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SARP vol.26『ポケットの中の月』
三女と観劇
マイムの手法を中心とした
身体表現の作品。
ほとんどセリフは無いけど
動きでわかる…だけじゃなく、
心躍るようなアトラクション感!
観ているだけで、
体がふわっと浮くような、
けん玉の玉がピタッとハマる時、
思わずうわぁーって
声が出ちゃうような感じだった。
……………
音楽に合わせての動きが
ダンスのようでもあり。
コンテンポラリーダンス
…ぽいけど、そこに
ストーリー性を感じたり。
日常の中にある
喜怒哀楽や
身近な感覚が
目の前で繰り広げられる楽しさ。
三女いわく
トムとジェリーみたい。
なるほど。
あれもセリフなしで
ドタンバタンやってる。
こうきたら…
次こうなるかも(ワクワク)
思わず期待したり、
予想外の展開に驚いたり。
そんな楽しさは似てるかも。
そう思うと…
私たちの日常は
言葉に頼っているけれど、
それ以外のものも
無意識に使っていそう。
目線や表情
間合いや距離感…
そういうもので
伝わるものも多い。
まわりのお客さんも
同じようなタイミングで
反応を感じるのも面白かった。
……………
あと、
全体がひとつの意思をもって
動いているのも面白かった。
いわゆる
振り付けとして
揃ってるというより、
何かが起きた時の反応や
そのタイミングが揃っている
ような…
動きは違っていても
一体となっている感じが
観ていて気持ち良かった。
そういうのは
一人だけ出来ても成立しない。
一人だけ出来てなくても成立しない。
難易度が高そう。
音に合わせた動きもあったけど、
分かりやすいきっかけが
ない場合もあって。
無音ダンス
みたいな凄さを思い出した。
皆がお互いの動きや気配を
察知して動いている。
三女もそんなことを感じたようだ。
◯◯の時のアレ、凄かった!!
うちらの上位互換や。
などなど。
彼女もワークショップなどで
息を合わせて動くことを
やったことがあるので、
その難しさも分かるのだろう。
たった数秒の動きでも
集中度合いが上がるもの。
それを上演中ほとんどでやって、
激しい動きもあるのだから、
大変だろうな〜ということだった。
確かに。
だからこそ
観た時の高揚感がハンパなかった。
三女との
観劇後の会話も大いに盛り上がった。
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