こんな聞きなれない言葉が、NHK のラジオから聞こえてきた。早速調べてみた。
とにかく、高齢者には、適度な運動が大切だ。
【老年症候群】は後期高齢者に多く見られる体の衰えからくる病気や怪我などについての総称です。
1.今までの予防とこれからの予防
昭和の中頃;平均寿命60歳、生活習慣病予防=国を挙げての予防対策実施中
現在;平均寿命80歳=介護予防(老年症候群予防)=介護予防対策の必要あり
老年症候群予防は、介護予防と言われます。
2. 生活習慣病と老年症候群との違い
●生活習慣病とは?
生活習慣病は、長年のかたよった食生活、運動不足、喫煙などで発症しそのままにしておくと糖尿病や脳梗塞をおこします。これは、生活の習慣からくるもので、食事に注意したり、毎日適度な運動、禁煙などで解決できます。
●老年症候群とは?
老年症候群は、誰にも平等にやってくる老化が原因で次のような症状です。
・ 足腰の虚弱化
・ 認知機能低下
・ 尿失禁
・ 低栄養
・ 口腔機能の低下
・ うつ傾向
●老年症候群予防の基本
老年症候群予防の基本は、歩く機能の維持・向上です。歩くためには下肢の抗重力筋(大殿筋、大腿四頭筋、下腿三頭筋)を鍛える必要があります。
●高齢でもきたえられる?
ドイツの生物学者、ウェルヘルム・ムーの次の生物3原則は、いくつになってもどんな状態でも当てはまります。
使わなければ退化する。
使いすぎたら破壊する。
適度に使えば発達する。
参考;
詳しくは;http://j4ef.com/rounen/