父が便せんに書いた“ももへ”の一言。書かれなかった思いが知りたくて、「ももへの手紙」の上映会観てきた。子ども三人連れて。
何より瀬戸内の島の風景が美しい。路地裏や古い家、その屋根裏の物置は、祖母の家を思い起こさせる。
奇妙な妖怪?三人組とのドタバタは子どもたちの笑いのツボ。島に馴染めない、父への後悔を抱えた ももの思いも しばし忘れて、一緒に異世界で転げ回る。
でも嵐の日、大変なことが。
そこで初めて母の思いも知る。悲しみは自分ひとりが抱えているのではないことも。内から外へと向けられる心。
妖怪たちが助けてくれた。三人組じゃどうしようもないことも、数えきれない仲間が集まれば、思いもよらない力になった。
そんな異世界を旅して、ももは変わった。ずっと気がかりだったことも…。あの世の人の存在を感じ、思いを通じ合わせることは、島の祭りにの中にも生きていると思った。
だから、ひとりじゃないんだと、思えるのかもしれない。そうして ももは、現実の世界でも つながりを見つけられた。
夏の海が眩しかった。高台から見えた 島々、ずらっと橋でつながっている様が、手をつないでいるように見えた。
二時間、ちょっと親子で旅をしてきた。心の中は そんなに大きく変わらないけど、ほんのり何か 消えずに残っていくといいな。
何より瀬戸内の島の風景が美しい。路地裏や古い家、その屋根裏の物置は、祖母の家を思い起こさせる。
奇妙な妖怪?三人組とのドタバタは子どもたちの笑いのツボ。島に馴染めない、父への後悔を抱えた ももの思いも しばし忘れて、一緒に異世界で転げ回る。
でも嵐の日、大変なことが。
そこで初めて母の思いも知る。悲しみは自分ひとりが抱えているのではないことも。内から外へと向けられる心。
妖怪たちが助けてくれた。三人組じゃどうしようもないことも、数えきれない仲間が集まれば、思いもよらない力になった。
そんな異世界を旅して、ももは変わった。ずっと気がかりだったことも…。あの世の人の存在を感じ、思いを通じ合わせることは、島の祭りにの中にも生きていると思った。
だから、ひとりじゃないんだと、思えるのかもしれない。そうして ももは、現実の世界でも つながりを見つけられた。
夏の海が眩しかった。高台から見えた 島々、ずらっと橋でつながっている様が、手をつないでいるように見えた。
二時間、ちょっと親子で旅をしてきた。心の中は そんなに大きく変わらないけど、ほんのり何か 消えずに残っていくといいな。