陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

追想

2010-11-26 08:59:00 | Weblog
昨夜、夕食後にテレビのチャンネルを回したら、
ユル・ブリンナーが出ていた。
イングリッド・バーグマンも出てきて、
これは何だろうと思ったら、「追想」(原題: Anastasia)でござりました。

途中であったが、そのまま見てしまいましたぞ。
いいですなあ。
1956年のものだそうだが、
昔のアメリカ映画は、なかなかのものでしたなあ。
今はあきませんがね。

最後の場面で皇太后がつぶやく。
「もう芝居は終わりにしましょう」

そうですなあ。
いろいろ解釈できるつぶやきであるが、私もそう思いますぞ。
センゴクはん、カン氏や。
今日はセンゴクの問責決議が可決されるそうだが、
あんた方も、もう「ごっこ」はおしまいにしましょうぞ。
極めて短い間だったが、こんな体たらくでは、早く引いた方が、
身のため、国のためでござりましょう。
今日からは、終わりの始まりでござります。

また、昨日は、三島由紀夫の没後40年だったそうですなあ。
早いものでござります。
市谷での演説の様子を、通りかかった電気屋の前のテレビで見たことや、
切腹の報道は今もよく覚えていますよ。
もう40年なのでござりますなあ。

生前の三島は、その作品、行動ともに、ワタシの好みではなかったが、
死後、最後の作品が発表されてからは、
ガラリと見方が変わりましたぞ。

カン氏や。
あんたはんも、割腹する覚悟で臨まないと明日はありませんぞ。
そして、今、だんだんと追い詰められてきているが、
後日、あの体たらくの頃が絶頂であったなあと追想するでありましょう。
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