さざんかのゆるゆる散歩

自宅の花、家の近くをゆるゆる歩いて見た花、植物園で見た花などを
載せて行きます。日常の出来事や思い出、経験なども。

近所の花 7月中旬②

2022-07-21 21:58:26 | 花のブログ

6月末に見たソテツの花が気になったので、見に行って来ました。

雄花は伸び、雌花は開いていたので、ご一緒にご覧下さい。

        

ソテツの雄花 長さは40㎝くらいです。もう鱗片が開いているので、花粉を出しているのかもしれません。

    

雌花は開いていました。受粉が終わると閉じるそうです。

偶然1m位の間隔で咲いているので、上手く受粉するでしょう。

この辺にはマンションの周囲などに蘇鉄が沢山植えられていて、観察出来るので面白いです。

以前雄花が咲き終えて、垂れ下がっているのを見たことがあります。→こちら

受粉すると赤い実が生ります。

ソテツのについて調べようとYahooを開けたら、なんと丁度「ソテツの花が咲きました」という記事が載っていて驚きました。私は数回見ているので、珍しいとは思わなかったのですが、「10年に一度くらい咲くが、栄養状態が良ければ毎年咲くこともある」のだそうです。

      実   

これは去年の5月に見たのですが、普通結実するのは10月頃です。

蘇鉄の花の仕組みは難しくて書くと長くなるので、興味のある方はこちらを読んでみて下さい。

ふー、ソテツについて調べていたら疲れました。💦

実の利用法などの説明は、前回6月25日に書いたので、省略します。

 

         

ゲットウ(ショウガ科 ハナミョウガ属) 東南アジア原産 沖縄に広く分布する       

「5 - 6月に偽茎の先端から花序を出す。花序はやや垂れ下がり、赤い縁取りの入った白いに包まれたが並び、その先が開くとそこから突き出すように大きな白い花を咲かせる。花弁は厚みがあり、蝋細工のような手触り。唇弁は黄色で、中央に赤い縞模様がある。9月 - 10月に赤いを結ぶ。」

大雨で傷んだのか、今年はあまり綺麗ではありませんでした。

     

       葉   ショウガやミョウガに似ています。

「種・花・果実・葉・根茎が利用され、飲料用、食用、滋養保健、薬用に使われる。

葉から取った油は甘い香を放つので、アロマオイル香料として使用されたり、虫よけの効果もある。種子は乾燥させ、主に健胃、整腸の効果を持つ薬として使用。または飲用される月桃には、ポリフェノールを多く含んでいる。」

沖縄ではこの葉で包んだ餅菓子、ムーチーが食べられるそうです。美味しそうですね。沖縄の植物がこの辺で育つのは、温暖化のせいでしょうか。

 

     

ブラックベリー(バラ科 キイチゴ属) 落葉半つる性

「開花期は5月下旬から6月で、 結実期は7月から8月上旬である。果実は生のまま食べることも出来るが、多少酸味があるためジャムにして食べることも多い。」

ゲットウのあるお宅のフェンスに絡んでいて、ゲットウの花が咲く頃色付いて美味しそうです。

         

 

     

アメリカデイゴ(マメ科 デイゴ属) ブラジル原産の落葉高木 アルゼンチンとウルグワイの国花

大好きな花です。近所のお宅の庭の奥の方にあるので、上手く撮れませんでした。そのお宅の表札は横文字で、外国人がお住まいのようです。ピンポーン!する勇気はありません。

沖縄のデイゴとは随分違いますね。

 

ソテツに時間がかかってしまいましたので、今回はこの辺で。ご訪問有難うございました。