今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

エレンディラ 初日

2007-08-10 01:27:32 | akinori nakagawa
200708092028001


終演予定23時05分
それが押して実際に終わったのが23時30分ころ…
今まで見た中で一番長いお芝居でした。
ふうぅ~
長かった~
最後まで見られずに途中で帰られた方も。
だって、終電がねえ…
私もそんなに押すとは予想してなかったので、最後はちょっとハラハラしました。
なんとかカーテンコールまで粘りました。
出演者、スタッフ、そして観客の皆さん、お疲れ様。

感想はまた後でゆっくりと。
でも、とっても良かったです。
奥行きを十分に使ってスモークの中から浮かび上がるみたいに現れる人々
エレンディラの行列…
雰囲気が素晴らしかった。
最初の幕開け、風が客席に向かってふわーっと流れてくる
砂漠の中から現れ、消えていく雰囲気がとっても良かったです。

音楽も良かった。
ナイマン先生の音楽、あの繰り返しうねるような音楽…
緊張感が生まれます。
映画を見てるようなお芝居でした。

あっきー、良かったですよ。
青年になりかけの少年
美波ちゃんとのベッドシーンは可愛かった。
二人とも若いから初々しい感じで素敵。

美波ちゃん、声もいいし、体当たりでエレンディラに嵌まってました。

あ~ダメだ
いっぱい書きたいことが出てきちゃう(笑)
明日また…

大きな空間と長~い時間と緊張感溢れる音楽をじっくりと楽しんだ、そんな舞台でした。
















婦人公論 8月22日号

2007-08-09 02:16:42 | akinori nakagawa
いよいよ今日初日を迎える「エレンディラ」
蜷川さんとあっきーの対談が4ページ出ています。
あっきー、いい表情してます。
射抜くような眼差し!きゃっ!

蜷川さんはあっきーの‘王子様キャラに猥雑なノイズを打ち込みたい’とか。
うは~
やっちゃってください。どんどん(笑)
いや、マジでそうして欲しい。
しかし、あっきーの返答がどうも真面目すぎるきらいが…(苦笑)
まだまだ青い?
実は判ってないかも。
稽古初日の次の日のインタビューなので、その後の稽古でどうなったか…
今日の初日の舞台、凄い楽しみにしてます。

なんだかんだ言っても真剣な眼差しのあっきー見るのが凄く嬉しい。
集中してるときの、何かが取り付いてるみたいなあっきーが大好きなんです。
ぞくぞく!

しかし、蜷川さんはたくさんの役者さんと仕事してるし、場数が凄いし、経験値はとてつもなく凄いわけで。
あっきーの本質もすぐに見抜く目を持っている。
ズバッと言ってます。
王子キャラだけでは壁に突き当たるって。
私の周りではよくする話。
才能ある人が消耗品のように消えていくのはたまらないから、‘ノイズ’を注入するのだ、と。
すっきりとしてあっきーのためになる言葉です。
きちんと面と向かってこういうことを言ってくれる人は実はなかなかいないから。
どんな分野でも、そう、普通の事務職だって、きちんとものを言ってくれる人は嬉しい。
それをどれだけきちんと受けとめられるか、それは自分との戦いでもあるし。

あまり考えすぎずに思いっきり飛び込んで欲しいなあ。

上演延期を乗り越えてようやく見られる「エレンディラ」
さて、本日、どうなりますか。












熱い~

2007-08-07 00:20:52 | akinori nakagawa
小池修一郎
宮本亜門
いのうえひでのり

晃教くんが今まで演出を受けた演出家
今更だけど、凄い!
日本のミュージカル界を牽引してきている人たちだ。
で、今度は蜷川幸雄氏
言わずと知れた日本を代表する世界的な演出家。
でもって歌を作曲したのがあのマイケル・ナイマン氏。
めまいがしそう…

才能ある人にはよき指導者が必要、といつか書いたことがあったけど、晃教くんの周りには凄い人たちがいるんだよね。
ただ、舞台関係が多い、というのがちょっと…微妙かな。
いや、有名なミュージシャンの方もいますよね。
でも、演劇関係の方が大物度が高い。

晃教くんの最大の魅力は‘歌’です。
だからもっと音楽関係の指導者(プロデューサー)が彼には必要なはず。ほんとはね。
音楽関係の環境をきっちりと強化しない限り、彼本来の魅力はなかなか発揮できないんじゃないかと思う。
…おっと、これから「エレンディラ」なのにごめんなさい。

いよいよ夏本番で埼玉は暑いです~
東京もどこも暑いけど(笑)
その暑さも凍るような「ウリセスソング」が聴きたい。













好きと嫌い

2007-08-05 23:48:29 | 日記・エッセイ・コラム
以前ルドルフ・シュタイナーの本で‘好感と反感は合わせ鏡’みたいなことを読んだことがあります。
言い方は違うかも。もっと内容は深い意味があったと思うけど、よく思い出せない。

土曜日の深夜(正確には日曜日)に宝塚の昔の「ベルサイユのばら」を放送していた。
私は宝塚が今は好きだけれど、前は凄く嫌いでした(笑)
昔NHKの放送でやった「べるばら」を見て、どうにもこうにも気持ちが悪かったから(爆)
あのメイクや台詞やその他諸々。
多分今回の放送と同じものだと思う。
嫌い、というイメージだけが残ってしまって、宝塚を好きになることはほんとんど絶対ないだろう、と思ってました。

が…しかし…
運命の女神のいたずらか、友人の影響でたまたま見た映像に引きつけられて、今に至っております(爆)
それは、天海祐希さんのトップ披露の映像でした。前に見た「ベルばら」の世界とは全然違うスタイリッシュなショーだったんです。
それからは転げるように嵌まりまくりました(笑)
でも、「べるバラ」は好きになれんかった(爆)それは今も変わらない。
一昨年、我が贔屓(安蘭けいさん)がオスカルとアンドレをやる、と判ったときはほんとにどうしようかと思いました。

私が‘芸術性’を感じていたのは柴田侑宏先生とかの割と地味な作品でした。柴田先生の脚本の台詞とかカッコよくて…。
生徒のことをよく考えた芝居つくりにも感心したし、私が宝塚を好きになったのはこの先生のおかげかもしれない。

人生の不思議を感じます。。。








映画『魔笛』

2007-08-04 21:29:34 | cinema
ケネス・プラナー監督 オペラ映画「魔笛」
見てきました。

始まってびっくり!
英語なんだ!
知らなかった…
うーん、どうなんだろう。。。

スピーディーにさらさら流れていく感じ。
英語だもんねえ、って関係ないか。

イギリスにはどのオペラも英語で上演する歌劇団もあったっけ。
そういえば…
ワーグナーも英語でやってましたよね。
判りやすいといえば判りやすいかも。
でも、やっぱりドイツ語で聴きたかったです。残念!

音楽は素晴らしい。でもドイツ語がよかったなあ(しつこい)
夜の女王が戦車に乗ってるのはワルキューレのブリュンヒルデみたいでカッコよかったです。
でも、ザラストロは工場長みたいだったし、パパゲーノはとり刺しみたくは見えなかった。
無理に戦場にしなくてもよかったんじゃないのかなあ。


ファンの方にはすみませんが、やっぱりケネス・プラナー氏は苦手です。
「ヘンリー5世」の時から苦手意識が…
オリビエのあの面白くて楽しくてカッコいい「ヘンリー5世」が好きです。今でも。

ヴォルフがこれを見たらどんな感想を持つだろうか…

舞台で好きなのはこれ!お薦めです。
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発売日:2006-07-26