1945年8月15日の無条件降伏、敗戦。この15年間の戦争を15年戦争という。20世紀の戦争の目的は大体が資源の争奪である。中国の人も日本の人もアジアの人も賛同するはずもない手前勝手な大東亜新秩序建設・・・の名のもとに、石油・石炭や鉱物などの資源の確保のための近隣諸国の植民地化、領土化。叶うはずもない妄想に向かうこの大暴走では日本軍に徴兵された青年達の戦死者は日中戦争以降は230万人。そのうち6割が餓死という悲惨さ。戦地では人々から食料を奪うしかない。広がった戦線への補給がたたれへとへとのなって死んでいった20代、30代の若者の無念さが伝わる。補給のためにあつらえた艦船、輸送船による溺死者は40万人。特攻攻撃の戦死は10代の若者を含む4000人。銃後の女/子供達には絨毯爆撃が襲い、最後は原子爆弾が・・・。こういう結果を招いたでたらめな国策が、わずか67年前まで『現実』にまかり通っていたことに我々、特に現代幸せな生活を営んでいる若者はもっともっと、向き合わなければならない。
日本軍(陸海軍)の戦死者は、日本本土で10万4千人、沖縄8万9千人、フィリピン49万9千人、ビルマ16万5千人、中国本土45万6千人、オランダ領東インド9万人。中部太平洋26万2千人、南西太平洋24万6千人。巻き添えになった人々(非戦闘員)2千万人。日本国民は310万人。死者がそれだけいるのだから負傷者はその10倍、生活を破壊されたものはその数十倍に達するはずである。
現在、かつての戦争を美化する人達も決して少なくはない。最近は教科書にもこの戦争は仕方が無かった、正義は我の方にあったといわんばかりの教えが記されている。
終戦記念日は、犠牲の数を改めて胸に刻み、こうした狂気がどういう背景で我が国中を覆っていたのかを少しでも考え、戦争を絶対に起こさないという誓いを新たにする日である。
日本軍(陸海軍)の戦死者は、日本本土で10万4千人、沖縄8万9千人、フィリピン49万9千人、ビルマ16万5千人、中国本土45万6千人、オランダ領東インド9万人。中部太平洋26万2千人、南西太平洋24万6千人。巻き添えになった人々(非戦闘員)2千万人。日本国民は310万人。死者がそれだけいるのだから負傷者はその10倍、生活を破壊されたものはその数十倍に達するはずである。
現在、かつての戦争を美化する人達も決して少なくはない。最近は教科書にもこの戦争は仕方が無かった、正義は我の方にあったといわんばかりの教えが記されている。
終戦記念日は、犠牲の数を改めて胸に刻み、こうした狂気がどういう背景で我が国中を覆っていたのかを少しでも考え、戦争を絶対に起こさないという誓いを新たにする日である。
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