緑の中の黄色が何とも鮮やかである。
ツルレイシなどと言う難しい和名が付いているが、ニガウリ(漢名で苦瓜)、ゴーヤー(沖縄地方など)のことである。この和名は、イボに覆われた果実の外観などが、中国原産の果樹のレイシ(荔枝)の実に似ることに由来するとされる。
ニガウリは、ビタミンCが豊富なことや、その独特な苦味(モモルデシン)が胃腸の働きを高めて食欲増進・夏バテ防止などに効果のあることが知られるようになり、一般に広く利用されるようになっている。
また、最近は日除けのためのグリーンカーテンとしての活用も多く、見ても食べても、そして環境にも良い、まさに万能野菜である。(写真:近くの家庭家庭菜園にて)
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