本日の日刊スポーツに「長居の悲劇」から20年、今明かされる真実が掲載されています。
当時セレッソの監督だった副島博志さんのインタビュー記事です。
当時僕が疑問に思っていたこと、なぜ真中靖夫選手がベンチに入っていなかったのかについての記事でした。
当時ベンチに入れる選手は5人でしたので、今と同じ7人だったら真中靖夫選手がベンチに入っていたかも、真中靖夫選手が途中交代で出場してたらセレッソは勝っていたのではないか、とずっと思っていました。
きょうの記事を読んでこんな事情があったのかと納得しました。僕が当時の副島監督と同じ年齢だったら、真中靖夫選手をベンチ外にする決断をしたと思います。
その後、真中靖夫選手はセレッソの選手として活躍しましたし、副島さんもセレッソ育成に貢献してくれましたので、この記事を読んでも、誰が悪かったなどという感情は一切ありません。
当時の過熱する取材をコントロールできなかったセレッソ大阪にも原因があり、みんなが経験不足だったといえます。
池上彰さんが
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と本に書いておられます。
セレッソもその後、この教訓の歴史から学び、2017シーズンの二冠につながったと思います。