ミュージカル ジャージーボーイズ
4つの季節(ストーリー)をそれぞれメンバーが語り継いでゆく。
最後の冬はフランキー・ヴァリ、アッキーです。
秋~冬そして最後、ロックの殿堂の場面まで、アッキーはほとんど出ずっぱりです。
トミーの借金問題があってニックはグループを去り、ボブとフランキーは借金返済のために活動を続けます。
トミーはフランキーを道端から拾ってくれた。ニックはフランキーに歌を教えてくれた。この二人がいたから今の自分がいる。
このかけがえのない二人を欠いてフランキーはどれほど悲しかったことか…
とにかくトミーの借金を返す、ということだけがモチベーションだったのかなあと。
「Don't worry 'Bout Me」「Bye Bye Baby」
あたりは曲が楽しげなので余計に悲壮感が漂ってる気がします。
特に「Bye Bye Baby」 はフランキーの家族関係があって切ないです。
そしてボブはフランキーにソロでやることを提案します。
フランキー・ヴァリ「と」フォーシーズンズ にするんだと。
フランキーは最初は躊躇するが結局そのようになる。
そして「C'mon Marianne」が大ヒット。
しかし、用意したもう一つの曲「Can't Take My Eyes Off You (君の瞳に恋してる)」はポップにしてはハードだし、ロックにしてはソフトだ、ということでどこも出してはくれない。
「C'mon Marianne」はいい、だけどこれはちょっと…とだれも取り上げてくれないのです。今までにないスタイルの曲だからみんな二の足踏むんですね。
売れ筋じゃないと手をつけない、という業界の徹底した姿勢がよく判る。
でもボブはこの曲はフランキーにとって必要なんだ、と諦めない。
プロデューサーのボブ・クルーの進めで関係者に直接働きかけることによって、ようやく日の目をみて爆発的にヒットするわけです。
この辺の苦労があるので、フランキーが歌う「君の瞳に恋してる」の場面はすごく感動的。
ミラーボールが回る中、念願のホーンセクションをバックに歌うフランキーの姿に胸が熱くなります。(涙)
その後の「Workin' My Way Back To You」も大成功。
これも軽快な曲で凄くいい曲です。
ただ、メンバーは元のメンバーは誰もいない。フランキー以外。そのあたりが胸にとげがちくっと刺さったような気がするんです。切ない。
フランキーは言う。
曲もいい、気分もいい。でも、母に言われた。何事にも終りがある。悪いこともそうだし、良いことにも…
娘の死を知ってから歌う「Fallen Angel」は胸が締め付けられるような痛みがあります。
そして時は過ぎて…
フォーシーズンズはロックの殿堂入りをします。
それまでのいろいろな成功、挫折、争い…
今は離れ離れに過ごしている4人
そんな彼らが4人一緒に「Rag Dool」で登場するところはもう胸が一杯です。
トミーは言います。
アカデミーやエミーは金で買える。だけどこれは金で買えない。何故ならこれは一般大衆が選んだからだと。
ビートルズのような社会的ムーブメントにはならなかったけれど、底辺で働く若者達に支えられた彼ら。
成功も失敗も、女のことも家族のことも、いい事も悪いことも赤裸々なまでに語る彼らの姿を観ていると、ただの成功物語ではない人間味というか、人生の真実味が感じられて胸を打たれます。
曲の素晴らしさもあって、言葉にはならない感動が溢れてくる。涙も…
この作品が単なる普通の「カタログミュージカル」とは一線を画す感じがあるのは、そんな赤裸々な彼らの生き様に裏打ちされたリアリティがあるからだと思います。
光もあるけど影の部分も描かれている。
だから観る人の心に響くんだと思います。
4つの季節(ストーリー)をそれぞれメンバーが語り継いでゆく。
最後の冬はフランキー・ヴァリ、アッキーです。
秋~冬そして最後、ロックの殿堂の場面まで、アッキーはほとんど出ずっぱりです。
トミーの借金問題があってニックはグループを去り、ボブとフランキーは借金返済のために活動を続けます。
トミーはフランキーを道端から拾ってくれた。ニックはフランキーに歌を教えてくれた。この二人がいたから今の自分がいる。
このかけがえのない二人を欠いてフランキーはどれほど悲しかったことか…
とにかくトミーの借金を返す、ということだけがモチベーションだったのかなあと。
「Don't worry 'Bout Me」「Bye Bye Baby」
あたりは曲が楽しげなので余計に悲壮感が漂ってる気がします。
特に「Bye Bye Baby」 はフランキーの家族関係があって切ないです。
そしてボブはフランキーにソロでやることを提案します。
フランキー・ヴァリ「と」フォーシーズンズ にするんだと。
フランキーは最初は躊躇するが結局そのようになる。
そして「C'mon Marianne」が大ヒット。
しかし、用意したもう一つの曲「Can't Take My Eyes Off You (君の瞳に恋してる)」はポップにしてはハードだし、ロックにしてはソフトだ、ということでどこも出してはくれない。
「C'mon Marianne」はいい、だけどこれはちょっと…とだれも取り上げてくれないのです。今までにないスタイルの曲だからみんな二の足踏むんですね。
売れ筋じゃないと手をつけない、という業界の徹底した姿勢がよく判る。
でもボブはこの曲はフランキーにとって必要なんだ、と諦めない。
プロデューサーのボブ・クルーの進めで関係者に直接働きかけることによって、ようやく日の目をみて爆発的にヒットするわけです。
この辺の苦労があるので、フランキーが歌う「君の瞳に恋してる」の場面はすごく感動的。
ミラーボールが回る中、念願のホーンセクションをバックに歌うフランキーの姿に胸が熱くなります。(涙)
その後の「Workin' My Way Back To You」も大成功。
これも軽快な曲で凄くいい曲です。
ただ、メンバーは元のメンバーは誰もいない。フランキー以外。そのあたりが胸にとげがちくっと刺さったような気がするんです。切ない。
フランキーは言う。
曲もいい、気分もいい。でも、母に言われた。何事にも終りがある。悪いこともそうだし、良いことにも…
娘の死を知ってから歌う「Fallen Angel」は胸が締め付けられるような痛みがあります。
そして時は過ぎて…
フォーシーズンズはロックの殿堂入りをします。
それまでのいろいろな成功、挫折、争い…
今は離れ離れに過ごしている4人
そんな彼らが4人一緒に「Rag Dool」で登場するところはもう胸が一杯です。
トミーは言います。
アカデミーやエミーは金で買える。だけどこれは金で買えない。何故ならこれは一般大衆が選んだからだと。
ビートルズのような社会的ムーブメントにはならなかったけれど、底辺で働く若者達に支えられた彼ら。
成功も失敗も、女のことも家族のことも、いい事も悪いことも赤裸々なまでに語る彼らの姿を観ていると、ただの成功物語ではない人間味というか、人生の真実味が感じられて胸を打たれます。
曲の素晴らしさもあって、言葉にはならない感動が溢れてくる。涙も…
この作品が単なる普通の「カタログミュージカル」とは一線を画す感じがあるのは、そんな赤裸々な彼らの生き様に裏打ちされたリアリティがあるからだと思います。
光もあるけど影の部分も描かれている。
だから観る人の心に響くんだと思います。
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