龍体力学覚え書き

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「運を味方にする」を読了

2020-04-09 12:47:37 | book
「運を味方にする」(片桐ロッキー寛士著)を読了。

アメリカで活動しているカジノディーラーが、カジノの現場で多くのギャンブラーを見てきて感じたことが書かれており、今週末の春のクラシック第1戦・桜花賞を前にして、気分を高めるための参考にしようと目を通した。

途中で栞代わりにページの上の部分に小さく折り目を入れたくなったのは、

「大きく勝っていく人は、一つのゲームに長居しない。(中略)運がいつも上下していて、それに逆らってプレーしても勝てないことを知っているからでしょう。運が来ていないと思えばさっさとプレーを止めますし、勝っていてもそれは今がツイているだけのことで、この後は運が下がる可能性があると考えているのだと思います。これはカジノでは鉄則です。」

「たとえスニーカーであっても、靴の状態を見ればその人が勝つ人かどうかわかります。よく手入れされていて、とくに靴底がきれいな人は勝って帰ることが多い。靴底にまで神経が行き届いている人は賭け方が丁寧で、(中略)運の流れに対してもアンテナが鋭くて運をうまく察知するのでしょう。」

「勝っている時にいったんゲームを止め、利益を確保しておいて、休憩を挟むなどした後に、再びゼロから始めるのが賢い方法。(勝ちを確保するための「リセット」を意識する。)」

「勝負に勝つ人はいい意味で、みな「ポジティブバカ」です。」

という4ヶ所。

実地に見た勝者たちの共通項なのだろうから、ここはひとつ多少参考にしてみるのもオツかもしれぬ。

競馬が無観客状態になってから数週間、それまでが嘘のように好調期がやってきたのだが、最初に口座に資金を入れておかなければならず、負けたらレートを上げて取り返すという手が使えなくなり、買う馬の吟味もたしかにシビアになったことも大きいのかも。

だが途中で口座から資金を少々抜いた途端、それまでの流れが一変。

3連複の3頭目が3週間全くと言っていいほど来なくなっている。それ以外にも、せっかく複勝を買うつもりの人気薄馬が予想通りに来たのに、締切時間を間違えて買いそびれていたり悪循環に陥っていた。

今回の本を読みすすめるうち、資金を抜いてプールしたまでは良かったが、そこから何かを買うとか、しかるべき形に何もしていなかったのがまずかったかな?・・・という気分にもなったため、さっそくアマゾンでのポチリを行った。

まあこれで完全に気分もリセット。競馬をやり続けていることなんて、ポジティヴバカだからこそ・・・とも言えるわけで、ラストの部分は自分への褒め言葉として利用しよう。自己暗示にも。

それに競馬データをチェックする際のパソコン周りの掃除もしておきましょうかね。手入れした靴を履く代わりに。

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