神奈川芸術劇場で 新作ミュージカル 怪人と探偵 を見てきました。
面白かったです。
東京スカパラダイスオーケストラのテーマ曲がカッコいいし、舞台セットもとてもいい。
昭和初期の雰囲気、レトロな雰囲気たっぷりの舞台でした。
ただ、特に後半、どこかで見た風景?みたいな既視感が、、、
怪人二十面相と探偵明智小五郎のお宝を巡っての知恵の張り合い的なストーリーを想像していました。
そこにヒロインが絡むのかと。
でも、途中からなんだか雲行きが、、、
お宝=ヒロインになってしまい、怪人と明智の恋人の奪い合い、恋のさや当て的なストーリーになってしまったのが残念です。
大詰めで怪人が無理矢理ヒロインとの結婚式を実行しようとする場面は、もう、ミュージカル「オペラ座の怪人」そのままのような気がしました。
なんだかなぁ・・・
全体の雰囲気はいいのになぁ・・・
脚本の森雪之丞さんは、「ソングライターズ」の時も、ミュージカル「プロデューサーズ」を彷彿とさせる作りでしたが、今回は「オペラ座の怪人」になってしまった感がありました。
構想5年だそうですが、もう少し江戸川乱歩の原作の雰囲気を踏まえたストーリー展開を考えて欲しかったなぁと思います。
アッキーは歌がダイナミックでよかったです。
ただ、ビジュアルが、、、もごもご
ファンの気持ちからすると、衣装デザインとかもう少し工夫していただけたらと思いました。
全身を包み込むマントというよりは、肩から後ろにかかるものとか、あるいは斜めがけとか。
帽子、マスクは無しで、クロロック伯爵のような雰囲気?
ヅカファンからすると、マント姿ってちょっと(いや、かなり)拘りありますから(笑)
いろいろ勝手言ってすみません。
あと、樹里咲穂さんと今拓也さんの北小路夫妻の場面がとても楽しくてよかったです。
特に「内緒のお話し」
お二人の芸達者ぶりが素敵でした。
WOWOWで収録されたようです。
アッキー、どう映っているかな。
ちょっと心配(笑)だけど楽しみです。
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