陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

日本の財政=とても不安・不満が 68%

2009-09-24 20:23:51 | Weblog
新聞報道に、次の記事があった(9/24日経)。

財務省が国の財政に関する国民の意識調査を実施した。
(ネットによる成人男女2,000人対象アンケート結果)

●日本の財政について、
   とても不安・不満=68%
   やや不安・不満=31%
●税金や社会保険料の「負担」と「受益」の関係は、
   負担ほどは公共サービスは受けられない=89%
   負担以上に公共サービスが受けられる=2%

で、「現状のまま財政赤字を放置すると現在の社会保障制度は維持できない」が 75% とのこと。

殆どの者が、「こりゃあかん」と思っているワケだが、
少数とはいえ、そうでない者もいる。

世の中、面白いものですのう。
いろいろな者がいるという意味で。
自分が地獄に落とされても、神や仏を信じる者はいるんでしょうなあ。
いや違う。
地獄にいるから信じるのかも。

まあ、何らかの希望なりを持ち、楽観的に考えないと、やってられないのも事実だが、
「あかん」ものに期待をしても、それは単なる夢物語でござんすよ。
最後は神風が吹く?
そんなものはありゃあせんのですよ。
ただ、百人が百人吹くと言えば、ひょっとして吹くかも? な~んてね。

鳩山氏が、国連気候変動サミットで「温室効果ガス25%削減」を表明し、
それはそれで構わないが、しかし、もう遅いんだよね。
けれども、もう遅いと言うとハナシが進まないから、
頑張ってやりましょうよ、と言うしかない。

鳩山演説を一番喜び、評価したのは、国連事務総長の潘基文(バンギムン)。
そりゃあそうだよね。
能力を疑われ、評判が悪い潘からすると、鳩山は救世主の如き存在に見えたであろうよ。
自分が運営する国連が、何とか格好をつけられそうになったゾと。
内心、涙をこぼさんばかりに喜んだに違いない。
子供みたいなヤツですのう。
マ、正直でいいのかも。

鳩山演説の中で、打つべき手として、次があるそうな。
・企業間で排出枠を売買する国内排出量取引制度
・再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入
・温室効果ガス対策税(環境税)

へえ、そうなの?
遅いけど、何もしないよりはいいかもね。
一応やりましたゾと将来に向かって言えるから。
次回に「排出量取引」を書く。
コメント
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