
8/11 ノトスラボvol.12
『Chonpu- チョンプー』
香川公演 四国学院大学ノトススタジオ
三女と観劇。
ピアノ、バイオリンの生演奏。
ギターの弾き語りも。
5つの演目、ダブルキャスト。
笑ってちょっと驚いて
時々胸がずきんとして。
これは…違うキャストの
組み合わせでも見たかった~
……………………
最初は、入院中のおばーちゃんが
出てくるような静かな場面。
キャストは知ってる人…とはいえ
ナチュラルな、おばーちゃん。
特に、食事を拒むおばーちゃん
はじめ、誰か分からなかったくらい。
時間通り進めたい看護師さんのイライラ、
分かる気もする。
ぐずる子どもに手を焼く母親と
どこか似てる部分もある。でも、
やっぱり看護師さんの言動は、こわい。
おばーちゃんからすると、
意固地になる気持ちも分かる。
どちらも、少しずつ歩み寄れる何か、
あるといいな…何だろうな、と
ふと自分の日常を振り返る。
そこからは、ジェットコースター!
音楽と、ダンスと、その勢いに乗って
おばーちゃんがみるみる変身!!!
おぉ~~びっくり!!
ピアノ教室に通う、
ちょっととぼけた女の子と、
貧乏で通いたくても通えない女の子と、
二人の連弾。良かったな。
それぞれの性質や境遇から、
ともすればバラバラに、孤立してても
おかしくない。けれど
ピアノ、教室、優しい先生がいて、
それが二人とうまく繋がって、
素敵な旋律が生まれた。
“ みんなと同じように ” できなくても
違っていても、繋がれるものがある。
それがいいなと思った。
その後も、いくつかのお話。
感情がないの?と妻に言われてしまう夫や、
結婚40年の男性が語る奥さんの存在。
年の差婚に芽生える疑惑、からの葬式。
頭に現れる謎の角!
結婚10年「はい」しか言わない
ペルー人の夫が
妻の職場の若い女子と
普通の会話をしていたり。
笑いと怒濤の動きに引き寄せられて
終演。
最後の拍手の後、
舞台の奥の幕からひょっこり
別のおばーちゃんが現れた。
あ!ダブルキャストの小飯塚さん!
更に、おばーちゃんぽい。そして存在感。
別の回も観たかったなぁ。
こういう時、NSメンバーはお得なのだ。
何回見ても0円。
早く都合をつけておくべきだった~
………………
新潟公演は 8/30・31ですね。
頑張って下さい!!