陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

節電?

2011-05-26 08:58:33 | Weblog
いよいよ節電本番なんですと!
東京電力と東北電力の管内は。
7月1日から瞬間最大使用電力を制限を開始し、原則 15%の節電を求める、そうな。
東電管内は9月22日まで。

経済産業省は、
対象事業所に削減幅を通知し
制限緩和を求める場合は申請が必要なんだそうですぞ。
罰金もあるそうですなあ。
国民に「お願い」をする立場であるのに、何とまあ高飛車なものよ。
この二カ月、震災・津波・原発問題でおろおろしているだけの政府・役所だが、 
こういうときだけは強気&傲慢になるのでござりますなあ。
地が出るのでござります。
達成には権力行使が不可欠と考えているのだろうが、
そもそも、そういう考え方自体が間違っているのでござります。
まあ、権力の一端を見る良い機会と考えることにしましょうかなぁ。

報道などにより、東電のデタラメぶりが明るみに出てきているが、
東電以外の電力会社も同じだろうし、
結局は、地域独占がもたらす弊害でござりましょうなあ。
今回の原発事故の根本原因は、政官学業の強固な癒着体制をもたらしている「独占」であり、
その結果としての電力供給不足でござるゆえ、
「節電」は単なる対処療法に過ぎませぬ。

問題の核心が語られず、
節電だ! 15%だ! と叫んでも、
ワタシなんぞは、何だかアホらしくなって、気持ちが覚めてくる思いでござりますよ。

ヒトは、丁寧に説明を受け、懇願されればその気になっても、
結果だけを強圧的に告げられれば、
せいぜい面従腹背でござりましょう。

節電をPRするマスコミは、
何だか、戦時中の報道機関に似ているとは思いませんかな?

今、福島第一原発で働く人たちの中には、
甘い言葉で集められた者が多数いるそうだが、
これも、かって半島から連れてこられた人たちを連想しますなあ。

それはともかく、
いよいよ本格的なプア社会の到来でござります。
プアのワタシは、
肌にあう、住みよい社会がやってくると期待しておるのでごぢゃります。 
最近のはやり言葉で申すと 絆 でござります。
ワタシだけではないという一種の安心感でござりますかな。
コメント
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