『規則正しく、食生活に注意し、適度に運動しましょう』という指針が示されているが、そんなことは現実生活では出来ることではない。そんなモデルがいるとすれば、その人は奇人だと思う。私は、自堕落な生活を楽しみながら、その指針の本質だけを頂きたいと思っている。
私は、幸いこれという病気に出会わず75年を過ごしてきたが、これから出会うとすれば『死に至る病』 であるに違いないと思っている。
世の中は2人に一人がガンにかかる時代、自分もそろそろ当確かもしれない。けれどもガンは年配者ばかりではなく、全ての年齢に広がっている。小児がんの急増は痛ましい。
私はガンの元凶は「食」の間違いにあると自分で勝手に判別して危なそうな加工食品には手を出さないよう心がけている。年間ひとりが4-5キロも食べている食品添加物が活躍し食品はことごとく加工されたものばかり。食品は農業だけが生産するのではなく工業が生産するものに代わりつつある。これが(根拠は知らないが)ガンの急増との関連は十分に疑わしいと私は思っている。大豆やトウモロコシでは市場制覇した遺伝子組み換え食品が横行すると、農業と自然との対話も断ち切られるだろう。救いはコメと野菜と果実と魚、すなわち生鮮食品だが、それらも残留農薬のリスクから逃れることは出来ない。私達が築いた富を簡単に投棄しているかのような年間30兆円の医療費、それも毎年1.3兆円づつ増え続けている流れの中に、私達の生きている基盤のもろさのようなものを感じている。
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