楽しかった。
ジャージーボーイズでは歌を堪能したけど、今回は歌とダンスと笑いを楽しみました。
サントラCDを聴いた時も感じたのですが、しごくオーソドックスなブロードウェイミュージカル です。
「プロデューサーズ」に似ているかも。
プロデューサーズもそうだったけれど、たくさんのミュージカルネタが楽しかったです。
ネタバレ禁止なので言えませんが、ミュージカル 好きにはもちろん、そんなに詳しくない人でもミュージカル の楽しさが伝わるんじゃないかな、と思いました。
時代がルネサンスのイギリスで、シェークスピアが登場することもあり、シェークスピア作品からの引用がいろいろありました。
全部は分からなかったけど、さりげなく取り入れられていて押し付けがましくなくて良かったです。
最後は「 ベニスの商人」でしたね。
そして、うまい具合にブロードウェイミュージカル の発祥に結びつけたエンディングは上手いなあ!と思いました。
アッキーは弟思いで妻を愛する、けれどヘタレで頑固な劇作家。
失敗も多いけど、ピンチに陥った自分の劇団をなんとかしようと奮闘する姿が可愛くもあり、滑稽でもある、そんな役柄でした。
ほとんど出ずっぱりで、歌って踊ってて、タップも見事にこなしてました。凄い!
演出は福田雄一氏
今まで何回か福田氏の舞台を見てきて、ちょっと心配しましたが、思っていたよりサラッとした感じの演出で違和感なく普通に舞台を楽しむことができて安心しました(笑)
出演者がみんな実力ある人で、その点も良かったです。
個人ネタとかあっても、それに流されることなくしっかり役柄を演じられていて、爆笑しつつ、さすが〜と感心させられました。
みんな歌も上手かったし、歌あり、ダンスあり、笑いあり、と安定のブロードウェイミュージカルという感じでした。