「1937年のシナ事変の南京陥落に関する記事」。
朝日新聞:断固自衛権を発動す。反省を促すため、内鮮、関東軍より派兵(近衛首相談話)。
東京日々新聞12/8:世界戦史に燦たる南京攻略、没落急転の蒋介石、抗日牙城もろくも壊滅。
支那を懲らしめる露営の歌(1937。作詞:藪内喜一郎;作曲:古関裕而):(歌唱:中野忠春・松平晃・霧島昇・伊藤久男)
“勝って来るぞと 勇ましく
誓つて故郷(くに)を 出たからは
手柄(てがら)たてずに 死なれよか
進軍ラツパ 聞くたびに
瞼(瞼)に浮かぶ 旗の波”
シナ事変で南京の占領の報が伝わると日本各地に提灯行列が行われ、だまされていた国民の大多数は正義が勝ったと奉祝の気持を表した。これが77年前の、言論統制下の日本のおぞましき真実。
77年、平和憲法を護持する現在。言論の自由は保障されている。
2015年7月。朝日新聞:若者から若者へ、若者から触発されたママへ。1万7千人賛同
“若者に溢れる渋谷。母親達がベビーカーを押しながら子供の手を引いたりしながらゆっくり歩いて行く。安保関連法案に反対するママの会が企画したデモだ。背中を押したのはネット動画で目にした学生団体SIEADsのスピーチだった。”
1937年は、憲法学者が指弾され、マスコミが追随、直後に総動員体制。言論統制の暗い闇の世に。マスコミがだまったところで、すべての社会組織と家庭が従軍に奉仕する社会の形が完成した。結果は無謀な戦争をエスカレートされ、これでもかと言うぐらいの敗戦となる。
安倍内閣の暴走に危惧を抱く日本国民は、すべての世代で、急速に増大しているようだが、一方では言論弾圧、統制を行う力も侮れない。その背後には、力が衰え片棒を担ぐ日本を要求している、世界各地で戦争を行っているアメリカの力と安保条約がある。安倍内閣の下で、怪しい人物を頭領にいただくNHKはすでに言論統制下にあり、他の大マスコミにも権力の力が及びつつある。このような中でのやむにやまれぬ庶民の声が街頭に出て行くのは、77年前の提灯行列とは全く違う、国民の普通の声である。この声が大きくなることを願うばかりである。
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