美の巨人達 6/21放映、オーストラリア ビル・ロバーツ
「美の巨人達」~この一枚~ という番組が実に面白い。画家というモノは、得意と失意を繰り返し、独創を求めるが故に大抵は生前、経済的に恵まれないことが多い。この作家も野望と夢を追いながら、最後には人生の根底はそんなことにはないと気付くという物語でもある。
6/21の放映は、オーストラリアのビル・ロバーツ。オーストラリアは、100年に亘ってイギリスの植民地だったという悲哀の歴史を持つ。ロンドンからオーストラリアへ…、苦悩しながらオーストラリアに根付く文化、民族は(牧場に働く)ことに原点があると気付く。そして、描いたのがこの一枚、「羊毛の刈り取り」。汗くさい男の体臭と羊の毛が匂う、オーストラリアの大地を象徴する絵だ。 今、この絵はオーストラリアの誇りとして、国を代表する美術館に収まっている。ロバーツの絵の具を勝手に持ち出して悪戯に絵を描いた(可愛い)少女を壁際に小さく描いて絵に閉じこめるという茶目っ気のエピソードもある。
作者の人生ドラマや秘められた謎とき的解説がこの番組に光彩を放っていて実に楽しい。
「美の巨人達」~この一枚~ という番組が実に面白い。画家というモノは、得意と失意を繰り返し、独創を求めるが故に大抵は生前、経済的に恵まれないことが多い。この作家も野望と夢を追いながら、最後には人生の根底はそんなことにはないと気付くという物語でもある。
6/21の放映は、オーストラリアのビル・ロバーツ。オーストラリアは、100年に亘ってイギリスの植民地だったという悲哀の歴史を持つ。ロンドンからオーストラリアへ…、苦悩しながらオーストラリアに根付く文化、民族は(牧場に働く)ことに原点があると気付く。そして、描いたのがこの一枚、「羊毛の刈り取り」。汗くさい男の体臭と羊の毛が匂う、オーストラリアの大地を象徴する絵だ。 今、この絵はオーストラリアの誇りとして、国を代表する美術館に収まっている。ロバーツの絵の具を勝手に持ち出して悪戯に絵を描いた(可愛い)少女を壁際に小さく描いて絵に閉じこめるという茶目っ気のエピソードもある。
作者の人生ドラマや秘められた謎とき的解説がこの番組に光彩を放っていて実に楽しい。
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