今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

幻影師 アイゼンハイム

2008-06-29 23:19:39 | 日記・エッセイ・コラム
ハプスブルグ帝国末期のウィーンが舞台というので、
てっきりヨーロッパ映画かと思いきや、完全なるアメリカ映画でした。
はは…


とっても素敵なファンタジー(といっていいのかな?)映画。

マジック、奇術、イリュージョン、超魔術…
トリックがあるんだろうけど、まるで超能力のように見える、まさに‘幻影師’と呼ぶにふさわしい主人公。
そのあまりにも完璧なイリュージョンによって、皇太子レオポルドに敵対視され、恋敵ともなる。
最後は悲劇かな、と思いきや、清々しささえ感じる大どんでん返し。

観客もぜ~んぶ騙されてたんだ~!
この世はすべて夢か幻か…そんな一瞬の夢を見ているような映画でした。

ウィーンミュージカルでお馴染みフランツ・ヨーゼフもネタになってるし、皇太子レオポルドはルドルフがモデルだし。
そのレオポルド皇太子はかなり悪い人物になってました(爆)


今はいない人物を幻影として現すところが神秘的で迫力。
原作「バーナム博物館」を読んでみたくなりました。











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