東京タウンウォッチング 09上半期ヒット商品「感動」のテーマ強し!!
ヒットしたのは、価格の安さや節約志向の商品ばかりではありません。閉塞感と言われる社会や将来の不安を打ち破るキーワードに「感動」がヒットしました。
WBCの「侍ジャパン」、村上春樹の「1Q84」、国宝「阿修羅」展、大河ドラマの「愛」、そして殊勲賞に入った「おくりびと」…。
滝田監督の『…僕でしかあり得ないものをつくろう…と。オリジナリティを大切にしてつくった映画が、世界の舞台に連れて行ってくれた。…』という言葉に、私は感動を覚えました。
その他に、勝間和代さんの「断る力」という本が興味を引きました。Globalな時代に、とかく(あいまい)と言われる日本人が国際舞台で渡り合って行く為には、(はっきり)モノを言う習慣が必要でしょう。若い男性に読まれているというから変わりつつある事は確かだろう。
東京タウンウォッチング 09上半期ヒット商品(続)価格志向、節約志向が顕著!!
価格の安さと流行、デザインのマッチが(元気)を呼び起こした“ファストファッション”の一方、価格の安さ、節約を前面に出した商品も又ヒットした。
代表格は大関にランクした「990円ジーンズ」。“あり得な~い”価格で衝撃をあたえた。年令問わず一般化に拍車が掛かりそう。
「下取りセール」(大関)も納得のブーム。「節約弁当」(関脇)も、凄い。デパ地下の食品は、安さよりも味の良さ、鮮度、対面販売の活気で売れていると思っていたら、ナンと渋谷西武、銀座松屋にも500円弁当が登場したと言うから価格志向は見逃せない。
これも、世界経済の大収縮がもたらしたGlobal時代の影響…と思うと、世界の動きに鈍感ではいられませんね。
画像は、原宿のファストファッション激戦区に乗り込んだ日本勢の「コレクトポイント」(明治通りのユニクロUT並び)外観です。
東京タウンウォッチング 原宿ファストファッションがヒット商品番付(西)横綱に
09年ヒット商品番付の西横綱の取り上げ方は、正しくは゜ファストファッション」。
ファーストフーズの早さにあやかって(ファストファッション)と呼ぶようになったとする説がある。デザイントレンドに敏感で、安いことに特色があり、一週間後に行ったら商品がガラッと変わっていると言われる。
原宿には、GAP(米)、 ZARA(スペイン)、 H&M(スウェーデン)、TOPSHOP(英)、 FOREVER21(LA)…と揃い、並べてみると、ホントにGlobal時代が来た事を実感させられる。日本勢では早くから原宿に出店したユニクロ東京1号店、最近ではコレクトポイントが出店した。ユニクロは、今、姿・形を変えてTシャツを大きく打ち出した「UT」に大変身(店頭と店内フロアの画像)。
銀座は、カジュアルファッションは売れないだろうと見られていたが、H&M旋風が起こったように、スーパーブランドとカジュアルファッションが入り乱れるナンでもありの多極化時代がここでも興ってきたと言えそうだ。
因みに、ヒット商品東の横綱が「インサイト、プリウス」のハイブリッド車でした。(^_^)
東京タウンウォッチング 原宿フォーエバー21が西横綱に…!?
今や、人気ランキングとなった「 ヒット商品番付」(日経MJ)…09年上半期ランキングで、西の横綱となった(ファストファッション)、中でもオープンから1ヶ月以上経っても入場制限が続く「フォーエバー21」。今や、エース格の人気振りだ。
印象は、いかにも原宿的ファッションで、安くてカラフル、デザインが新しいところが、若い人に斬新に映っているようだ。中年女性も見かけない事はないが、(早さ=ファスト)をモットーとするファッションはやはりヤング女性の購買欲を刺激するらしい。
それにしても、同じデザインの服が10着から20着くらいハンガーに掛けられて飛ぶように売れているらしいのに驚く。ナゼかって!? 他人の着ている服と同じ服を着るのを嫌うファッション好きの女性が構わず買う姿は、戦後のモノ不足ヤミ市的連想をしてしまったからなんです。
安さが評判なので、何か買ってみようか!?なんて思っていましたが、メンズ向けは地下1階に押しやられた感じで、地上1~3階は全て女性向け、メンズもヤング向けで、とてもおじさんには買える欲が湧きませんでした。
私の目にとまったヒット商品については明日続きを書いてみます。
東京タウンウォッチング ウラ青山“楽しいアルゼンチンの店”
南米!!…と聞くと、どんなイメージが湧きますか!?
陽気、サンバ、情熱…時に麻薬、物騒~なんてのも浮かぶかも知れませんね。
この建物いかにも目を引く色彩。惹かれて入ってみた。…なんとまあ、カラフルで今にも踊り出したくなるような洋服がイッパイ!!(^_^)
オーナーがアルゼンチンの人でしたっけ? 残念ながらオーナーはおられませんでしたが、小さいけれど楽しさが溢れて好きなお店です。7/25(金)計画中の「原宿~ウラ青山」ウォッチングではコースに組み込んでいます。
東京タウンウォッチング 青山紀ノ国屋AOビル
紀ノ国屋本店の裏手、駐車場になっていた土地を合わせてスーパー「紀ノ国屋」が自店はもとより、ファッションビルと高層テナントビルの複合ビルをオープン。画像に見る高層部は、立体感の造形が異彩を放っています。
東京タウンウォッチング 原宿「フォーエバー21」熱狂!?
話題、注目の「フォーエバー21」に行ってみました(6/2火)。4/29のオープンから既に1ヶ月も経過、平日の夕方という時間帯、画像に見るように未だに入場制限の有様。
熱狂が続いている。感想については、改めてレポートします。
7/25(金)に、「イムスクラブ」タウンウォッチングで、「原宿~ウラ青山コース」を行う予定です(予告)。ファストファッションの激戦区「原宿」を自分の目で見てみましょう。
東京タウンウォッチング 「エチカ池袋」ワインバー&ビストロ悪くない
池袋タウンウォッチングの仲間と、どうせ一休みするなら…と、「エチカ池袋」のワインバー&ビストロの「ボナパルト」で一杯のグラスワインを楽しんだ。ワインの種類が多いのが自慢らしいが、昼間から中年女性の2人連れがカウンターバーでお喋りを楽しんでいる姿に妙に感心!?
お店のコンセプトは、“パリのカフェテリアの喧噪を再現”とあるが、パリの街角のお洒落なカフェテリア「ワインバー」をイメージしたとあるから、ややこしい。
大体、カフェテリアとワインバーは違う店だと思うが、ワインをカフェ代わりに飲んだ私達の姿は、正に“カフェテリアでワインを飲んだ”事になる。…パリっ子のライフスタイルはこんな調子なのかも知れませんね。
そして、(ワインバー&ビストロ)と謳っているから、尚ややこしい。ビストロとは、(小さな居酒屋)という解釈も見かけた事があるが、レストランというイメージで使われているニュアンスが強い。
ウィキペディア(百科事典)によると、『気軽に利用できる小さなレストラン。「あまり高くないレストラン」というニュアンスで使うが、日本では下手なレストランよりも高級なビストロも登場している』というのが実態に近い。
カフェテリアとワインバーとレストラン(ビストロ)を融合させてしまうのは、誠に日本的お家芸…と感心するばかりであります。(*^_^*)
蛇足 店名の由来を聞き漏らしましたが、ボナパルトと来ればナポレオンを思い出します。関係あるのか!? 確かめてみましょう。