田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

明るさ、健康、コミュニケーション・・・現代の乾き

2009年01月19日 13時02分13秒 | 平和
いつ病気にかかり死に面するか分からない不安の中に多くの人が過ごしています。ガンや心臓の病気になってもお金がかかる、病院への緊急入院も断られるおそれがある、老人になったら差別される等、健康であっても生きた心地のしない世の中です。人と人の対話が減っているのではないかと言うことも困ったことです。孤独で死ぬ老人や派遣村などに最後の命つなを求めてやってくる人たち、これらは全部孤独というつらさの中に身を置いています。
一方にはとてつもない大金持ちがいます。資本金10億円以上の会社の2005年の配当金が8.6兆円、役員報酬が1.5兆円といいます。途方もない額だけに計算がかえって間違いそうになりますが、300社として一社当たり300億円が株主に、50億円が重役たちに配分されています。年収一億円を超える重役たちがわが世の春を謳歌している一方で、200万円以下の人は1000万人いるという格差社会。大金持ちの社会も実は明るい話題、健康、コミュニケーションは全く不足と思われます。格差をなくすことと、この3つのキーワードを意識して社会を作ることが大切だと思います。

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