今日は良い天気でした。
まさにDIGILUX2の試運転にはもってこいの天気ですー。
ただ…、原稿やったりF1の予選中継を見たりしないといけないので
近所で適当に撮って済ませてしまいましたが(^^;)
DIGILUX2のコンセプトは、「アナログ感覚のデジカメ」だそうです。
私には、アナログ感覚というよりも
「アナログカメラと操作系がほとんど同じデジカメ」に感じられました。
DIGILUX2には、他のデジタルカメラに必ずと言っていいほどに存在する
モードセレクターがありません。
絞り、露出、ピント、それぞれにオートモードがありますが
モード毎にそれらを自動調整する他のデジカメと違って、
単純にオートになるだけ=ただ撮れるだけのオートです。
デジカメに慣れ親しんだ人が、この操作系を見たら面食らうでしょうね。
G1とそっくりな操作系なので、私は何だか懐かしく思いました。
ちなみに…オート任せにすると何ともちぐはぐな感じの絵で、描写が変でした(笑)
今日しか撮っていないのでなんとも言えませんが、これはむしろ
撮り手が試されているととるべきでしょう…。
オートでも絞りはすぐにいじれるので、「基本は絞り優先だ」と
カメラが言っているみたいです。
露出補正やWBの微調整なども行いやすく、ある程度カメラのいろはを
習ったことがある人ならば、むしろすぐに使いやすいと感じるのではないかと思います。
また最近のデジカメと違って感度にオートがありません(笑)
ISOは100・200・400の3段しかなく、400はエマージェンシー用途でしょう。
今日は100のみで撮影しました。
この辺りの融通の利かなさも、むしろフィルムカメラっぽい気がしました。
ホワイトバランス(=WB)のオートはありますが、あまり賢いとは言い難いようです。
どんどん変更して、積極的に絵作りに参画する方がこのカメラには合っているようです。
調整幅は結構大きいので、結構楽しめました。
そんなこんな…なDIGILUX2をカメラバッグに入れて、先ずは近所の公園へ…。
いきなり鉄道写真を撮るカメラじゃないかと思いまして(^^;)
ライカっぽい被写体(笑)を探してうろうろしてみました。
絞りは基本的に開放のみで行きました。
「ちょっと絞ると描写がシャープに…」なんて言い訳を、ズーム化されたとは言え
天下のライカ様、ズミクロン様がするとは思わないので、
思い切り開放絞りで楽しんできました。
…楽しんできました。
結論から言うと、DIGILUX2は撮っていて非常に面白いカメラでした(^^)
中古としては高かったけれど、買って良かった!そう思わせてくれます。
いろいろ考えながら撮ると、スキルに合わせて良い絵を出してきてくれます。
撮影者に応える操作性と、努力を反映する性能を持っているようです。
オート主体のカメラには無い楽しさがあるように感じました。
そして描写が良い…というか私こういう描写好みです!
ボケ量はともかく、綺麗なボケ方に感じました。
開放絞りでどんどん使いたくなり、ほとんど全てを開放で撮りました。
また、開放でもすごくシャープな描写です。でも硬い絵には感じません。
不思議な感じです。
外すと悲惨な写真ができますが、これも撮り手のスキルに忠実だからでしょう。
A2やツァイスにもそういうところもありますが、こういうレンズでないと愛せません。
写真は撮れた中でも、まともそうなのを選んでUPしています。
私、ヘタッピですので、DIGILUX2の良さを引き出しきれません。
実力はもっと上にあると思っていただければと思います。
夕方はまた近所の神社とお寺に行って、DIGILUX2で写真を撮ってきました。
いろいろWBや露出補正をかけながら楽しんできました。
街歩き用カメラとしては最強かもしれません。
少なくとも私にはピッタリなようです。気に入りました。
ヘタッピなのにライカと言うのも恥ずかしいですが、キニシナーイ(笑)
今後少しづつ修練を積んで、このDIGILUX2の良さを引き出せたらいいなぁ…。
そういう楽しみもできた今日でした。
明日はいくつかをプリントに出してきたいと思います。
さぁ、原稿に戻らなくちゃ!
★Yellow Comet Web → http://www.sea.sannet.ne.jp/yellow_comet_ap1/