ナベブログ

クルマ好きな元同人絵描き
わたなべやすおのブログです。
(現在は同人活動は無期限休止中です)

機関車列車をいくつか撮ってみました

2015年01月25日 18時34分41秒 | 鉄道話

昨日今日と用事で外出してました。
用事ついでに観光もしてきたので、そんなに用事だからと忙しい感じも無く…(^^;)
楽しかったですよ(^^)


昨日は用事ついでに真岡のSLキューロク館へ。





ここには日本で唯一の動ける状態で保管されている9600型がいます(^^)
カマに火が入ってるわけではなく、圧縮空気を充填して動くらしいのですが、
何より動くというのは大きいです。
実はすごく見たかったんです♪

行ったらちょうど塒から出てきたところ。
8600もそうだけど、9600も大正の蒸気機関車なので、造形が何となくクラシカルで大正ロマン。
かわいいですよね(^^)



圧縮空気とはいえ、あの巨体を動かす圧力だから、なかなかに迫力があります。
汽笛も鼓膜に響くし、ドラフト音もなかなかのもの。
ギャラリーも多くてなかなかに楽しく(^^)
車掌車、ヨ8000型を連結して往復するパフォーマンスもあり、
思わず300円払って乗車してしまいました(^^;)

ヨ8000に乗れるなんてなかなか無いですし(笑)

キャブを見たら助士席側にレバー類があるので、改造したのかと思ったら、
当該機関車がかつて函館の連絡線入替用だった名残のようです(^^;)

入場料もタダ。
真岡にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい~!(CM)



15時過ぎにSLもおか号がやってくるので、それも見物。





この一枚はちょっとモノクロ風に(^^;)



今日はC12。C11は車庫で寝てました(笑)
やっぱり本線上に乗っかってる汽車はいいなぁ…と(^^)
難しいかもしれないけど、9600もいつかもう一度カマに火が入ったらいいなぁ。





用事を済ませてからだと帰るのが面倒なので、現地で一泊。
ちょっと早起きして、北斗星にチャレンジです。

むかし宇都宮に住んでる頃も何度かコンタックスで撮りに行ったけど、
長玉で一眼で撮るのは初めて。
このポイントは初めて。
高根沢にいた頃は高根沢で撮りたい…ってヘンにこだわってたので、
その他の写真が少ないのです…。

いくつかお目汚しをば…。






カッチカチの編成写真も…(笑)
記念写真じゃないけど、一枚くらい撮っておきたかったので…(^^;)







実はデジタル一眼で、駅じゃないところできちんとブルトレ撮るのはたぶん初めて。
やっぱり格好いいですね。
金色の帯を巻いた青い車体は美しいです。
こういう美しい列車がなくなるのは寂しいですね。

あとα77もこういう時は使いやすい機体ですね。
連写は無駄ゴマが増えるのであまり使ってません。
シャッターレスポンスは良い機体なので、手でポンポンと。
これならバッファの少なさも気にならないです(笑)

やっぱりαはいいなぁ。50-500との相性も良いし(^^)


用事はまだ何度かあるので、その時にまた何度かチャレンジしてみたく思います。
場所は元地元の強みでいくつか知ってますので(笑)



■Yellow Comet Web → http://www.sea.sannet.ne.jp/yellow_comet_ap1/

■twitter → http://twitter.com/Yasuo_Watanabe




★「That'sゆーのす」作品の通販はこちらから★
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/d5e7103cafe02850a14ca32c575f62e5

★「That'sゆーのす」作品リスト★
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/55a33673a9f535e8e25938571ec18f0d

※ご興味がありましたらお気軽にどうぞ…。


  
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何だかんだと

2014年08月09日 23時41分00秒 | 鉄道話

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★イベント直参のご案内★
8月15日(金)
コミックマーケット86(東京都江東区 東京ビッグサイト)
スペースNo.こ-42a「That'sゆーのす」

8月31日(日)
コミティア109(東京都江東区 東京ビッグサイト)
スペースNo.ぬ06a「That'sゆーのす」

9月21日(日)
MGM2.04(板橋区立グリーンホール2F)
参加確定(スペース未定)

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盆休み初日です。
会社の写真部の部長に「フォトコンに作品を出せ」と言われたので
実地調査にうろうろしてまいりました(^^;)

「非電化にせよ」という話だったので非電化区間へ(汗)
とりあえず一回目の下見はしました。
もう一回はクルマなどで機動力を生かした下見が要りますです。
こりゃ大変です。


そんなわけで出かけてきましたが、出かけたついでに高崎駅へ。
長野新幹線の新鋭…というか北陸新幹線金沢開業の花形たるE7系。
それを初めて行って見て撮ってきました(^^;)






通過列車が思いのほか少なく、かつ通過速度も遅いので
何かこう気合がいまいち入らず(笑)
あの通過線をガンガン列車が通るのは金沢開業後なんでしょうね(^^;)



E7系は見事なまでのヘビ顔。
でもシャープな顔つきで格好良いですね(^^)
ひさびさに素直に格好良いデザインの新幹線と思いました。

E2系は登場からずいぶん経つので、その代替…という話でもあるそうですが、
このデザインであれば十分その役を果たしてくれそうです。



長野新幹線といえばその名称。
開業時からそこらじゅうのイチャモン(笑)がついて大騒ぎ。



ここにわずかに残っているだけの「長野”行”新幹線」の名前じゃないですけど
当事者が欲の皮突っ張らせて騒ぐほどに間抜けな遺産が残るのかと(^^;)

こういうの嫌いじゃないですけどね(笑)
人間らしくて。




今回はいまいちうまく撮りきれない結果で消化不良でしたが
またいろいろ調べて逆襲したく思います。

50-500はこういうとき本当に便利ですし、画質も良くて助かります。
本当にこんなに使いやすいレンズは無いと思います。



帰りは八高線キハ110で、高崎駅弁にビールを傾けつつのんびりと。
まったりしすぎてしまった感じもしますが、まぁいいか…と(^^;)

少し印象に残ったポイントを整理して、
次の機会に生かしたく思います。




明日はペーパー。
キチンとしあげておかないと。

夏コミ新刊のクルマの描き方本ですが、何とか製本が終わりました。
不具合対応分の原稿が不必要で済んだので一冊増えて51冊になりました。
これで夏コミでの頒布準備は完了になります。


夏休み。
何だかんだと忙しく過ぎていきそうです。


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401系くん

2012年12月11日 21時21分23秒 | 鉄道話


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■イベント直参■
・12月29日 コミックマーケット83 東ペ-52b 「That'sゆーのす」名義  
詳細は追って案内いたします。
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懐かしいな、中学生のころ、よくノートに描いたぜ(笑)


何だこれは?―

―これはオレ達が考えた「401系くん」だッ!!(笑)



ちなみに701系くんとか801系くんとか
501系くんとかもいるよ(爆)





今日の仕事帰りに所沢まで行ってきました。

会社の鉄っちゃんの同僚から
「知ってます? 401系の鉄コレでるんですよ、今日。」
…と言われました。

401系といえば中学の時からの友人が一番好きな電車。
マイナーな車両なんで完成品模型なんぞ出る筈も無く…。

それが出るとなれば何としても与えねば!!
売っているのは西武の各駅売店。



会社から大急ぎで出発して、駅前駐車場にクルマを置いて、
売っているという話の最寄駅売店へ…。
最悪川越のポポ●デッタなら売っているであろう…と。


しかし新狭山はあえなく撃沈(涙)

駅売店の方が
「所沢以外の駅は全部売り切れだけど、所沢にならまだあるらしいわよ」
と教えてくれたので、川越から所沢に転進。


所沢に着いて駅売店にダッシュ!
何とか無事に401系の模型を発見することが出来ました。
ホントは友人の分だけで良いと思ったのですが、
ここまで来て一個だけというのも勿体無いので自分の分も…(^^;)
無事奪取成功です!

そしてまたダッシュでホームに戻ってすぐ来た列車で帰還へ。
滞在わずか6分間(時刻表確認値)で離脱ですよ(笑)


狭山にとんぼ返りで友人宅に寄り、ブツを渡して帰宅。
意外と所沢も近いね(^^;)





とりあえず自分のブツもあるので画像貼ってみます。










こんな感じのディスプレイモデルです。







しっかし…まさか401系が完成品模型になる日が来るとはねぇ…。

昔の西武新宿線はちと古めの電車が雑然と集まって走っていたんですが、
独自スタイルの車両がごっちゃとつながって走る様は
いかにも私鉄と言う雰囲気にあふれていて好きでした(^^)

昔は狭山市より本川越寄りは単線区間で、
狭山市に向かう築堤の上を朝は10両編成が走るのですが
2両固定の増結用電車、501系と401系を3ユニットつなげた後に
4両の701系がつながっているという
モーター車とパンタグラフだらけの編成が走る事も多々ありました。

4両が基本構成だった昔の西武鉄道では10両=4+4+2で、
西武新宿寄りにでっかいパンタグラフを載せた401系がいるのは
急行電車のトレードマークでもあった訳です。

でも今は10両固定編成が増えて、401系たちも過去の車両になりました。
今はもう見られない風景です。



とりあえず模型が買えて、良い記念になりました。
ときどき出して眺めて懐かしみたく思います。





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私の秘境駅

2012年07月30日 12時11分51秒 | 鉄道話



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【That'sゆーのす 同人誌即売会・直参予定】
8月12日

「コミックマーケット82」

 東京都・東京ビッグサイト 東4ホール "ハ" 14b
 

詳細記事はこちら(↓)
http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/b8a087e09502ff80bb14761209fd7b4d

【夏の新刊】「SHOW TIME」 
クルマと女の子のフルカラーイラスト集。B5サイズ・20ページです。
夏コミで頒布予定です。
どうぞよろしくお願いいたします!


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鉄道マニアに人気の秘境駅。
秘境駅の定義ですが
・周囲に人家等がない、もしくはほとんどない。
・鉄道以外でのアクセスが無理、もしくは困難。
・本数などが少なく、駅としての利用者も少ない
こんなところかと思います(^^;)


有名なのは小和田駅や小幌駅など。
多くはないものの全国にある秘境駅です。


ただ、個人的に秘境駅の定義として足したいのが
「駅のおかれている環境が閑静であること」
「人間生活活動からできるだけ乖離していること」です。



秘境駅めぐりとして旅したことはないけど、
秘境とは別に山間や町外れで利用客がほとんどいない駅や、
人里はなれて静かでのどかな駅に降り立って
静かでのんびりとした時間を楽しむのは大好きです。


たとえばそこで通過列車が多かったり、
知名度が高くなりすぎて同類が多く居過ぎても興が削がれます(^^;)



秘境というのは自分の持っている辞書には
「あまり人に知られていない、人里はなれたところ」とあります。



つまり「有名な秘境駅」というのは秘境ですらないし、
本数がいくら少なくても人里の気配が伝わる要素が多いようでは
秘境駅とは言えないのかもしれません(^^;)

あと人里はなれる…と言うのは
物理的な立地条件よりも、人の暮らしから隔絶していることの方が
真の意味で”人里はなれる”に合致するのかと。

例えに出して恐縮ですが某有名秘境駅は幹線にあります。
停車列車は少ないですが、通過列車はたくさんある路線にある駅で
ばい煙や特急や貨物列車の往来という名の「都市の匂い」が
イヤと言うほど入ってくるかと思います。
そしてあまりにも多くに知れ渡りすぎています。
自分としてはそれゆえにあまりその駅をグレードの高い秘境駅とは
思っていないのです(^^;)
(もちろん秘境駅には違いないですけど)



逆に街角や都会の片隅にあっても、人の意識にかかることが少なかったり
その地や人の暮らしと乖離しているような駅の方が
訪れた人に「秘境の感覚」を与えるかも知れません。
少なくとも自分はそう思います。



そんなわけで…。
自分にとっての秘境駅は秘境駅とされないところに多くあるような気がします。

そういう秘境駅は探さないといけません。
そうじゃないと秘境駅じゃないので(^^;)

そういうところに時間を見て行ってみたいですね。



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むかしのてつどう

2012年02月17日 02時01分57秒 | 鉄道話

twitterで「新幹線のトイレ」ネタ
(途中で脱線して列車トイレネタに変化)でつぶやいたので、
自分の覚えている懐かしの国鉄ネタ日記など(笑)


参考までに…以下が列車トイレつぶやきです(^^;)



 新幹線のトイレといえば…メタルな和式便器と
 ペダルを踏むと流れる青い水(例えじゃなく本当に青い色がついている)ですね(^^;) 
 最初は青いけど、だんだん濁ってきて(濁る理由はお察しください)
 微妙に凹むのがまたいい(?) 
 そんなトイレの新幹線0系はもう走っていませんが(^^;)

 新幹線じゃないけど、列車トイレで思い出すのが古い列車に見られた自由落下タイプのトイレ。
 出した汚物は走行風を利用して粉砕蒸発(爆)
 だから駅停車中などは使用禁止(涙)
 でも使われちゃうので昔の田舎の駅は微妙にアンモニア臭がしたものです(^^;)

 大概のものはパイプが曲げてあるのですが、まれにストレートなものがあって、
 穴の底に猛烈な勢いで流れる鉄路が見えて、幼いころは怖かったものです(^^;)
 黄害防止でそのような列車トイレは使用不可能になり、今はもうありませんが(^^;) 

 最後にそのタイプのトイレに出会ったのは何年前かは忘れましたが
 ●陰線米●駅で乗り継いだ各駅停車。
 まさか今さら自由落下とは思わず、
 「駅構内などでは使用しないで下さい」の看板を目にしたのは用を足した後でした(爆)
 ●子駅の皆様ゴメンナサイ~!

 ちなみに列車トイレの自由落下タイプの真実を知ってから、
 田舎の列車の車体外板に触れなくなりました&線路のそばに立てなくなりました(^^;)
 今はもう大丈夫です(苦笑)



ちなみに「メタルな和式便器」は新幹線に限ったことではなく、
広くいろいろな形式で見られたトイレだったと思います(^^;)

今はバキュームタイプの節水型ばかりなので、
水が流れる列車トイレ自体が珍しいかもです。



他に思い出す国鉄時代のネタというと…何があるかしら???


新幹線だとやっぱり冷水機の紙コップかしらん?
冷水機の横にセットされてるカードくらいのサイズの紙切れみたいなコップで
ピッと引き出して、拡げて水を入れるやつ。
んで飲み終わったらその下の屑入れに放り込むの。

他に新幹線だと運転席ドアの「MOTOR MAN」表記とか。

新幹線に限らないけどビュッフェも懐かしいです。
高くて白い帽子をかぶった「コックさん」がいて、
すごく手早くサンドイッチを作ってくれたのも懐かしいです。


これまた新幹線に限らないのですけど
昔の車両は窓框が今よりも高くて、肘を置ける感じじゃなかったんですよね。
顔がのぞく感じ…というか。
今の車両は窓が大きくなって窓框に肘を置いて景色を楽しめますけど
新幹線0系や200系に乗ると「窓高ぇ!」みたいな(^^;)



車両関連じゃないけど懐かしい(?)な情景といえば
みどりの窓口前にあった大きな待合室もそうかもです。

今のように指定席を気軽に取れる状況でもなかったであろう事と、
絶対的な列車本数も窓口も多くなかったのかも知れません。
窓口前にはいつも人だかりがあって、混雑していた気がします。


ターミナル駅の長距離列車ホームでは…
特に上野駅などでのホームに座り込んで列車を待つ人々の姿もそうでしょうか?
ホームには高い位置にワイヤーが張ってあって、
そこに列車名の書かれた札が吊るしてあるんですよね。
お客さんは乗る列車の札の前に並んで待つ訳なんですが、
座る為に長い時間待つので、ホームに座り込むんです。
ただ、直に座るのではしんどいので古新聞紙を持ってきてホームにそれを拡げて、
そこに座って列車を待つのです。
だからホームの上は新聞紙だらけであったと記憶しております。

その新聞紙、多くはそのまま車内に持ち込まれまして、
座席の足元に拡げて靴を脱いで長時間の列車旅に備える人も多かったです。
(自分の祖母もそうでした)

もちろん片付けられずそのままホームに置き去られる新聞紙も多くて、
上野駅って特にホームにたくさん古新聞が落ちている印象がありましたです。



駅構内も禁煙じゃなかったのでタバコの吸殻も
そこらじゅうに落ちていたイメージがあります。

とにかく足元はゴミだらけ…というかゴミが多かった気がします。

今は自動改札が当たり前でICカード乗車券なんてものもありますが、
当時は一部の駅以外は「手動改札」があたりまえ。
駅員さんが改札で一枚一枚切符に入鋏していくので
改札周りはその紙くずだらけ。
小さな駅でもそうでしたが、大きな駅ではその量も半端なく
新宿駅などでは改札ブース内はすごいことになってたと記憶しています。

入鋏と言えば改札掛の人がカンカンカカン…とリズミカルに鋏を打ち鳴らしながら
切符に鋏を入れていくシーンを思い出す方も多いのでは?
子供心に「うまく切符を渡せるかなぁ」と毎回心配しながら
改札を通ったものです。



ぶっちゃけ国鉄時代の駅っていろんな意味で役場的な雰囲気があって
ちょっと暗くて薄汚れていた印象が強いです。

自分の幼少期が国鉄の衰退期と重なっていることもあるんでしょうけど
今のきれいでお洒落な駅を見ていると
昔のことはなかなか想像しにくいものがあると思います。




今では駅弁ブームなんて言って、全国各地の名産品が駅弁になっていたりしますが
私の幼少期はいろんな駅で弁当の立ち売りが見られた時代でした。

正直に言って今ほどいろいろな種類で、趣向を凝らした駅弁ってそう多くは無く、
地味な幕の内弁当が幅をきかしていたと思います。
(昔に立ち売りから買った駅弁って幕の内の記憶しかなかったりします)

弁当売りを捕まえるのも一苦労。駅に着くや否や窓を開けて
「おーい!弁当くれ、こっちだよ!」
そんな感じの怒号が駅に着くと響いていた気がします(^^;)

弁当売りさんは手馴れたもので列車が動き出して歩いて追える限り弁当を売ってまして
自分の記憶だと真鶴駅で弁当を買った時は超ギリギリ。
走り出した列車を小走りに追いかけながら、涼しい顔をして弁当とお茶、おつりを渡した
弁当売りさんのことを今でも思い出します(^^;)



時代は流れる…
昔のことは気がつくと忘れてしまっている事も多いですが
忘れないで済むものは覚えていたいなと思います。

       


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鉄分+クルマ分補充

2012年01月08日 17時50分10秒 | 鉄道話

今日は土曜日夜勤明けの単休です。
実質半日休み。
でも休みがあるだけマシ…ですよ?

何となく昨日辺りから憂鬱な感じもあったので
今日は思い切って発散日にしました。
時間は短いけどクルマに乗って遊んでくるのだ…。


そんなこんなで近所をプチドライブしてきました。




行ってきたのは青梅鉄道公園です。



近場に在るので一度行ってみようと思いつつ、
一回も行けてなかった場所になります。


けっこう道も分かりやすくて助かりました。
っていうかこんなところにあったのかーっていう感じです(^^;)

着いたのは14時前後だったのですが、けっこう家族連れで
賑わっていたし、
15時過ぎに帰る時にもまだ入館者がいました。
「てっぱく」と違って静かでのんびりしているので
家族連れがお弁当持って遊びに来るにはちょうど良いのかも知れません。
というかそういう家族連れが多かったです(^^;)




展示物は蒸気機関車がメインです。





かと思えば電機や新幹線0系電車、
そして旧型国電のクモハ40もあったりと
こじんまりとした中にも賑々しい感じです。


蒸機はキャブの中に入れるものが多いです。
どうやって運転するのか分からない素人なのですが
そういう面も含めてまさに「男の仕事場」という雰囲気です(^^;)

自分もD51の運転席にちょこっと座って運転士気分(笑)


SLの前方視界は良くないです。
助手席側ですけど、運転士側でもこんな感じ。


機関助手がこの助手席に座って前方注視を手伝う訳ですが
それでも大変だったでしょうね。
しかもボイラーに石炭をくべ、水を足し続けてやらねば蒸機は
走れない乗り物ですので…。



ハチロクです。
今話題(?)のハチロクです。






ハチロクは聞いて何を思い浮かべるかでその人の趣味の本籍が
分かると思います(^^;)


こっちはキューロクです。
貨物機です。
個人的にはこっちが好きです(^^;)




その他の展示車両です。
懐かしの旧型国電や板谷峠で活躍したE10もいますです。
















新幹線です。
自分には一番懐かしいのがこれですね。




転換クロスシートも懐かしいです。
これに真っ白い頭当ての布が付くんですが(^^)



子供の頃眺めるのが好きだったのがこの0系のディスクブレーキ。
足元に銀色にギラリと光るディスクにグッときておりました(^^;)








施設内には鉄道ジオラマと写真と模型の展示があります。




やっぱりこの模型ですよ~。







このでっかい精密模型がずらっと並んでいるから
秋葉原にあった交通博物館は楽しかったのだ~!
ある意味実物より全部を俯瞰できる精密模型の方が
見て知るにはちょうど良いこともあると思うのです。

個人的にてっぱくはこういうのが減ったのが残念です。
あれはテーマパークとしては最高でしょうけど
”博物館”ではないような気がします(^^;)
(てっぱくは実車並べるのはすごいんですが
 鉄道全体を解説することが添え物になり過ぎに思えます)
 



あとは2階に地元クラブの方々が撮った昔の東北線荒川橋梁付近の
撮りテツ写真展示がありました。
こういうのはとても楽しいです(^^)
当時の空気感が伝わってくるような気がします。

キャプションにあった「その時は何でもない物も後になると貴重」
「だから今は何でも撮って残すようにしています」
…すごく重要だと思います。
自分も昔にビートを壊してしまった後に写真を残していなくて
懐かしむこともできなかった苦い経験から写真を撮ることを始めましたが
本当に「何でもないようなことが~幸せだったと思~う~♪」ですよね。







最後に屋上に出て、ぐるっと周りを見渡してから撤収。

入館料は100円。
ふらっと立ち寄るにはちょうど良い感じです。

花咲く時期などはちょうど良いかも知れません。
また遊びに行ってみようと思います。







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【お知らせ】
C81ペーパー、下記記事で閲覧できますので
良かったらどうぞです!

http://blog.goo.ne.jp/yellow_comet_ap1/e/4a340141a665511827f573bb8bc354c1

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Eも7まで来ましたか

2011年12月14日 02時20分42秒 | 鉄道話


IEじゃないですけど、
Eも7まで来ましたか~。


北陸新幹線の金沢延伸に併せて新幹線電車を新造する…
その新形式名称がE7系…とのこと。

JR東日本は400系より後の新幹線電車はE~系で通してきましたが
いよいよ残り数字は8と9のみ。
9は試験電車用だから、実際は8のみ。
その次はどうなるのかしら??



E7系、ベースはE2系とのこと。
E2を代替する編成との事で、基本的なドア位置や定員を
揃えておく=ベースにする という意味なのでしょうね。
機械的な関連はE5系あたりに近いものになるのだろうと思います。


個人的な願望を入れるとすれば「カッコよくしてほしい!」

JREの新幹線電車、いまいち格好が良くないです。

新幹線にあるまじき風体のE1(ぬりかべ)&E4(出目金ガエル)はともかく
(でもこの2系列、特にE4は私は大好きですよ~! 乗り心地と内装が好き)
E2は奥ゆかし過ぎて華が無いし、E3も地味。
E5&E6は天狗鼻が目立つ以外は普通。
素直にスマートなデザインではないのです。

JRWの500系ほど格好良くせよ…とは言いませんが、
N700系くらいの雰囲気にはして欲しいと思います。



そう言えば北陸新幹線、
上越―金沢間はJR西日本の管轄になるんですね。

JR西日本にとっては”飛び地”の新幹線になる訳ですが
N700の時のようにE7系を自前で買う形になるのでしょうか?
それとも車両はレンタルかしら?



いずれにしても開業が楽しみです…(^^)








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本当の原因は?

2011年07月25日 12時53分17秒 | 鉄道話

中国の列車事故、
まずは被害に遭い、亡くなられた乗客の方のご冥福と
怪我をなされた方々の早い回復をお祈りいたします。


事故状況は付近への落雷で停車していた先行列車(CRH2型)に
後続の高速列車(CRH1型)が追突したという内容で、
原因は天候悪化と落雷による制御システムの故障が原因と
中国鉄道局は考えているようです。




本当でしょうか?


ちと疑問になった事が幾つかあります。




以下、素人考察なのでその辺を差し引いてお読みください。




そもそも…高速鉄道に必須と言えるATS、
自動列車停止装置が働かなかったという事態が異常です。

これは安全運行に必須と言える装置です。
かつてこれが無かったために起きた事故も数多く、
またこれを失効させたが故に起きた事故もあるほどで
多重の安全装置が加えられて世界に広まっている筈です。

つまり安全装置が先ずは利かなかったことになります。

ATSシステム自体に異常が無く、車両検知や
閉塞区間の管理が正しくなされていなかったとしたら
それ以前の問題となりますが…。
ただ、ダイヤ管理中に列車をシステムがロストするとしても
その場合は強制停止なり、全信号に赤信号を現示させるなりで
列車を止めて対処することは可能で、
それだけの間隙を保って列車を走らせるのも基本でしょう。

基本はシステムが稼動できなくなったら全列車停止ですし
それらの信号を受信できなくなった時点で強制停止させることは簡単です。
ATS信号なり電源が落ちた時点で強制的にブレーキを作動させる構造に
しておけばいい筈です。

それがまず無かったことになります。



そして基幹となるATSシステムや信号が天候などの外的要因で
ダウンする事は十分ありえることです。
システムゆえの誤動作や不具合もあることでしょう。

ただし、そのために通報手段なり非常ブレーキなりがあります。



高速列車ですから列車無線なり列車電話は装備しているでしょう。
またそのために運転手だけでなく車掌も乗務しているはずです。
どちらの列車も列車防護行動を取れたはずです。
そしてそれが為されなかった可能性があります。


状況が分からないと分かった時点で停止現示と列車防護がなされていれば
列車は停止していた筈です。

そして非常ブレーキは運転手も車掌も…日本式であれば乗客でも作動させられます。
そして致命的な欠陥さえなければ非常ブレーキは動くはずです。




単なるシステム不具合で片付けられようとしていますが
可能性としては
・当局の話のとおり運行管理システムに致命的不具合がある
(だとしたら人災で、再度同じ事故が起こる可能性が高く、運行再開は極めて危険)
・後続列車の運転手が何らかで冒進することができてしまった
(だとしたら車両側のシステム欠陥か運転者のミスで、事故車両の検証および再教育が必要)
・そもそも自動制御が全く無く、その上に列車防護が正しく行われなかった
(さすがにこれは無いと思いますが高速鉄道としては極めて危険で運行管理以前の問題)
・列車防護を後続列車が何らかの原因で情報を受け取っていなかった
(これまた自動制御システムが無いのが前提の話です)
・ブレーキの欠陥で停止できなかった
(車両の欠陥および不具合の可能性があり、事故車の検証が必要)


車両、軌道、システム、管理体制、運転担当者と要素をくくってみても
素人が簡単に考えたところでこれだけざっと出てきますし、
事故はいろいろな潜在的危険要素が絡まって起こり、単一の原因とするのは
真の原因を見過ごすことだ…と言うのは現代社会の安全の常識です。

いずれにしても事故車を廃棄したり、運行を再開するのは時期尚早でしょう。




中国高速鉄道の安全性、大きく揺らいだだけでなく、
その根幹の考え方までもが場当たり的で前時代的に思えます。

特許どうのの話には言及しませんが
箱物にこだわるより先にやるべき事があるのは明らかです。

中国鉄道当局は真実を見つめる勇気を持って、今回の事故原因究明に
あたって欲しいと思います。
(たぶん難しいのでしょうけど)
そうでなければ被害者の方がうかばれません。



日本の高速鉄道…高速鉄道に限らずですが
これを対岸の火事と思わず、今のシステムや安全対策を
根底から見直すくらいの気概を持って
より一層の安全性維持・向上を図っていって欲しく思います。

それこそ東電の「想定外」の事例もあります。
ただし安全に想定外はあってはならないし、
誰もそんな言い訳を認めてはくれません。
それは東電の事故と対応に対する世界の冷たい目線が
証明しております。


最高時速がいくら速くても安全でなければ意味はありません。
鉄道のより良い未来のために関係者のより一層の奮起を期待したく思います。


いつまでも日本の鉄道が日本の誇りであってほしいと切に願います。




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クモハ萌え

2011年02月15日 19時31分17秒 | 鉄道話


「新新宿駅企画課 あるぷすひろば」で
主人公がこんなこと言ってます。




クモハ萌えは激しく同意です(笑)

  《ちなみに解説》
  クモハというのは電車の車両形態を表す記号でして
  ”ク”が運転台付きの意、"モ"がモーター付きで動力車、
  ”ハ”は普通車の意になります。
  つまり運転台とモーターとがいっぺんに付いた車両ということです。
  詳しくはウィキペディアでも見てください(笑)

個人的には前パン(車両前側にパンタグラフがある車両)が好きなのですが
この際「全部いり」なら不問とします(笑)
(↓前パンの例 私鉄に多い)


ちなみに西武2000系の2両固定ユニット(2400系&2450系)は
クモハで全電動車で前パン…というかダブルパンタグラフで
4ドアで貫通扉付きでスカート付きです!
これが来るだけでテンションうなぎ登りです!!


話がそれました(^^;)


クモハに限らず、電動車比率が高い編成が私は好みでして
153系より165系が、113系より115系が好きな理由が
電動車比率の高さだったりします(^^;)

機関車列車を除いて、電動車比率が高い編成を嫌いな鉄オタは
多分いないと思います(←断言)

もっと言えば、私は「全電動車編成」が一番好きです(笑)
あまり例が無いのですが…。
そういう意味では私の中での「True新幹線」は0系と500系だけです(^^;)


ついでに別の萌えツボを言うならば…

耐寒耐雪装備の車両も好きです♪
古いタイプの雪切り室のルーバーが側面にあるタイプが好きです~。
またスノープラウも好きです。
クルマのチンスポ好きと多少趣味が被ってます(笑)


電動車の話と被りますが、機関車列車でも単機より重連が好きです
できれば大きいのの重連よりも小さいのが重なる方が賑々しくて好きです。
でもやはり華は旧信越本線での上り客車列車のEF62+EF63+EF63なんでしょうね♪
(見たこと無いけど)

逆にあまり興味が無かったのが”サハ”
これはモーターも運転台も付いてない普通車です。

メカが何も付いてない…という点で完全スルーに徹してきたのですが
逆にその何も付いてない無駄っぽさが退廃的でいいかなー?と
思うようになりました(^^;)

上野口をメインに活躍している211系の東北線仕様では
宇都宮寄りにパンタ付きクモハとモハを置く一方で、
上野寄りにサハ+サハ+クハという異常に偏った編成です。

鶯谷駅とかでサハのあの空っぽな腹下を見て、
退廃に浸るツアーとかやってみたいですね(^^;)






も一つこんなこだわりも…。



ブルトレの牽引機…と言えばEF66!って人も多いと思います。
ただし、ブルトレブームの時はEF65PFがメインだったので
そちらがやっぱり好み…って人も多かろうと思います(^^;)


私は先の話と被りますが、てんこ盛り系が好きなので
大好きな機関車を挙げろ…と言われたら
迷わず「EF81」を挙げますです(^^)

EF81は鉄オタならご存知でしょうけど
EF級の中でも長い流麗なボディに特急型本来の端正なフェイス、
その優雅なボディと相反するかのような重装備、
国鉄型電気機関車唯一の3電源対応をはじめとし、
耐寒耐雪だけでなく耐塩害構造までを採用した
客貨両用の万能電気機関車です。
このてんこ盛り具合に惚れました(笑)


そういう意味ではブルトレブーム時は「日本海」を見てみたかったし
北斗星やカシオペアで、関東でもEF81が活躍したのは嬉しかったのでした。

…これも過去形なんですね、悲しい(TT)



ちなみに…「ででごいち」は”やっぱり赤だべ!”な人です(^^;)
北斗星の牽引機…赤の旧国鉄DL色に戻らないかなぁ…??
北斗星カラーも見慣れたけれど、やっぱり赤ですよ~♪

そういう意味では出雲は格好良かったです!
(出雲ならDD54+20系を見てみたかったですが…無理でした)




最後に…
このまんがは読み手が合いの手を打ちながら読めるので楽しいです♪

絵も可愛いのでオススメです!
「鉄道漫画」に出張版がありましたが
これからもぜひ続いていって欲しいです!




【お知らせ】
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※通販受付期間は2月末日までです。



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整備新幹線に日本の姿を見る

2010年12月05日 10時27分07秒 | 鉄道話

新規の新幹線開業で必ず問題になる"平行在来線問題"
JR各社の地方交通に対する責任感の薄さもさることながら
(↑責任感など無いといっても差し支えありますまい)
整備新幹線の考え方自体が問題であるとも思えます。

当初の新幹線の考え方は別線による線路容量増強および高速化で
あった筈です。
(現に当時の東海道線は飽和状態であったといいます)
実際に東海道新幹線計画時には貨物輸送のアイデアもあったそうですし、
そういう意味では最も輸送限界が切迫した路線に
高速新線を設ける考え方は至極真っ当だったと思います。



さて、ちょっと話は変わって…。
国家の使命とは何か?
それは簡単に言ってしまえば国家の体を維持し、守ることと
私は考えます。

国としての法律を定め、政を行い、国内の秩序を守ることも
国がしっかり機能するように民に法を遵守させ、
それを実践させるための環境を…
行政機能や治安システム、経済システムの適正な機能維持、
交通や生活・情報伝達インフラ、その他多くのものを安定させていくのが
国家の使命でしょう。

そして国家とは何か?
それは人の集合体、人がよりよく生きるために結集したもので
あるべき筈です。



しかしながら、その国家の構成要素たる人は
善意と同じだけの悪意、独善でできているのもまた事実。
国家というものを利用して、私的な目的や利益を満たそうとするものは
後を絶ちません。
(基本的に人間は悪と暴力の塊であり、その暴走で自己を滅ぼさぬための
 安全装置こそが善意だと私は解釈していますが、それはまた別の話に…)


日本の鉄道は政治と…ひいては賄賂や斡旋の歴史であるとも言え、
近代日本の国民のための最初の足となるべき鉄道は
だんだんと捻じ曲がり、その目的と全く別の"金脈"として
みなす人が増えてしまいました。
それは今も実は変わらなかったりすると思います。

基本路線を作る時に政治家が、地元の有力者が、工事を担当するものが、
それぞれの思惑、独善で「国の血管」とも言える鉄道を捻じ曲げながら作ったのは
己が利益のためでした。

その後主要な幹線が揃った後は
鉄道が必要とは思われない山奥や僻地、また貴重な自然遺産の中に
鉄道が作られました。
鉄道が国民の利益のために必要だから作る…のではなく、
"一部の国民"の"目先"の利益のために必要だから鉄道を作る…に
鉄道は変わってしまいました。

鉄道を後先考えずに作る団体が作られ、税金を浪費し、
その赤字確実な路線は国鉄に丸投げされました。
税金は鉄路を作った土建業者と政治家に”還元”されました。
赤字国鉄の補填は国民に委ねられました。
鉄道は国民に多くの不利益をもたらすものになってしまいました。
己の利益のために多くに仇なす輩の歴史こそが鉄道であるとも言えるでしょう。


国とは最後に省みれば自分を含む全ての人です。
最後に自分やその子孫に不利益となるような愚行を
目先の物事にだけ捉えられて行なったことこそ、日本の国家鉄道事業自体が抱える
最大の過ちとも言えるでしょう。
そういった「歪んだ血管」が閉塞し、破綻の道を歩んだのは
当然の事と言えると思います。



分割民営化で国鉄はJRとなり、某公団は解体され、
赤字ローカル線は作られるどころか切り離されるようになりました。

 ※私は地方インフラは現実に即したものが整備されるべきという前提に立って
  それは必ずしも鉄道でなくても良いと思っています。
  今回の話の趣旨とずれますので、あえて地方の交通インフラ整備についての話は
  割愛したく思います(これはまた別途書きたく思います)


ただ、国民の利益を無視して利益を享受したくてたまらない輩が
新しい依り代としているのが整備新幹線事業と思います。




話を冒頭のものに戻して…

当初は新規別線による増線として考案された新幹線は
その効果やイメージの高さが着目され、
新しい"公共事業"にされてしまいました。
それこそが「整備新幹線事業」だと聞きます。

輸送力向上と速達利便性向上はターゲットユーザーや
改善ロケーションから見ても全くの別物だと思うのですが
輸送力や高速輸送の必然性やニーズ、トータルで見た合理性などとは無縁に
整備ありきの公共事業となってしまったのだと私は考えます。


また分割民営化を盾にとり、鉄道としての輸送力が需要に対して過大となる場合は
平行する古い路線を切り離して良い…民営会社を圧迫するのはいけないからね…
というムチャクチャな法律も整備されました。
要約すると「新しいものをどんどん用意するために古いものは捨ててもイイよ、国が許す!」
「だから新しく作ったものは必ず受け取りなさいよ、私たちが新しいものをさらに作るためにね」
という真に勝手な、作ることによって利益を受ける一部の人の都合だけを考えた
とんでもない悪法である訳でございます。


民営化されたのであるなら、その後の鉄道整備や拡大は
利益や企業体力、また利用者のニーズやその喚起を目的として
民営会社自身が行なうべきでしょう。

また公共事業として運営するなら、国家全体での利益や効率を鑑みた上で
全体のバランスを見た運営であることが望まれるはずです。


でも現実はどちらも為されていません。


JRは国の整備をあてにした上での経営体質から全く脱却していません。
そういう意味では国鉄のままです。
分割され、全国を考えた輸送体系が取れない以上、
国鉄より酷くなったとも言えるでしょう。
そしてそういう交通インフラの責任放棄をしたことが
地方の疲弊の最大の要因になっていることは
新幹線開業後の地方の駅前、街角の様子を見れば
誰にでも分かってもらえると思います。

そして公共事業はその名の”公共”のものとしての機能を果たさず、
一部のゼネコン、地域権力者、政治家の腹を満たすだけで
地方の疲弊を推し進める悪夢の事業となっています。
これだけの公共事業が行なわれているのに地方の疲弊は止まりません。
これは公共事業が機能を全く果たしていない証明に他なりません。
(これは道路など他の事にも言えることですが)



もちろん地方インフラの疲弊、破綻はJRにも極めて大きな責任が
あると思います。
ただし…それを強力に後押しする後ろ盾があり、その思惑は止まらないということも
考える必要はあると思います。


一部の人が私腹を肥やすことを許し続ける歪んだ日本国家のシステム。
ひいてはそれを作り動かす輩の活動を止められないこと。


日本という国家システムの歪みは、鉄道にも顕著です。
整備新幹線問題をとっても日本の問題点ははっきり見えると申し上げたく思います。



ではこれを変える為にはどうすればいいのか…。

非常に大変な問題です。
これは簡単にどうにかできることではないでしょう。
だからこそ、今もいろいろ考えておりますです。




今は賑わう新青森駅前だと思います。
ですが、新幹線が北海道に延びれば、文字通り青森はただの通過駅になります。
新幹線の地方通過駅の姿を見たことがある人なら、
新青森が、そして青森県が今後どうなっていくか…
能天気な想像をそれでもし続けられる人はそう多くないと思います。
新幹線が青森に必ず止まり続ける…とは限らないんです。


そして民間に押し付けられ、切り離された在来線やその周囲の人の事を思います。
通る列車もめっきりと減り、ひっそりとした寒々しい「多くに忘れられた道」として…
だんだんその役目を果たすことなく、ただその地域に負担となるものとして…
鉄道は忘れられていくでしょう。
また目の前を一瞬で通り過ぎる新幹線は東京が近くて遠いものだと…
何より中央で利益を貪る輩にとって地方などとるに足らぬものと考えていることを
イヤというほど感じさせることでしょう。



鉄道が好きだからこそ、多くの人に…国民の多くが喜べるものであって欲しいと思います。
目先の利益は出なくても、国が全体で元気になれば
その恩恵はより多くの人に回ってくるんだぜ…。





私、わたなべは新幹線整備事業の安易な推進に反対いたします。
また平行在来線の容易な切り離しに反対いたします。
新幹線整備と地方インフラの維持を別個に考え、
JR各社に地方インフラ維持に対する責任を示して欲しく思います。
それができないのならば、日本国は断固とした指導を行っていただきたく思います。
それは国家が国民に対して負う義務であります。
(それこそ高速1000円等のばら撒きをしている場合ではありません)

また国家全体としての交通インフラを真剣に議論し、適正な整備を図ることを、
提案したく思います。


【12.6 結論部分を追記しました】


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勇者達が帰ってくる??

2010年08月24日 21時54分03秒 | 鉄道話

九州新幹線の最速達列車の愛称は「みずほ」になるそうですね。

…正直言いまして「ええ? 聞いてないよ~!?」でした(^^;)
っていうか「さくら」もまだ実際にはデビューしていないのに…。
哀れ「さくら」はデビュー前に”格下げ”扱いですね。


しかし…ブルトレ衰退の代名詞のように言われた九州ブルトレ、
その愛称がここにきて一気に復活ですね。
働く場所は変わっても”伝統のネーミング”が帰ってくることに
鉄道ファンならずとも森繁久彌のモノマネで
「おお…、帰ってきた! 勇者達が帰ってきた! さぁ行こう、シシ神の元へ!」
などとボケてみたくなるかも知れません(^^;)


「みずほ」は東京―熊本間の寝台特急だったのが
大阪―西鹿児島…もとい鹿児島中央間の新幹線に。
「さくら」は東京―長崎・佐世保間の寝台特急だったのが
同じく鹿児島行きの新幹線に。
「はやぶさ」は東京―西鹿児島間の寝台特急だったのが
東京―新青森間の新幹線に。

こうしてみると鹿児島に一番ゆかりがある「はやぶさ」が
何でまた東北新幹線の愛称になったのか、
今さらながらに不思議な気がします(^^;)


ただ…「みずほ」の名前の由来は筑紫平野の水田になびく稲、「瑞穂」から
きているとのことです。
日本は水の国、水田の国です。
そして日本人が最も愛するお米が実りゆく様を愛称にするのは
非常にいい事だったかと思います。
それに…「みずほ」なら、あのN700系3000番台の青い車体にも
それっぽく言い訳ができるでしょうし(^^;)


しかしながら…「みずほ」と聞いて別のものを想像する人もいるでしょう(笑)
某県の湖のほとりを舞台にしたアニメとか…。
そういうネタでpixivとかに絵をUPする人もさっそく居そうですが
これで東北新幹線の愛称が「はつね」になってたら、どうなっていたことか(^^;)


余談ですが大糸線の臨時列車とかで「みずほ」とかの名前使ったら
別の意味でパニックになりそうで怖いですね(笑)



しかし…「ひかり」「こだま」で始まった新幹線の愛称も増えましたね。
その影で元祖でもある「ひかり」がほとんど消えかかっているのは
寂しい限りです…(^^;)


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新幹線最高速バトル?

2010年03月16日 19時52分01秒 | 鉄道話

1964…210km/h(東海道新幹線開業時)
1985…240km/h(200系・速度引き上げ)
      220km/h(東海道・山陽新幹線・100系登場!)
1990…275km/h(上越新幹線あさひ@新清水トンネル下り線)
1992…270km/h(東海道・山陽新幹線・300系"のぞみ"登場!)
1997…300km/h(山陽新幹線区間・500系”のぞみ”登場!!!)
   275km/h(東北新幹線E2やまびこ+E3こまち併結編成)


上記新幹線の最高速度の変遷です。
1964年に開業してから、長い間210km/hの最高速度は変わらず、
1987年の分割民営化を前に東海道と東北で
それぞれ速度向上が図られるまではそのままでした。

1981年にTGVに世界最速の座を奪われた後も
そのままであり続けたわけであります。
※余談ですが、この時期に私の欧州コンプレックスが
 生成された訳ですね(^^;)



1987年に分割民営化が行われ、
そこから一見競っているかのように速度向上が図られました。

新幹線の最高速度向上と言うと”300系のぞみ”が出てくると思いますが
地味~に上越新幹線の一部トンネル内で
200系が275km/hを出していたのは鉄オタなら周知の事実(笑)

しかし”のぞみ”は明かり区間(非トンネル等)での
通常運転速度での速度向上が図られたことや
印象的な新車の投入もあって、新幹線スピードアップの顔となりました。

このあと一気に新幹線の”速度向上ブーム”がやってきます。
JR東海の300X,西日本のWIN350、JR東日本のSTAR21、
一気に速度向上を見据えた試験車両が出揃い、
新幹線の次世代車両に期待が高まったのもこの時期でした。

そしてその結果は500系やN700系に結実した訳でございます。

今は東海道新幹線が270km/h、東北新幹線では275km/h、
山陽では何と300km/hです。
新幹線開業当時の人だったらとても信じられない向上です。




しかし300km/h到達後は足踏みが長く続いているのも事実。
N700系は加速度向上やカーブ通過速度の引き上げを果たした
”500系を完全に凌駕する快速電車”なのですが、
最高速度のインパクトを打ち破るには、その辺りの改良では足らなかったか?
自動車も電車もマックスパワーや最高速が高くないとダメなんですね(^^;)
(個人的にはピックアップやコーナーのボトム速度を上げる改良が
 まるでレースカーのトレンドを追った様でグッときているのですが)


そして、今また次世代へ向けた「最高速向上」が始まりつつあります。


2011…300km/h(東北新幹線E5系登場!!!)
      330km/h(東海道新幹線・米原→京都間 N700系)
2014…320km/h(E5系+E6系・速度引き上げ)


JR東日本がついに放った最高速兵器”E5系”の最高速320km/hに
まるでブチ当てるかのようにJR東海が最高速度向上を計画。

米原―京都間の直線区間で、一部列車限定ながら国内最速の330km/hで
運転する計画を立てているとのこと!

東海道新幹線区間でも300kmを出す計画があるそうです。
何と…東海道新幹線でも300km/hとは…!

http://www.asahi.com/national/update/1119/NGY200911190011.html

JR東海のアイデアはまだ検討中の段階でしょうけど、
社長自ら号令をかけた以上、実現の可能性は高いでしょう。
ついに「N700系…パワー全開ッ!!」って感じでしょうか(^^;)
500系の呪縛も、欧州高速列車のプレッシャーも粉々にする気か?
リニアまでは大人しくしているかと思いきや、鉄車輪でもまだまだ
頑張る気満々のようです。

これには”海外への売り込み”が関係しているのですが
タイミングを東北新幹線へのE5投入に合わせる辺りに
「新幹線の盟主は俺たちだ!」というプライドを感じてしまうのは
私が単に鉄オタだからでしょうか(^^;)


もしかしたら、山陽新幹線でも速度向上があるかもしれません。
330km/hで走る可能性が無いとは言い切れません。
山陽区間では”封印”している車体傾斜装置を使っての
”スーパークルーズ”が実現するかもしれません。



そしてもはや車両も先行量産車が作られ、あとは増備と投入を待つばかりのE5系。
騒音問題…特に新在直通車の騒音特性に足を引っ張られる形で
320km/hでガマン…となっているのですが。

北海道への延伸、そして航空機と戦うためには360km/hが必要なのは
JR東日本もJR北海道も分かっているはずです。

E5系は360km/hで営業運転するパワーを持っていると聞きます。
騒音問題をクリアして、鉄車輪の世界最高営業運転速度への挑戦を
忘れているとは思えません。

500系は320km/hでの営業運転も可能でありながら
騒音問題で次世代へその夢を託さざるを得ませんでした。
E5系も同じく、10~15年の現役期間中の360km/h走行は
出来ないかもしれません。
しかし…ファンとして夢は見続けたく思います。
北海道へ…新幹線が札幌まで伸びた日に、正真正銘360km/hの
新車はきっと出てくると思います。






それにしても320km/hで巡航する特急列車…、
時速200マイルですよ!
表定速度では間違いなく日本のレコードホルダーとなるでしょう。


そしてそれに対抗するN700も楽しみです。
短時間とは言え、日本最速の330km/hは見物でしょう。


停滞しかけた日本の鉄道が、再び大きく加速する時が近付いています。
どっちもすごく楽しみだぜ!

*****************************************************************



今の日本はピンチです。
経済的なものだけでなく、技術やマインドでも世界から置いて行かれつつあります。

かつて戦火で焼け野原となった日本を、僅かな間で経済大国に押し上げたのは
卓越した技術であり、不屈のマインドでありました。

そしてその世界へ発信した技術の中で、最も輝いたものの一つが
”世界最速のシンカンセン”なのです。
新幹線は日本の誇りであり、その失墜はそのまま日本の失墜と言っても
過言ではないと思います。


”be ambitious~♪”という新幹線のCMがありましたが、
今の日本にこそ”世界最速のシンカンセン”が必要なのだと思います。

最高速バトル…、ぜひやってください!
環境性能を高めながら、最高速も極める…世界の鉄道ができていない事を
日本のシンカンセンがやる!
これほど日本を勇気付けるものは、そうはない筈です。



「新幹線…世界最速であり、そして世界で一番環境に優しいのりもの」と
JRがアピールしてくれる日を楽しみに待ちたく思います。



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E5系の”愛称”

2010年03月09日 19時31分25秒 | 鉄道話

東北新幹線に投入予定の新型新幹線車両「E5系」の
愛称が募集されています。

以下が募集のSPLページのアドレスです。
http://www.jreast.co.jp/e5/top.html



「はやて」の愛称は短命に終わってしまうのですね。
いい名前だと思ったのですが…。

そう言えば、「はやて」の愛称は公募数順位の中で下位にありながら
選ばれた経緯に不思議さを感じておりましたが
今回"募集"と書かれているのを見て納得しました。
あくまで"募集"であって、"投票"じゃないんですよね(^^;)
いろいろご意見いただいた中から、いいと思うものを選びますよ…と。
そういう意味では多数派や組織票に流されないので
いいのかと思いました(^^)

まぁ多少はデキレース的なものはあると思います。
それでも鉄道ファンとしてこういう企画には
踊らずには居られません(笑)





すんごーく現実的に考える名称としては
はやて(現行)→はつかり(新青森開業)→はくちょう(新函館開業)
そんでもって札幌までの全通時は「北斗星」ですよ(笑)
もちろん寝台特急のはそれ以前に廃止です(爆)
「車両老朽化のため…」という廃止理由まで見えますね(^^;)
まぁ分割民営化時の取り決めに「会社間をまたぐ列車は基本的に全廃」
と言う条項があるそうなので、もはやこの流れは止められないかと。




話が逸れました。


さて…私の考える愛称はどうするか。



「はつかり」「みちのく」「つがる」「はくつる」「ゆうづる」などの名前は
私以外がたくさん応募するでしょうから却下(笑)

「はやて」の愛称を変えるのには、青森県の自治体からの
強烈なプッシュがあるようで…。
「みちのく」が最多応募は確実でしょう。
何と某所からは「メロス」にしてくれという請願もあるそうです。
別に他人の意見にけちをつけるつもりは無いけど
「メロス」は濃過ぎないかい(^^;)

ネット上では「はつね」にしようという意見もあるようです…。
もちろんあの「初音ミク」の”はつね”です(^^;)
理由としては色合いが似ているからだそうで…。
あと初音ミクの製作会社さんが新幹線が最終的に目指す札幌にあり、
生誕の地とされていることから…というのもあるのではないかと思います。
案外悪くないと思うのですが(^^;)



またまた話が逸れました。


個人的に「はやて」の愛称は、東海の「のぞみ」に並びうる
最速列車用の愛称をJR東日本が欲しくて付けたのだと思っています。
別に「のぞみ」のように料金体系が違う訳でもないので
「やまびこ」でも良かった筈なのに、新しい愛称をつけたのは
それだけ最速列車にかける想いが強かったのだろうと個人的に想像しています。

つまり…JR東日本さんが望んでいると私が考える
「のぞみ」のように認知されやすそうな名前であるようにしたいと思いました。

その時点で地域色が少しでもあるものは避けるべきと思いました。
列車が通る特定の地域を連想するような列車愛称は
結局多くの愛着を得られないのではないかと思います。
東海道新幹線の愛称が安定しているのに対し、北行き新幹線の愛称が
いまいち不安定且つ認知度が低いのは、その辺りにあると私は思います。
(皮肉にも新在直通の「つばさ」「こまち」の認知度は高いですが…)

そういう意味では東海道山陽新幹線の「のぞみ」「ひかり」「こだま」は
いい名前だったんですね。
九州新幹線の「さくら」「つばめ」も同じに感じます。

あくまで個人的な感想ですが(^^;)


また分かりやすい単語でまとめるのも…
特定の事象や物事ですが、人の名前にも出来そうな名前というのも
ポイントかと…(笑)


そして文字数…、
2文字じゃ短くて若干不安定…、4文字じゃ長くて座りが良過ぎる…。
3文字だな! 3文字は発音もパキッとできて座りもいい!
…ということで3文字にて縛りを入れました。

東海道より西の新幹線も皆3文字の名前ですが
その辺りもあるのかな…と思いました。
「はやぶさ」が出てこなかったのはそれが理由かな?…とも。




あとは名前そのもの。



いろいろ考えた結果…
私が応募する愛称名は「みらい」にしました。
”未来”を平仮名にしたものです。

JR東日本の、いずれ直通するJR北海道の、
そして新幹線が通る地域に住み、それを利用する皆さんの
「みらい」を目指して走る列車…という意味合いです。

もっと言うなら、これはリニアにつける方が相応しいかな…とも思いますが
リニア開通の時は現行新幹線から「ひかり」の名をすくい上げて欲しく
思っております(^^;)



帰宅後上記ページで愛称を応募。

さぁ…実際の列車愛称はどうなるかしらん?
何にしてもE5系の営業運転が今から楽しみです(^^)




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愛しの新幹線

2009年10月08日 20時47分49秒 | 鉄道話

クルマが好きな私、いろいろなカテゴリーを愛してるけど
中でもスポーツカーは私の中では別格の存在です。

そして鉄道では…もちろん鉄道全般が好きだけれど
新幹線は本当に…本当に別格なんです。

例えば…東京駅に近付いて、停まってる新幹線を見るだけで
嬉しさがこみ上げてくるし、
東京駅の通路を歩いて、新幹線の案内板があるだけで
胸が高鳴ります。
そして…改札を抜けて、階段を上がって…、
あの自動音声の構内放送が聞こえてきて…、
そしてホームに静かに呻りを上げて鎮座する新幹線電車を見た時は
本当に心臓がバクバクいいます。
それこそ乗れる時なんて…!
サボの新大阪とか博多…なんてのを見るだけで、
掲示板に自分が乗る列車名、例えば”のぞみ5号”を見つけた時なんて
それこそ絶頂ですよ(笑)


子供の時からずっとそう。
4歳児の頃から、35歳の今に至るまで、その気持ちは
何ら変わりません。
新幹線は私にとっては「ヒーロー」なんです―



私は幼い頃、絵本や漫画をほとんど読みませんでした。
ようやく歩き出した頃から乗り物が好きでたまらなかったようで
見るのは電車やクルマの絵本だけだったようです。

そんなに好きなら…と。でもまだ読めねぇだろ…と。
うちに遊びに来た叔父が買ってくれたのだそうですが
鉄道図鑑を貰った時、その瞬間はしっかり覚えています。

ちなみにその図鑑は1年でバラバラのボロボロになってしまいました。
常に見ていたせいで、あっという間に壊れてしまったのです。
親が急いで新しく同じものを買ってきてくれました。
古いのを捨てろと言われた時に、本当に中身が同じか確かめた覚えがあります。
そんくらい大事にしてたんですよ(^^;)

ちなみに幼稚園に行ってる時点で、私はかなりの漢字が読めました。
図鑑だから最初は全く読めないのですが、親や祖父母をつかまえて
読んでもらっているうちに親たちがめんどくさくなり、
「字を覚えて自分で読め!」と(笑)
それで字を覚えてしまったのだそうです(^^;)
ですので小学校に入る前に新聞が読めました。
小学校低学年でも学校行く前に新聞読んでました(笑)
小中学校を通じて読み書きに一度も困ったことがないのも
電車のお陰だったんですねぇ(^^;)


その頃の新幹線の歌はこれだったっけ…。

はしれちょうとっきゅう


このビデオの中でヘッドライトが切り替わる瞬間がありますよね。
子供の時、これを見たくてずっとホームの端っこにいましたよ。
この瞬間に絶頂ですよ(笑)
0系のライト周りってカッコいいんですよね~!

でも…子供の時、この歌にツッコミ入れてたんですよ(^^;)
250km/hじゃなくて256km/hだ!
んでもって営業運転は210km/h、どっちにも合ってない!って(笑)
嫌な子供でしたね…(汗)
今の私なら思い切り殴るね(爆)


図鑑には世界の列車も載っていました。
図鑑と、家にあった地球儀のお陰でかなり幼い頃から
世界や地球というものを意識することができました。
ふらんす、いぎりす、あめりか、海外の列車はすごいなぁ…と。
でもその中で一番輝いていたのが新幹線でした。

ホンマもんの世界一でしたから。

夏休みに1度だけ乗せてもらえる新幹線は世界で一番!
この地球上にこれより速い列車は存在しない、
日本の地上においてはこれより速い乗り物は存在しない、
その事実は幼い自分にはあまりにも強烈でした。
趣味としてはクルマより鉄道が先行したのは
ひとえに新幹線が世界一の乗り物だったからです。
飛行機はこれより速かったけれど、国産が皆無でしたので
あまり関心を示さなかったのです。
(実はナショナリズムが非常に強い性格をしておりますが
 原点はこの辺りにあるのかもしれません…(^^;))


だから1年に一度だけ乗せた時は大変だったようです。
前日は寝やしないし、朝から超ハイテンション、
ただし乗ったら静かになったそうです。
窓に張り付いて動かなくなったそうです(笑)
それか車内探検に行って帰って来なくなるか(爆)
小学校くらいの頃は必ず16両を往復してましたもんね。
前後の「MOTOR MAN」の文字を見ないと
収まりつかなかったんじゃ!


TGVに世界一を奪われたと知った時は悔しかったなぁ…(笑)
だから今でもTGVを素直に好きとは言えないし、フランス自体に
今でも嫌悪感を感じることがあります(^^;)
逆に500系が世界一を奪還した時は嬉しかったなぁ。
涙が出ましたもんね(^^;)

500系が特別の中の特別!ってのはこれなんです。
カッコいい!ってのもあるんですが、
私が子供の時に見た衝撃的な新幹線の姿と同じ衝撃を
大人になった私にも与えてくれた”神”のような存在なんです。
世界一!ってのはとんでもなく大きいです。
見ると「500系電車バンザイー!」って叫びたくなりますよ。
ってゆーか心の中ではいつも叫んでます。
これと同じ衝撃を与えた乗り物は、他にはNSXとS2000だけです。


今は歳をとったお陰で、鉄道車両単体だけでなく
システムとして全体を見渡すこともできるようになりましたが
やっぱり新幹線こそ至高の鉄道だなぁ…と
勝手に解釈しております(^^;)



300系が出た時…愛称に抵抗がありましたね。
というか”ひかり”の愛称の上に”のぞみ”がくるのが
嫌だったんですね(^^;)
子供の時にこだまばかりでなかなか乗れなかった”超特急ひかり”に
思い入れがメチャクチャあったもので…。
でもスピードを追いかける姿勢を再び見せ始めたことには
素直に喜んでいましたよね。

実機をはじめて見た時には「なにこれ!ツルツル!」と思いました(^^;)
まさに新しい時代を告げる車両だったんですね。



ヤッホーしんかんせん


ダメなオッサンなので、こういう歌を見聞きするだけでも
ついつい涙腺が緩んでしまいます(^^;)
緩むとこじゃねーだろ!って突っ込みはご容赦ください(笑)
でもね…30過ぎるとちょっとしたことでも感激して
涙が出てしまうんですよ(^^;)
ワシの子供の時の心情まんまですもん。

100系は100系で良かったなぁ…。
窓も大きいし、食堂車が最高でした。
2階席にも憧れましたねぇ…。
当時は2階があるのは近鉄だけだったんで、
関東には初お目見えのダブルデッカーだったんですよね。
特にグランドひかりの2階建てが4両入った姿は
まるで豪華客船のように見えました。

グリーン車も食堂車もちゃんと利用しましたが
忘れえぬ時間です。

最初に同人で関西に行き始めた頃は
往復どちらかは500系、もう片方はグランドひかりで決めてて
旅程も列車優先でしたよ~!
(今でも旅程は列車最優先ですが)



東海道新幹線デビュー!! 1964


新幹線0系:16両編成1


0系新幹線 「ありがとう、夢の超特急」(song by 馬場 俊英「君がくれた未来」)


でもやはり新幹線と言えば0系ですね。
まんまヒーローですもん。
スピードで世界一になり、そして最後まで駆け抜けたヒーローです。
私の幼少期の唯一のヒーローです。
本物の世界一ですよ。世界最強です。
他の作り物のテレビヒーローなんてお呼びじゃなかったんです。
そんな可愛くないガキだったのも新幹線がいたから。
新幹線さえ、0系の姿さえ想えれば、幼い私は十分幸せだった。
これがなければ鉄道を今のように好きになることは無かったでしょう。
原点、そして代わりの無い存在です。


0系は昨年引退しました。
そして500系ものぞみ運用から離脱する日が近付いています。
100系、200系、400系は引退の日が近付いています。
時はどんどん流れていきます。

でも…新しい東海道山陽新幹線の顔・N700系は
最高速度だけでなく、居住性含めて最高の新幹線車両として
今までの車両たちが作った歴史を継承していきますし、
線路も九州鹿児島まで、北は青森まで延びようとしています。



いつまでも新幹線が私にとっての”ヒーロー”で
あり続けて欲しいと願っております。


ああ…、新幹線…乗りたいなぁ!



追伸:E5系…期待してマス!

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鉄道バトン

2009年09月11日 22時49分01秒 | 鉄道話

「ハード鉄判定バトン」…だそうです。
MIXIのマイミクさんが、そのまたマイミクさんから頂いたものとの事ですが
私もやらせてもらうことにしました(^^;)


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1.車両をなんでもかんでも「電車」と言われると納得いかない
A:はい
 ただし説明するのは10年ほど前に諦めて
 静観するようにしています

2.乗換案内で希望ルートが出なかったことがある
A:いいえ
 変な乗換えでもちゃんと出せるように鍛錬を積みましたので…(^^;)

3.「115」「485」など特定の数字の並びに反応してしまう
A:はい
 特に反応するのが113、165、500です(笑)
 アルファベットなどで~700というのにも敏感です。
 
4.鉄道模型を目線を下げて見ようとする
A:はい
 目線を下げて、レールのジョイント付近で見るのが
 一番楽しいと思います!

5.全国版時刻表の重量が気にならない
A:いいえ
 重いものは重いです。
 最近は必ずしも持ち歩いてはおりません。

6.貨物時刻表があるのを知っている
A:はい
 買ったことはありませんが…

7.終点で乗ってきた列車で折り返したことがある(乗りすごし除く)
A:はい
 ただし時間が無い時のみです。
 基本は終点で降りて、駅や街並みを堪能し、
 その駅から出る列車を撮ってから折り返します。

8.すれ違い列車を目で追って首を痛めたことがある
A:いいえ
 視野を広げて追えるので、痛めるほどではありません。

9.駅アナウンスや車内放送をやりたい願望がある
A:はい
 すごくやりたいです!
 第一希望は東海道新幹線ですが
 「続いて、車内のご案内をいたします…」と
 「ただ今、定刻通りに三河安城駅を通過しました。あと10分ほどで名古屋に着きます」
 上記は言ってる最中に感激のあまり泣き出すかもしれません(笑)

10.車両からでる音を口マネ(エアトレイン)したことがある
A:はい
 恥ずかしながら子供の頃から慣れ親しんだ遊びです(^^;)
 今でも運転手&車掌モノマネと一緒に楽しんでます。
 西武6000系とE2新幹線が18番です(笑)

11.三月下旬に有給を良く使う
A:いいえ
 ダイヤ改正&さよなら運転に群がるのは主義に合わないので…。
 5末~6月の閑散期によく有休はとってます。

12.鉄道関係の携帯ストラップをつけている人を見ると仲間意識を感じる
A:はい
 ただし趣味が合わないととんでもないことになりそうなので
 無理にお近付きにはなりたくないです(笑)

13.ホーム端でカメラをかまえている人を見ると他人のフリをしたくなる
A:いいえ
 むしろ駅撮りできて羨ましいなと思います。
 撮るテツでもありますので…。

14.駅弁や駅ソバで三食済ませたことがある
A:はい
 中高生の頃はこれしか選択肢がなかったのと、友人一同で
 旅行中ソバだけで過ごしてやるぜと何度がソバだけ旅を
 したことがあります。
 ビンボのなせる業でしたね(^^;)

15.みどりの窓口を苦労させたことがある
A:はい
 米子、池袋、宝積寺、高麗川で困らせてしまいました(^^;)
 でも少ないほうではないでしょうか?
 私の旅行パターンは極めて一般的ですし…。


以上です~。

私は鉄っちゃんですが、ソフトなテツの”ソフテツ”なので
ヘビーな周囲の鉄っちゃんのように15問全てYesということは
ありませんでした(^^;)

私の周囲の鉄っちゃんは皆さんヘビーですので
ぜひやってみてください~(笑)

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