龍体力学覚え書き

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2018年1月頃のランニングシューズカタログを見ながら

2021-03-19 22:24:18 | book
先週の「ランスマ倶楽部」をきっかけに「ランニングマガジン・クリール」の2018年1月号を手元に出してきて、手が空くとペラペラめくるのを繰り返している。

その中に「ランニングシューズの適正ペース」を、ペースごとに上から下まで表示してあるカラーのページ(ランニングシューズカタログ)があって面白い(毎号繰り返し掲載されているのかもしれぬが)。

最も上の段が快適なペース3:30/km、下は6:00/km以下・・・という具合。

何せ2018年1月号ということは、2017年の終盤にはリリースされていたシューズばかり。

一番上のところに載っているのはナイキのズームフライ(15.000+税)。表紙の次のカラー広告ページには青いズームフライの写真とともに「厚さは速さだ」のフレーズ。もうナイキの厚底のリリースが始まっているわけだ。

そのやや下にアディダスのタクミセン3(16.500+税)とあって、当時はナイキの最格上商品よりもアディダスの方が定価はお高かったらしい。たった3年前なのに時の経過を感じる。

今やナイキの最格上商品は軽く倍以上に跳ね上がっているのだから恐ろしい。それだけの価値があるにせよ・・・。

3:30/kmと4:00/kmの間のところにアシックスのターサージール(14.000+税)とあり、そのやや下のところにナイキのエリート9(税込み14.040)が登場。このシューズは2年前の2019年にナイキのアウトレットで5000円くらいで買ったが、当時のナイキはまだアウトレットでの値引き意識が健全だったな(今や、殿様商売っぽくて古いシューズも下げなくなってる)。

でもって4:30/km前後のところにペガサス34(12.000+税)。ついこの前まで、ナイキのアウトレットに5980+税で出ていたけれど、3年以上前の商品をいまだにそれなりの値段で出している。そう言えば初代のズームフライもまだまだアウトレットで見かけるっけ(買わんけど)。

そこからもう少し下がればようやく「自分の領域」に近づいてきて、5:00/kmのところにアディダスのジャパンブースト3(14.500+税)。

更に下がって6:00/kmの手前のところにアシックスのダイナフライト2(13.500+税)。6:00/kmを超えたところにブルックスのゴースト10(12.000+税)、アディダスのボストンブースト2(12.000+税)などなど。

ただ、個人的にはアディダスのジャパンとアシックスのダイナフライトとブルックスのゴーストの各シリーズの関係性は、この雑誌に掲載されている序列とは微妙に異なっていて入り乱れている。

フルマラソンを走った限りでは、キロ6手前に載っているダイナフライトでは2度走って2度ともサブ4出来ず、キロ6オーバーの位置に載っているゴーストの方でサブ4達成。

10kmで比較すると雑誌のグラフの序列ではずっと上のジャパンよりもダイナフライトの方が速く走れて、足音が最も小さいのがジャパン。逆に大きな音が立っちゃうのがダイナフライトなどなど、ことはそう単純ではないのであった。

モデルナンバーごとに当然差異はあるはずだが・・・。

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