12月27日(金)味の素フィールド西が丘で「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」の決勝が行われました。セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15は三菱重工浦和レッズレディースジュニアユースに延長戦の末、3対2で勝利し、9大会ぶり2度目の優勝を飾りました!!👏
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15の選手、スタッフ、関係者の皆様、本当におめでとうございます!
試合はハイライト動画でしか見ていませんが、セレッソの優勝のシーンを見るのはうれしいですね。簡単ではありますがハイライトで見た試合の感想を書きます。
最近スポーツライターの木崎伸也さんが、リバプールのスロット監督の戦術についてお話しされています(オランダの指導者雑誌に掲載されたスロット監督の戦術
この他にも4つの得点方法として、1)裏抜け、2)マイナスに折り返すクロス、3)セットプレー、4)カウンター、を紹介されておられます。
「高円宮妃杯 JFA第29回全日本U-15女子サッカー選手権大会」の決勝戦のゴールシーンは、4つの得点方法に当てはまるゴールが多かったので、スロット監督はさすがだなと思いました。
浦和の2点目はセレッソのDFのボールを奪ったショートカウンターとマイナスに折り返したクロスによるものでしたので、2)と4)に当てはまります。
セレッソの3得点はいずれも、1)の裏抜けです。1点目は相手のゴールキックを拾った西村選手が玉村選手につないで裏抜けのパス、2点目と3点目は中盤で浦和のボールを奪い、15番の西村選手がすぐに裏にボールを出して、FWの田村選手が裏抜けしてGKとの1対1を作り出して、決めたゴールでした。いずれも1)と4)に当てはまります。いずれもボールを持ったら裏に絶妙のボールを出す、FWの選手はセレッソの選手がボールを奪った瞬間に助走をつけて走り出していましたので、チームとして練習していないとできないプレーでしたし、見事でした。(レビューを見ていると、相手の背後を狙って攻撃を続けることを再確認した、と書いてありました。
セレッソ大阪ヤンマーガールズU-15がスロット監督の戦術を研究していたのかどうかは不明ですが、4つの得点方法のいずれかに当てはまっていて興味深い得点シーンでした。
年明けにはU-18の全国大会がありますので、どのような戦術で臨むのか楽しみです。