陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

CO2削減 ⇒ 家庭の負担500万円だって

2009-08-27 08:57:56 | Weblog
報道によると、温暖化ガスの排出を2020年15%削減(2005年比)には、家庭の追加負担最大500万円、
と経済産業省が試算したという。
中身をみると、

  ・太陽光パネルの設置  230万円
  ・住宅の断熱工事 100万円
  ・高効率給湯器   50万円
  ・省エネ冷蔵庫 2万円
  ・高効率照明  3万円
  ・次世代自動車  40~300万円

2005年比15%減を更に上回る目標の場合は、負担は膨らむという。
一つの試算としては良いとして、
ワタシャどうもよくわからんのう。
だからどうなの?

全家庭が500万円の追加支出に耐えられると思ってんの?
更に、そもそも、削減幅が15%とか、20%とかではどうにもならんでしょうが。
半減とか、80%減とかのレベルで臨まないと。
省エネや効率化程度では、形だけ取り組んでますよという水準で、ハナシにならん。
現状をベースにするからそうなる。
そもそも危機意識ゼロなんでしょうなあ。
試算しましたよ、役所としてやってますよというポーズだけ。

例えば、自動車。
一般家庭では、過疎地を除き、クルマなんぞなくても死にはしない。
産業用とか、特殊用途は除き、クルマ全廃ですよ。
そのくらいの覚悟でやらないと。
そういうことを織り込まないと、真の問題提起にならない。
冷蔵庫だって、なくても死にはしない。以下同じ。
数十年前まで、これらは一般家庭になかったんだから、どうってことはない。

企業・産業がダメになってしまう?
地上の生命が死に絶えるよりはマシでしょうが。
コメント
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