キャベツが大きくなって喜んでいたのは「長男」だけではなかった。
葉と葉の隙間や、結球付近の狭い空間など、隠れ場が大幅に
増えた害虫たちも大喜びだ(?)。
ほぼ毎日、害虫を駆除しているとは言え、葉と葉の隙間などに
隠れている小さな緑色の幼虫を、一匹残らず見つけ出すのは
至難の技だ。
5株植えているキャベツの中でも一番害虫に食べられている
やつなどを見ていると、さすがの「長男」も先行きが不安になり
弱気になってしまう。
結球部分にまで遠慮会釈なく侵入してくるのだから、悲観的に
ならざるを得ないのだ。
日曜日の今日、少し時間をかけて念入りに害虫を駆除したが、
どの株からも大小5、6匹の幼虫が見つかった。
やはりキャベツは無理だったのか・・・。
(終わり)
野菜には水を ←ブログにはクリックを→
先週の金曜日、実家に寄った折、ついでに実家近くにある畑灌
(畑地灌漑)のポンプ施設を写真に収めてきた。
聞くと、2、3年前に新しく建て変わったのだそうだ。
昔の「ポンプ小屋」の面影は全くない。子どもや不審者が立ち
入らないよう鉄条網まで施してある。
せっかく新しくなった畑灌設備だが、現在、実家のある集落で
この設備を利用している専業農家は、若手(50代後半)の農家
1軒のみだと言う。
「長男」が子どもの頃は、実家のある小さな集落だけでも、実家を
含め5軒以上の農家が利用していたはずの設備だ。
設備は新しくなっても、それを活用する農家が激減している・・・。
何とも皮肉な話だ。
「長男」が子どもの頃、よくフナ釣りをして遊んでいた場所が、
ずいぶん小さくそして狭く見えた。
(終わり)
野菜には水を ←ブログにはクリックを→