VIVA セレッソ大阪

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WEリーグ公式戦での最多入場者数記録を更新!

2024-12-30 20:54:32 | WEリーグ

12月29日(日)開催の 2024-25 WEリーグ クラシエカップ決勝の広島対INAC神戸@国立競技場において、WEリーグ公式戦での最多入場者数記録を更新しました。

WEリーグ公式戦での最多入場者数記録を更新! | WEリーグ | Women Empowerment League

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WEリーグ | Women Empowerment League

 

これまでの観客数ベスト5は、WEリーグ公式サイトに掲載されています。このうち3位と4位の試合はセレッソ大阪ヤンマーレディースの試合で現地観戦しました。いずれもキャン客数は6千人台なので2万人を超えると全然違うのでしょうね。WEリーグは認知度が低いので、まずは多くの人に認識してもらって、スタジアムに来てもらうことから始めないといけない、ということで1万人招待企画をしていたかと思います。

今後、観客動員に苦しんでいるWEリーグのクラブが招待企画(いわゆるタダ券を配布)をすることで、観客動員の継続的な増加につながるかどうかは不透明だと思います。招待券をきっかけに一定数の割合でスタジアムに通うコアサポになることもあります。しかし、定期的に撒くやり方だと、WEリーグ観戦は招待デーの時に行けば良いとなってしまいますので難しいですね。

他のクラブでも観客数動員のために試行錯誤しています(NHKの記事を参照ください)。

崖っぷちの女子プロサッカーWEリーグ 集客アップへの新戦略 | NHK | WEB特集

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【NHK】初メイク・初ロン毛カツラ姿を披露したり。大好きなカレー屋さんのベストイレブンを紹介したり。チームメートとのオフショットを…

NHKニュース

 

「WEリーグの会場に行くと、観客をあたたかく迎え入れてくれるアットホームな雰囲気が流れていて、楽しみながらプレーする選手達のチームワークや仲の良さも身近に感じられます。」と記事に掲載されているように、スタジアムに来た人がサッカー以外も楽しめるようにすることも大切かもしれませんね。


【ガールズU-15】「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」優勝

2024-12-28 20:55:00 | セレッソ大阪

12月27日(金)味の素フィールド西が丘で「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」の決勝が行われました。セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15は三菱重工浦和レッズレディースジュニアユースに延長戦の末、3対2で勝利し、9大会ぶり2度目の優勝を飾りました!!👏

 

C大阪が浦和Lに逆転勝利で9大会ぶり2度目の優勝! 高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会 決勝

C大阪が浦和Lに逆転勝利で9大会ぶり2度目の優勝! 高円宮妃杯 JFA 第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会 決勝

https://www.jfa.jp/news/00034671/

 

 

【ガールズU-15】「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」決勝後コメント

【ガールズU-15】「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」決勝後コメント

本日、12月27日(金)味の素フィールド西が丘にて「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」の決勝(三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース)が行わ...

セレッソ大阪スポーツクラブ|CEREZO OSAKA SPORTS CLUB OFFICIAL WEBSITE

 

セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15の選手、スタッフ、関係者の皆様、本当におめでとうございます!

試合はハイライト動画でしか見ていませんが、セレッソの優勝のシーンを見るのはうれしいですね。簡単ではありますがハイライトで見た試合の感想を書きます。

最近スポーツライターの木崎伸也さんが、リバプールのスロット監督の戦術についてお話しされています(オランダの指導者雑誌に掲載されたスロット監督の戦術

 

この他にも4つの得点方法として、1)裏抜け、2)マイナスに折り返すクロス、3)セットプレー、4)カウンター、を紹介されておられます。

「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」の決勝戦のゴールシーンは、4つの得点方法に当てはまるゴールが多かったので、スロット監督はさすがだなと思いました。

浦和の2点目はセレッソのDFのボールを奪ったショートカウンターとマイナスに折り返したクロスによるものでしたので、2)と4)に当てはまります。

セレッソの3得点はいずれも、1)の裏抜けです。1点目は相手のゴールキックを拾った西村選手が玉村選手につないで裏抜けのパス、2点目と3点目は中盤で浦和のボールを奪い、15番の西村選手がすぐに裏にボールを出して、FWの田村選手が裏抜けしてGKとの1対1を作り出して、決めたゴールでした。いずれも1)と4)に当てはまります。いずれもボールを持ったら裏に絶妙のボールを出す、FWの選手はセレッソの選手がボールを奪った瞬間に助走をつけて走り出していましたので、チームとして練習していないとできないプレーでしたし、見事でした。(レビューを見ていると、相手の背後を狙って攻撃を続けることを再確認した、と書いてありました。

高円宮妃杯U-15 女子サッカー選手権 決勝 三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース戦|レビュー:

高円宮妃杯U-15 女子サッカー選手権 決勝 三菱重工浦和レッズレディースジュニアユース戦|レビュー:

本日、高円宮妃杯JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会決勝として、三菱重工浦和レッズレディースジュニアユースと対戦しました。今シーズン、スタートしてからずっと...

セレッソ大阪スポーツクラブ|CEREZO OSAKA SPORTS CLUB OFFICIAL WEBSITE

 

セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15がスロット監督の戦術を研究していたのかどうかは不明ですが、4つの得点方法のいずれかに当てはまっていて興味深い得点シーンでした。

年明けにはU-18の全国大会がありますので、どのような戦術で臨むのか楽しみです。


【WEリーグ第11節】セレッソ大阪ヤンマーレディース2-1INAC神戸@ヨドコウ桜スタジアム

2024-12-01 21:08:00 | セレッソ大阪堺レディース

今シーズンリーグ戦で無敗で首位の神戸に2-1と逆転勝利。年内のホームラストゲームと次節の浦和戦をもって現役を引退する善積わらい選手のホームラストゲームを勝利で飾りました。

12/1 I神戸戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

12/1 I神戸戦 | 試合結果 | セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

セレッソ大阪ヤンマーレディース | Cerezo Osaka YANMAR Ladies

 

この試合はゴール裏が開放されたり、様々なイベントが企画されたこともあり、来場者数は4,754人でした。前のホームゲーム長野戦は1,663人でしたので約3倍です。ゴール裏にサポーターが入ると選手を後押ししてくれますし、ゴールした瞬間にサポーターが喜んでいる姿が映像に映るのでとてもよかったと思います。運営上の都合でゴール裏はサポーターを入れていなかったと思いますが、今後もサポーターを入れてほしいなと思いました。



本日の試合ですが、センターバックの筒井選手と白垣選手がおそらく怪我で離脱した影響で、FWの浅山選手を今シーズン初めてセンターバックで起用しました。その影響があり前半4分にディフェンスラインの連携ミスで空いたスペースを神戸にうまく使われて先制されました。あとで映像を見返すと、浅山選手と米田選手の両センターバックがバイタルエリアに釣りだされていました。
しかし、多くのサポーターに後押しを受けるホームのセレッソは、12分に中西選手からのパスを受けてポケットに侵入した高和選手がゴール前の百濃選手にマイナスのボールを折り返し、百濃選手がシュート。シュートが神戸の選手にディフレクトしてゴールに吸い込まれて1-1に追いつきまた。

16分にはデザインされたCKから脇阪選手が左サイドからあげたクロスを、ファーにいた矢形選手がヘッドであわせて逆転します。

前半のセレッソは前線からの守備では神戸の3バック(3-4-1-2)に2トップと高和選手を当てる守備と自陣でビルドアップを制限し、神戸にビルドアップされると4-4-2のブロックで守ったり、百濃選手がディフェンスラインに入る形の5バック気味で守るなど工夫して守備をしていました。前半終了間際までは攻守がうまく機能していたと思います。

後半、神戸は前線に高くて強い選手を3人並べて、3-4-3またはウイングバックが上がってに3-2-5気味の布陣でに変更しました。このためセレッソのサイドハーフがディフェンスラインにくぎ付けてとなり、ビルドアップがままならずカウンターのみの攻撃とならざるを得ませんでした。後半はほとんどの時間を神戸にハーフコートゲームをやられませしたが、神戸のシュートをセレッソの選手が体で止めたシーン、クロスバーが助けてくれたシーンなど、目に見えない力がセレッソのゴールを守ってくれたように思いました。



これまでは前半は互角以上に試合をしても後半に失点を重ねる試合が多かったのですが、今日の試合を通して、セレッソはまだまだ成長できるチームだと思うことができました。浦和戦と皇后杯をはさんで2025年の春からリーグ戦の後半戦が始まりますが、成長した姿を期待したいと思います。