今日のマチネ、見てきました~
面白かった!
SHOW-ismII -Sketches with Body and Music-
Underground Parade
構成・演出・訳詞:小林 香
音楽監督・編曲:扇谷研人
振付:原田 薫/港ゆりか
出演: 中川晃教 彩吹真央 藤岡正明 岡 千絵 原田 薫 YOSHIE 港ゆりか 大貫勇輔 佐藤洋介
ニューヨークの地下鉄。あるべき自分であるように自分の心に素直に生きている登場人物たちによる、ロック、ジャズ、R&B、ブルースなどの既存音楽に合わせた、ジャズ、ストリート、バレエ、コンテンポラリー・ダンスのパレード。
あっきーはD.D.というミュージシャン。ラブソングを書くために10,000人と会話する、という使命?を持っている。
衣装が可愛い。ポスターの写真見たときから、大友克洋の絵みたい、と思っていた。
地下鉄を通り過ぎるたくさんの人たちのエピソードを重ねて、それを歌とダンスで見せていく、という舞台。
あっきーはもちろん、歌担当。そしてギター弾くみたいにキーボードを弾いてるのが新鮮。
ただ、一つの大きなストーリーがあるわけではないので、入り込み方が難しいかな、と。
ストーリーがあった方があっきー自身、入り込みやすいんじゃないかな、と思いました。
彩吹真央さん。
宝塚退団後の舞台、初めて見た~
男性ダンサー大貫さんが女性のような衣装で、彩吹さんが少年のような雰囲気で、ロマンチックなデュエットがあって、男女逆転のような雰囲気で素敵でした。
彩吹さんが元男役、ということを考えての演出かな、と。
全体的にヅカ出身としてはちょっと大人しめかな…ゆみこちゃんらしいといえばらしいか。
とてもしなやかな感じで素敵でした。
彩吹さんの役はニコ。そういえば、ベルベットアンダーグラウンドにニコっていう女性アーティストがいたなあ…
藤岡正明さん。
声にパワーがあって、ギターも弾けて、カッコいい。
ロックしてました。
R&Bもいい雰囲気。
もっと歌を聞きたくなりました。ライブはどんな感じなのかなあ。
そして、ダンス組の方たち…最高です!!
基本ストリート系というか、ブレイクダンス風あり、シング・シング・シングではボブ・フォッシー風だし、最後ボレロはベジャール風?
アクロバットみたいな感じも。
特に、大貫勇輔さん、 佐藤洋介 さん。ジャンプが高い!リフトが高い!
鍛えられた筋肉を持つダンサー同士のリフト、久々に見た気がした。綺麗~
女性ダンサーも動きが凄い。溜息。はぁ~
圧巻でしたね~
最後に…
あっきーの魅力が存分に出ていたか、という点では、自分の声と歌で独自の世界を表現する、と言うわけではないし、主役として全体を引っ張らなくちゃいけない、という訳でもない。結果、ちょっと埋没感があるかな、と。
あっきー自身、どうしていいのか…状態だったかも。
でも、私は好きです。
迫力と繊細さ。あっきーらしさが出てたと思う。
全体の中の一つのピースとしてのあっきー。いつもとは別の個性が見られる気がします。
ところで、この公演は今度の震災のチャリティー公演だったのですね。
カテコでアピールしても良かったのになあ。
それがちょっと残念でした。
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