月下樹のおと

樹月けい、オタク母のブログ。アニメ・漫画。お絵かき展示等。義母の介護終わり、義父のご飯お手伝い中。

クリスマス2009

2009-12-26 13:42:27 | 日記等 未分類
クリスマス、
うちはだいたい義父母宅で
子どもたちと一緒に
とりの足を焼いて食べます。

事情があって
イブはケーキだけ。

翌日
義父母も一緒に
とりの足でした。


…………

今年は
ツリー、出しませんでした。
なんだか
おっくうで…

そのかわり、
手持ちのクリスマス小物を
ちょっと飾りました。

幼稚園で作ったツリーも
飾りました。




……………

プレゼントは、

ここ数年
本にしています。


まだサンタ方式のため、

子どもの希望を聞き出すのが
面倒なのです(笑)



「今年は何の本にする~?」
これなら簡単。



で…

長女は、
「マジック・ツリーハウス」の
シリーズ最新27巻。

子どもに人気のシリーズらしい。
翻訳ものの 冒険ファンタジー。


「怪談レストラン」も好きだけど
もらうなら
マジック…だとか。

学校では 毎日 図書室に行って
何か一冊読んでいると
言っていました。

本読み友だちと
同じシリーズを色々借りて
読んでいるようです。



それから
母がおまけに選んだのは、

「雨ふる本屋」
紀伊国屋の店頭で見て
ビビっときたから。(笑)

“ここは あなただけの物語が見つかる本屋さん”
という帯の言葉にも
ひかれました。




次女は、
「かみなりちゃんと とらのこちゃん」

幼稚園で読んでもらって気に入ったとか。

最初、詳しい題名が分かりませんでした。
ペンキでいっぱい絵をかく話…ということで
このシリーズを検索して
見つけました。


もう一冊は
「しりとりしましょ」

幼稚園の帰りの時間に
これを読んだり
しりとりしていて
お気に入り、だということで。





三女は、
遊べる絵本を。

指人形絵本
「3びきのちびくま」

絵本から くまの指人形が出る
かわいいクリスマスの話。



そして
もう一冊は
自分が欲しかったから(笑)

「かみさまからの おくりもの」

赤ちゃんはみな
神様から おくりものをもらって
生まれてくる。


力持ち、だったり 優しい、だったり。


三女は何だろう。
自分たちは 何だろう。


誰にでも、持って生まれたものがある。
それは何だろう。

改めて
それぞれが考えてみるのも
いいかなと思いました。




ちなみに。

クリスマスの朝、
長女は 朝4時に目が覚めて
6時まで読んでいたらしいです(笑)。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真実@ナルト疾風伝

2009-12-26 13:41:58 | 感想★アート演劇 映画ドラマ アニメ等
アニメ ナルト疾風伝
「真実」


人に憎まれたまま死ぬなんて
できるだろうか。

たくさんの人から、
そして大切な者にも
憎まれたまま

一身に罪を背負い
消えていくことを願う。


そんなことが
できるのだろうか。


イタチ。
彼は そう望み、いってしまった。

それほどまでの強い思いは
どこから生まれたのだろうか。



ずいぶん前に
「ごんぎつね」を読んだ。

その中で、ごんは誤解を解きたいと思い

自分の死と引き換えではあるが
自分の思いが伝わったことを
嬉しく感じていたようだ。



しかし、イタチのように
死と引き換えにしてでも
知られずにいたいとは

どういうことなのだろう
と思った。


………………

二重スパイ、一族の抹殺、
汚名をかぶっての抜け忍…

そんな中、弟を生かすために
うった手の数々。

確かに。
並の人間では できそうもないこと。

イタチだから
できたのかもしれない。


そして何より弟を
大切に思っていたからだと。


でも、
イタチはもういない。

本当にあれしかなかったのだろうか。
どうしても考えてしまう。



彼はサスケにすべてを隠し
サスケを守ったつもりかもしれないけど

結局は
マダラが喋ってしまったじゃないか。

完璧に思えても、そうじゃなかった。


その結果サスケは
消えない苦しみと
また新たな憎しみを
背負うことになった。


イタチを利用した里への憎しみ。

でも、復讐を果たしたとしても
憎しみは消えるのだろうか。



自分を思ってくれた兄を
自分が殺してしまったことで
何より自分自身を憎み続けるのでは。


そして、
憎しみを持ち続ける限り
またいつかサスケは
大事なものを失うような
気がしてならない。


それでもサスケは
憎しみを糧にすることでしか
生きられないような気もする。

強くなるために
ずっとそうしてきたから。



けれど
そういうふうに
仕向けたのは

イタチ…


彼じゃないのか?



そして
サスケ一人を残して逝った。


もうサスケはイタチに
バカヤローと言うこともできない。
どうしてと聞くこともできない。

何も分け合えない。
サスケ一人で持っていくしかない。


そういうことは
考えてみなかったのか?



それから イタチは
本当に、隠し通すつもりだったのか?


二人の戦いの末、
イタチが倒れる間際、
サスケにかけた最後の言葉。
画面では聞こえなかったその言葉。

それが今回 明かされた。


回想シーンの中、
優しかった兄イタチ。

サスケの額を指先で つっと押しながら
「許せサスケ、また今度だ」と微笑む。
幾度となくかけられた言葉、
また今度…


でも、最後の瞬間
イタチが言ったのは

「許せサスケ、これで最後だ」

イタチの顔には
優しかった昔のような微笑みが…


やっぱり わかって欲しかったのだろうか。
サスケへの思いを。

ずっと己の信念のもと
非情に徹していた彼でも

最後の瞬間
それが揺らいだと
いうことなのだろうか。


あれがなければ
サスケはマダラの話を
信じなかったかもしれないのに。

嘘だ!と
サスケは否定し続けていたけれど

あのひとこと あの瞬間が

すべてのつじつまを
合わせることになったのでは。

残酷な真実となって
サスケの胸を突き刺したのでは。




たぶん 完璧なんてものはない。

だいたい
一人でできることなんて しれている。

彼ほどの人であっても。



だから あえて言いたい。

イタチ、あなたのやり方は
完璧じゃなかった。
正しかったとはいえない。
バカヤロー。

でも、それが人間だと思うし
最後に そんな人間らしいところを
感じられて良かった。

サスケには辛くても、
伝わって良かった。




そして、安心しろ。
サスケはきっと一人じゃない。

サスケを支える者がいる。

その人間は、
あなたができなかったことを
あなたが思いもしなかったやり方で

ぶつかっていくと思う。



だから
次の世での兄弟の再会は
たぶんまだ遠い先のこと。


それまで遠くから
見ていて欲しい。


そしていつかは
あなたの口から
ちゃんとサスケに話して欲しい。

サスケがあなたに
言えないままになっただろう言葉も、
いつかちゃんと
聞いて欲しい。



……………………


子どもたちと、

クリスマスの晩に
見るような話じゃない
けどね~

話していたけど、


最後
サスケの涙もあり…

ある意味
心を動かす話だった。



しかし
里を潰すと、
新たな憎しみに立ち上がるサスケに

更なる波乱だね~~と。



旦那は、
何だか 難しい人間関係で
子どもにわかるのかなぁと
言っていたけど


見方によっては わかると思う。

人と人との関係の原点は
それこそ
幼稚園くらいからすでに
始まっているのだから。


簡単な話に置き換えてやれば
自分のこととして
考えることはできると思う。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Twitter