四季の花々と風景

日々目についた花々や風景の雑感

2020.04.08 アケビの花

2020-04-08 | 日記

 大阪府にも新型コロナウイルスの緊急事態宣言が昨日出されました。1月下旬にニュースを目に、耳にしてから一向に収まることなく感染拡大の状況であれば致し方ないかと思います。
 要は如何にして早く終息し、平常の暮らしが取り戻せるかが問題です。不要不急の外出は押さえるようにしたいものです。
 今日因みにドラッグストアーではありませんがトイレットペーパーとティッシュを購入しようと出かけましたが、トイレットペーパーは店頭にありませんでした。一時品薄になってまた回復したように聞いていましたが、店員に尋ねるとつい最近、また入荷無しの状態とか。
 「健康維持に必要な散歩や運動」での外出は不要不急にはあたらないということで今日も昼前から万博外周に出かけました。
 前置きが長くなりましたが今日は「アケビの花」です。

 この3月26日に見かけてから2週間経ちました。何時も見かけるアケビはユキヤナギの枝に絡んでいてユキヤナギの白い花はもう殆ど終わりましたが、まだまだアケビの花は続きそうです。そんなわけで今日はアケビについてネットで調べてみました。
 アケビ(木通、通草、山女):アケビ科 アケビ属
秋に熟した白い果肉はとろりと甘く、果皮はほろ苦く、中に肉などを詰め油で揚げたり、焼いたり、炒めたりして食べるらしい(果皮は食べたことありません)。
 また、春の新芽や葉は山菜として茹でてお浸しや和え物としてもいいようだ(こちらも食べた経験なしです)。
 幼い頃、田舎の山裾の雑木の枝先にあの紫がかったぱっくり開きかけた実を見つけたときはやったあ!!という感じを今でも鮮明に憶えています。
皮が開かず、まだ青い実は糘(スクモ:籾殻)の中に埋めておくと熟れるとかいってそうしたものでした。ねっとりした甘さは特別でしたが、黒い種の多さが気になって丸ごと飲み込む訳にはいかず、種毎口に含んで後でぱっと種を吐き出して、「食べた」という気があまりしなかったことも懐かしい記憶です。
 そんな私ですが、その頃アケビの花を見た記憶がありません。何年か前、何十年だったか前に六甲山で花を見かけたときに可憐な感じが気に入り、アケビの花と知り、それ以来のファン(?)です。
 アケビには他にミツバアケビやゴヨウアケビがあるらしいが、万博外周、野球場側のものはゴヨウアケビらしい。
 茎(蔓)は果実とともに内臓の熱を取って尿を出す薬草、利尿薬で漢方では「木通」という生薬。蔓は蔓細工で民芸品や篭で有名。
 木は雌雄同株であるが雌雄異花で、一種類だと受粉しづらいとのこと。同じユキヤナギの間に実を付けるヒヨドリジョウゴと違って、ここ3年ほど気にしているが秋にアケビの実を見たことがない。人工授粉でもと思ってそのまねをしてみましたが?
 ところでアケビの花は甘い好い匂いをしているそうだが、例によって鼻のよくない私には未だ届いていない。つぎはもっと鼻を近づけてみたい。
花言葉は「才能」:茎や葉、用途が広いことからと「唯一の恋」:雄花と雌花が離れて咲くかららしい。
 花を見て「可憐」「可愛い」と感じたのは雄花の方です。私だけか?
 


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