2試合連続で後半アディショナルタイムの失点での敗戦から中2日、精神的にも連戦でのフィジカル的にもきつかったと思いますが、よく頑張ってアウェイで勝ち点3を獲得しました。
前半はセレッソの選手の立ち位置が良くなくて決定機がほぼなく、EL埼玉のペースだったと思います。
しかし、後半は選手の立ち位置が改善されて、斜めのパスをうまく使ってビルドアップできるようになったため、セレッソのペースになりました。さらに交代で入った北原選手と栗本選手がスピードとドリブルでセレッソへの流れを強くしてくれました。そのなかで75分に先制できたのは良かったです。ゴールを決めたのは2試合連続で悔しさを味わった小山選手です。サイドからカットインして利き足とは逆の右足でニアサイドをぶち抜いた見事なミドルシュートでした。素晴らしかったです。
先制後も決定機をいくつか作れたこともよかった点だと思います。
気になった点としては、CKがほとんど相手GKにキャッチされたこと、ラストプレーのCKをキープせずに普通に蹴ってカウンターを喰らったことでしょうか。
また後半は、斜めのパスを次々に差し込んでうまくビルドアップできて、相手のプレスをうまく交わしていました。ただし、ゴール前のラストパスで横パス(クロスも含めて)を選択するシーンが多かったので、ラストパスも斜めのパスが出せればもっと良くなると思います。
前回に続いて選手の立ち位置について書きましたが、これは自分が参加している草サッカーにおける自分の悪かったプレーの反省点でもあります。疲れてきたり、ボールが行ったり来たりする展開では忘れてしまうこともあるかと思います。セレッソの後半のプレーを見れば今後は改善されていくと思います。
最後に、DAZANで解説していた辛島さんは女子サッカーの指導経験があり、女子サッカーの事情をを踏まえた解説でわかりやすかったです。今後観戦するうえでも勉強になりました。