信じる

ん？
朴槿恵が、国民向けの談話で、北朝鮮の核実験に関する中国の対応に「期待している」「信じる」と言うたそうですなぁ。
「不満」やと言うておるに等しいけど、そりゃぁ、そうでしょうなぁ。
何せ、オヤビンが頼りと、これまで三跪九叩頭の礼をつくしてきたんやしなぁ。
何なら、改めて貢物を捧げて朝貢し、拝礼でもしてきたらどないですかな？
そしたら、皇帝きどりのおっさんは、ちいとは動くかもしれまへんよ。
何せ、あのお国には、カネや貢物をチラリと見せたら、眼の色も態度もガラリと変わるメンメンが揃うておりますからなぁ。

えっ？
それじゃあ、かっての朝貢と同じやないか、ですと？
いえいえ、冊封まではゆかんので、ご安心くだされ。

けど、中国は、北朝鮮の核実験に関し、
「緊張緩和を希望」とか「緊張拡大回避を希望」なんぞと言うておるけど、
北のミサイル発射時も同じようなことを言うておりましたよ。

朝鮮問題ではそう言いながら、
東シナ海や南シナ海で、周辺国の反発をよそに好き勝手な動きを続け、緊張状態を作り出しておるのは、どこのどなた様なんですかなぁ？
まぁ、そこまで使い分けるとは、ご立派なことでござります。
尋常なアタマ＆セイシンでは出来ることではござりませぬ。
そういう者や国を「信じる」のは、なおご立派なことでござりまする。