6月末に見たソテツの花が気になったので、見に行って来ました。
雄花は伸び、雌花は開いていたので、ご一緒にご覧下さい。
ソテツの雄花 長さは40㎝くらいです。もう鱗片が開いているので、花粉を出しているのかもしれません。
雌花は開いていました。受粉が終わると閉じるそうです。
偶然1m位の間隔で咲いているので、上手く受粉するでしょう。
この辺にはマンションの周囲などに蘇鉄が沢山植えられていて、観察出来るので面白いです。
以前雄花が咲き終えて、垂れ下がっているのを見たことがあります。→こちら
受粉すると赤い実が生ります。
ソテツのについて調べようとYahooを開けたら、なんと丁度「ソテツの花が咲きました」という記事が載っていて驚きました。私は数回見ているので、珍しいとは思わなかったのですが、「10年に一度くらい咲くが、栄養状態が良ければ毎年咲くこともある」のだそうです。
実
これは去年の5月に見たのですが、普通結実するのは10月頃です。
蘇鉄の花の仕組みは難しくて書くと長くなるので、興味のある方はこちらを読んでみて下さい。
ふー、ソテツについて調べていたら疲れました。💦
実の利用法などの説明は、前回6月25日に書いたので、省略します。
ゲットウ(ショウガ科 ハナミョウガ属) 東南アジア原産 沖縄に広く分布する
「5 - 6月に偽茎の先端から穂状花序を出す。花序はやや垂れ下がり、赤い縁取りの入った白い苞に包まれた蕾が並び、その先が開くとそこから突き出すように大きな白い花を咲かせる。花弁は厚みがあり、蝋細工のような手触り。唇弁は黄色で、中央に赤い縞模様がある。9月 - 10月に赤い実を結ぶ。」
大雨で傷んだのか、今年はあまり綺麗ではありませんでした。
葉 ショウガやミョウガに似ています。
「種・花・果実・葉・根茎が利用され、飲料用、食用、滋養保健、薬用に使われる。
葉から取った油は甘い香を放つので、アロマオイルや香料として使用されたり、虫よけの効果もある。種子は乾燥させ、主に健胃、整腸の効果を持つ薬として使用。または飲用される月桃茶には、ポリフェノールを多く含んでいる。」
沖縄ではこの葉で包んだ餅菓子、ムーチーが食べられるそうです。美味しそうですね。沖縄の植物がこの辺で育つのは、温暖化のせいでしょうか。
ブラックベリー(バラ科 キイチゴ属) 落葉半つる性
「開花期は5月下旬から6月で、 結実期は7月から8月上旬である。果実は生のまま食べることも出来るが、多少酸味があるためジャムにして食べることも多い。」
ゲットウのあるお宅のフェンスに絡んでいて、ゲットウの花が咲く頃色付いて美味しそうです。
アメリカデイゴ(マメ科 デイゴ属) ブラジル原産の落葉高木 アルゼンチンとウルグワイの国花
大好きな花です。近所のお宅の庭の奥の方にあるので、上手く撮れませんでした。そのお宅の表札は横文字で、外国人がお住まいのようです。ピンポーン!する勇気はありません。
沖縄のデイゴとは随分違いますね。
ソテツに時間がかかってしまいましたので、今回はこの辺で。ご訪問有難うございました。