東京タウンウォッチング(番外編) 札幌大通り公園TV塔の見える風景
ここは、いわば札幌の顔。大通公園の噴水があり、TV塔が見え、ビジネス街や、地元老舗デパート丸井今井や三越のある中心街がほど近い。街の繁華街が駅から離れた所にある地方都市の典型的パターンでもある。
札幌は、単身赴任の「さっちょん族」が多いことから、福岡と並んで夜の歓楽街が発達した。そのすすきのの一角に「松坂屋」が進出~撤退、後を受けたのがイトーヨードー系(今はセブン&アイ)の「ロビンソン」。そのロビンソンが業績不振と系列百貨店の重複から“撤退”するという。
引き金になったのが、駅前直近の「大丸百貨店」。駅前の後発出店勢に対し、南に位置する既存勢力の競争を、地元では「南北戦争」と言うらしい。その行方を暗示するのが、今回のロビンソン撤退という訳である。北へ延びる人口の他、色々の要因が考えられるが、本質は交通網の発達した大都市圏の「駅へ駅へと草木も靡く」現象と見た。(*4月の百貨店売上高、丸井今井39億円、大丸37億円に対し、ロビンソンは僅か5億円だった)
この流れを裏付けるかのように、駅前には東急ハンズが、化粧品やスキンケア主体の新業態店「ハンズビー」(小型店)を初出店するという。
駅前が勢力を強める流れは、全国的に進むのではないか。JR東日本では、駅前に持つ資産を活かした不動産開発を積極化するという。少子化で交通人口が減ると予想される流れの中で、こうした分野を1/3に持っていく戦略とか!? 大きな流れに沿っていく戦略をどう立てるか、経営者の決断が益々重要となってきた。
ここは、いわば札幌の顔。大通公園の噴水があり、TV塔が見え、ビジネス街や、地元老舗デパート丸井今井や三越のある中心街がほど近い。街の繁華街が駅から離れた所にある地方都市の典型的パターンでもある。
札幌は、単身赴任の「さっちょん族」が多いことから、福岡と並んで夜の歓楽街が発達した。そのすすきのの一角に「松坂屋」が進出~撤退、後を受けたのがイトーヨードー系(今はセブン&アイ)の「ロビンソン」。そのロビンソンが業績不振と系列百貨店の重複から“撤退”するという。
引き金になったのが、駅前直近の「大丸百貨店」。駅前の後発出店勢に対し、南に位置する既存勢力の競争を、地元では「南北戦争」と言うらしい。その行方を暗示するのが、今回のロビンソン撤退という訳である。北へ延びる人口の他、色々の要因が考えられるが、本質は交通網の発達した大都市圏の「駅へ駅へと草木も靡く」現象と見た。(*4月の百貨店売上高、丸井今井39億円、大丸37億円に対し、ロビンソンは僅か5億円だった)
この流れを裏付けるかのように、駅前には東急ハンズが、化粧品やスキンケア主体の新業態店「ハンズビー」(小型店)を初出店するという。
駅前が勢力を強める流れは、全国的に進むのではないか。JR東日本では、駅前に持つ資産を活かした不動産開発を積極化するという。少子化で交通人口が減ると予想される流れの中で、こうした分野を1/3に持っていく戦略とか!? 大きな流れに沿っていく戦略をどう立てるか、経営者の決断が益々重要となってきた。
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