今日は先日から咲き始めた藤やツツジが気になって日本庭園のみの入園です。入園はお昼前でしたが日差しもそんなに強くなくてコロナ感染さえなければ、この花の季節は絶好の行楽日和になったのにと残念です。
日曜日でしたが不要不急の外出自粛の影響でしょうか入園者はまばらでした。
こちらは心字池とはす池のあいだの咲き出したばかりの藤です。「九尺藤」長い花房が揺れて咲く最も美しいといわれる品種。牛島のフジが原木。 と案内にありました。
花房は長かったですが九尺はちょっと? 「牛島のフジ」? 帰ってネットで調べました。
当園(藤花園)は元真言宗連花院の境内なりしを
明治七年当寺の住職藤岡好三氏其の筋へ出願なし、
廃寺となり爾来所有者変わり現在にいたる、
又、人々の言伝えによると千二百余年前、弘法大師お手植の藤とも聞きおよぶ。
この藤は樹齢千二百余年で山藤に似ているが、つるは右巻きで無毛です。本州・四国・九州の山地にあるが、その最も優秀な園芸の変種です。花房の長さは最も長い物で二メートルにもなり、根まわり十平方メートルあります。花色は美しい藤紫です。樹は根本から数本に分岐して、藤棚の面積七〇〇平方メートル。同じ物が三ケ所あります。見頃は毎年 4月下旬~ 5月上旬です。
昭和三年一月文部省より天然記念物に指定されました。昭和三十年八月二十二日文化財保護法により改めて国の指定となりました。
(特別天然記念保存木)・・・と藤花園のホームページにありました。場所は埼玉県春日部市牛島で見事な藤の花が紹介されていましたが残念ながらコロナのため閉園中とのことでした。
上は「花菖蒲田」近くのふじ棚です。
ユズリハです。一番上は雌花、下二枚は雄花です。秋の黒い実は見かけたことはあるのですが花は初めてです。
田舎では正月前、山に行って葉を採ってきて神棚や玄関のしめ縄飾りに使ったことを思い出しました。
「つつじヶ丘」です。咲きかけると早いです。ちょうど見頃を迎えていました。
「万里庵」前のもみじです。いっぱい蕾みを付けていました。開きかけた花は小さくて撮るのは難しいです。
「松の洲浜」近くで見かけたザイフリボクです。先日写した樹はみんな散っていましたが若い樹なのでしょうか、葉っぱの中に白さが際立っていました。